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MotoGP レースレポート
2021年8月29日
MotoGP 第12戦 イギリスGP 決勝
場所:イギリス シルバーストーンサーキット

イギリスGP決勝でリンスが2位、今季初の表彰台を獲得
2年ぶりの開催となったイギリスGPは晴天に恵まれ、67,000人の観客を迎えたシルバーストーンサーキットは久しぶりにいつもの雰囲気を取り戻し、熱狂的MotoGPファン達に見守られる中、20周で行われる決勝が幕を開けた。

共に4列目グリッドからスタートしたジョアン・ミル、アレックス・リンスは揃って好スタートを決め、レース2周目にはそれぞれ7番手、8番手にポジションアップする。トップグループを捕えるべく序盤でペースアップを図るが、前を走る2台のドゥカティのオーバーテイクに苦戦。6周目、まずリンスがミルの前に出て、その後スズキペアが揃って7コーナーでフランチェスコ・バグナイア(ドゥカティ)をオーバーテイク。リンスはさらにペースを上げ、8周目には表彰台圏内の3番手までポジションを上げる。

リンスはその後もトップグループを執拗に追いかけるが、MotoGPマシンでのシルバーストーン初走行となるミルは思うようにペースを上げることができず、数周のあいだ単独で5番手を走行する。レース終盤にはフロントフィーリングに問題を抱え徐々にペースダウンし、最後まで粘りの走りを見せるも9位までポジションを落としてチェッカーを受けた。

一方のリンスは、レース12周目にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)をオーバーテイクして2番手に浮上。エスパルガロは最終ラップまでリンスのすぐ後ろについてプレッシャーを与え続けるが、リンスは冷静かつスムーズな走りで最後までポジションをキープし2位でゴールして今季初の表彰台を獲得した。

チャンピオンシップランキングではミルが2位、リンスが11位と共にポジションを上げた。


佐原伸一 プロジェクトリーダー&チームディレクター
「決勝のスターティンググリッドはジョアン、アレックスとも4列目でしたが、二人ともレースペースが良いことは判っていたので、スタートさえ決まれば順位を上げられると思っていました。そして二人とも想定通りにレース序盤に順位を上げ、アレックスは本来の強さを取り戻して今シーズン初の表彰台獲得となり我々関係者を喜ばせてくれました。しかしジョアンは中盤からマシンのフロントフィーリングに問題を感じペースを落とさざるを得ませんでした。彼自身のポテンシャルを発揮できず残念でしたが、最後まで走り切って少しでもポイントを稼ぐことが重要でした。次戦アラゴンは我々にとって相性の良いコースなので、課題である予選順位の改善にも引き続き取組んで、より有利にレースを進められるよう頑張ります。」

河内 健 テクニカルマネージャー
「まずは2位表彰台のアレックスにおめでとうと言いたいです。我々は長い間強いアレックスが帰ってくるのを待っていました。今日それが実現できたので非常に嬉しく思いますし、今後もこのような良いレースを続けてくれると思っています。一方のジョアンですが、パフォーマンス全体は悪くなかったのですが、少しの差であのような結果となってしまいました。しかしまだシーズンは終わったわけではないので、このまま努力を続け、この先何が起こるのかを見てみたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」

アレックス・リンス
「表彰台に戻るために諦めずに努力を続けてきたことがちゃんと結果になって、今日は本当に最高の気分だよ。この数戦、表彰台のチャンスがあったレースもあったのに転倒やトラブルでずっと結果に繋げることができず、精神的に追い込まれた時もあったから今日の表彰台は格別な思いさ。決勝での目標はトップ5に入ることだったけど、今日はマシンのフィーリングが良くて自分の走りで無理なく攻めることができ、無理なオーバーテイクはせず、リスクも極力避けて、とにかくひとつでも上位で完走することを目標に走ったよ。こうやってまた表彰台に戻ることができて、チームの皆と一緒に喜び合えることが何よりも嬉しいね。」

ジョアン・ミル
「MotoGPマシンでこのサーキットを走るのは初めてだったけど、マシンのフィーリングが本当に良かったし、ペースも安定していて思い通りの走りができたと思う。レース中は自信を持って攻めることができたし、上位を目指せる確信もあったけど、10周目くらいから急にフロントフィーリングに問題が出て、終盤にタイムが落ちてポジションを下げる結果となってしまった。調子が良かっただけに残念な気持ちでいっぱいだけど、気持ちを切り替えてまた次戦に挑むよ。」

MotoGP 第12戦 イギリスGP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
120F・クアルタラロMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA40'20.579
242アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+2.663
341A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+4.105
443J・ミラーDucati Lenovo TeamDUCATI+4.254
544P・エスパルガロRepsol Honda TeamHONDA+8.462
633B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM+12.189
727I・レクオナTech 3 KTM Factory RacingKTM+13.560
873A・マルケスLCR Honda CASTROLHONDA+14.044
936ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+16.226
109D・ペトルッチTech 3 KTM Factory RacingKTM+16.287
115J・ザルコPramac RacingDUCATI+16.339
1223E・バスティアニーニAvintia EsponsoramaDUCATI+17.696
1330中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA+18.285
1463F・バグナイアDucati Lenovo TeamDUCATI+20.913
1510L・マリーニSKY VR46 AvintiaDUCATI+21.018
1688M・オリベイラRed Bull KTM Factory RacingKTM+22.022
1735C・クラッチローMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+23.232
1846V・ロッシPetronas Yamaha SRTYAMAHA+29.758
1996J・ディクソンPetronas Yamaha SRTYAMAHA+50.845
DNF89J・マルティンPramac RacingDUCATI+19 Laps
DNF93M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA0 Lap
MotoGP ライダーチャンピオンシップランキング(第12戦 イギリスGP 終了時)
順位ゼッケンライダーマシンポイント
120F・クアルタラロYAMAHA206
236ジョアン・ミルSUZUKI141
35J・ザルコDUCATI137
463F・バグナイアDUCATI136
543J・ミラーDUCATI118
633B・ビンダーKTM108
712M・ビニャーレスYAMAHA95
888M・オリベイラKTM85
941A・エスパルガロAPRILIA83
1035J・マルティンDUCATI64
1142アレックス・リンスSUZUKI64
1293M・マルケスHONDA59
1330中上 貴晶HONDA58
1444P・エスパルガロHONDA52
1573A・マルケスHONDA49
1621F・モルビデリYAMAHA40
179D・ペトルッチDUCATI36
1823E・バスティアニーニDUCATI35
1927I・レクオナKTM33
2010L・マリーニDUCATI28
2146V・ロッシYAMAHA28
226S・ブラドルHONDA11
2326D・ペドロサKTM6
2432L・サバドーリAPRILIA4
2551M・ピロDUCATI3
2653T・ラバットDUCATI1
2735C・クラッチローYAMAHA 
2831G・ガーロフYAMAHA 
2996J・ディクソンYAMAHA 
MotoGP コンストラクターチャンピオンシップランキング(第12戦 イギリスGP 終了時)
順位コンストラクターポイント
1YAMAHA234
2DUCATI225
3KTM162
4SUZUKI158
5HONDA115
6APRILIA84
MotoGP チームチャンピオンシップランキング(第12戦 イギリスGP 終了時)
順位チームポイント
1Monster Energy Yamaha MotoGP301
2Ducati Lenovo Team254
3Pramac Racing205
4Team SUZUKI ECSTAR205
5Red Bull KTM Factory Racing193
6Repsol Honda Team118
7LCR Honda107
8Aprilia Racing Team Gresini87
9Tech 3 KTM Factory Racing69
10Petronas Yamaha SRT68
11Esponsorama Racing63