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MotoGP
2020年10月25日
MotoGP 第12戦 テルエルGP 決勝
場所:スペイン モーターランド・アラゴン

テルエルGP決勝でリンス、ミルがアラゴンGPに続くダブル表彰台を獲得
前週に続きモーターランド・アラゴンにて開催されたテルエルGP決勝。チームスズキエクスターライダーはアレックス・リンスが3番手グリッド、ジョアン・ミルが12番手グリッドからそれぞれ23周のレースに挑んだ。

フロントロースタートのリンスは1コーナーを2番手で飛び込むがコーナリング中にオーバーテイクされ3番手に。しかしすぐに攻撃体制に入りオープニングラップを2番手で通過、3周目にはファステストラップを記録する。フロント、リア共ソフトタイヤを選択したリンスは好調なペースでトップを走行するフランコ・モルビデリ(ヤマハ)を淡々と追い続け、オーバーテイクのタイミングを狙う。しかし18周目に入ってからタイヤの摩耗によりグリップが低下しわずかにペースダウン。リンスはタイヤのリスクを回避し、トップへの攻撃を諦め2位表彰台に留まることを選択。前週の優勝に続き2戦連続で表彰台獲得となり、チャンピオンシップランキングでもトップから32ポイント差となった。

12番手グリッドからスタートしたミルは1周目に一気に6番手までポジションを上げ、その後素早く5番手に浮上。ミルは着々とペースを上げながら前を走るライダーに迫り、6周目の12コーナーで果敢にオーバーテイク。さらに11周目には3番手までポジションを上げて表彰台圏内となり、その後は後続グループを引き離しながら単独でトップグループをひたすら追いかける展開に。しかしトップグループとの差は最後まで縮まることなく前後のギャップを保ったまま3位でレースを終え、チームメイト同様2戦連続の表彰台を獲得。ミルはこの表彰台により、直近8レース中6レースで表彰台獲得となり、チャンピオンシップランキングでもトップを保持して、2位とのギャップは14ポイントに開いた。

リンスとミルの2週連続ダブル表彰台獲得により、チームスズキエクスターはチームチャンピオンシップランキングでもトップのまま、2週間後に次戦ヨーロッパGPを迎える。


河内 健 テクニカルマネージャー
「前戦に続いて再びふたりのライダーが表彰台を獲得することができて非常によかったと思っています。正直アレックスには優勝を期待していた部分もあったので少し残念ではありますが、2位という結果には十分満足していますし、とても嬉しい気持ちです。ジョアンに関しては12番手グリッドから表彰台という素晴らしいリカバリーを見せてくれ、チャンピオンシップでもさらにギャップを広げることができました。このアラゴンでの2連戦はスズキにとって非常に良い結果で終わることができて安心しています。次のバレンシアでも引き続き好結果を残せるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「今日もまた我々にとって素晴らしい日になりました。アレックス、ジョアンの頑張りとその成果を改めて祝福したいと思います。そしてまた今日はモルビデリ選手の活躍にも祝福の言葉を贈りたいです。今日の彼は本当に強く、素晴らしい走りでした。アレックスはスタート直後からずっとモルビデリ選手のそばにいながら彼に仕掛けることができず2位でレースを終えることとなりましたが、チャンピオンシップを考えればアレックスのこの選択は正しかったと思っていますし、実際にランキングの上位とのギャップも詰めることができました。ジョアンに関しては12番手グリッドからのスタートにも関わらず、表彰台獲得を目標に確実に順位を上げ、しっかりと目標を達成する強さを見せてくれました。今週も再びふたりのライダーが揃って表彰台に立てたことは本当に素晴らしいことですし、この先もこの状態を維持できるよう最善を尽くしていきたいと思っています。スズキ社員、スタッフ、在宅勤務のメンバー、現場で頑張ってくれているチームクルー全てに改めてお礼の気持ちを伝えたいです。この素晴らしい結果は関わってくださっている全ての方々のものです。」

アレックス・リンス
「正直今回も優勝を狙っていたからちょっと悔しいけど、前戦に続いて連続で表彰台を獲得できたことが嬉しいよ。今日はフランコがスタートも良かったしペースも良くてかなり強かったから実際彼と勝負するのは厳しかったね。タイヤ選択は間違っていなかったと思うけど、レース中にグリップが少しずつ落ちていったことは否めない。後ろのジョアンとは十分なギャップがあることがわかっていたから、タイヤのことを考えて無理せず2位でゴールすることを選択したんだ。ジョアンが3位に入り、今週末も先週に続いて連戦でダブル表彰台を獲得できたことはスズキにとって素晴らしい結果だと思うよ。ジョアンはこのところずっと安定したパフォーマンスをしているし、自分自身もレース毎に調子が上がってきているから、この先のレースが楽しみだね。とにかく祖父母の故郷で2週連続で表彰台に立つことができて最高の気分だよ。」

ジョアン・ミル
「フィーリング自体は良かったし、アレックスとフランコと同じようなタイムで走れていたんだけど、いつものように終盤で踏ん張ることができなくて、前のふたりとのギャップを詰めることができなかった。残念だけど、今日は予選グリッドが後方だったせいで前をオーバーテイクするのにちょっと時間が掛かってしまったから仕方ないね。チャンピオンシップで優位に立つためには絶対に表彰台に立ちたかったし、大事なポイントも獲得できたから満足しているよ。残り3戦もとにかく全力で勝負するのみさ。」

MotoGP 第12戦 テルエルGP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
121F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA41'47.652
242アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+2.205
336ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+5.376
444P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM+10.299
55J・ザルコEsponsorama RacingDUCATI+12.915
688M・オリベイラRed Bull KTM Tech 3KTM+12.953
712M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+14.262
820F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA+14.720
927I・レクオナRed Bull KTM Tech 3KTM+17.177
109D・ペトルッチDucati TeamDUCATI+19.519
1135C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA+19.708
126S・ブラドルRepsol Honda TeamHONDA+20.591
134A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI+22.222
1453T・ラバットEsponsorama RacingDUCATI+26.496
1538B・スミスAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+31.816
DNF41A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA3 Laps
DNF73A・マルケスRepsol Honda TeamHONDA10 Laps
DNF63F・バグナイアPramac RacingDUCATI18 Laps
DNF30中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA0 Lap
DNF43J・ミラーPramac RacingDUCATI0 Lap
DNF33B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM0 Lap
MotoGP ライダーチャンピオンシップランキング(第12戦 テルエルGP終了時)
順位ゼッケンライダーマシンポイント
136ジョアン・ミルSUZUKI137
220F・クアルタラロYAMAHA123
312M・ビニャーレスYAMAHA118
421F・モルビデリYAMAHA112
54A・ドビツィオーゾDUCATI109
642アレックス・リンスSUZUKI105
730中上 貴晶HONDA92
844P・エスパルガロKTM90
943J・ミラーDUCATI82
1088M・オリベイラKTM79
119D・ペトルッチDUCATI71
1233B・ビンダーKTM67
1373A・マルケスHONDA67
145J・ザルコDUCATI64
1546V・ロッシYAMAHA58
1663F・バグナイアDUCATI42
1727I・レクオナKTM27
1841A・エスパルガロAPRILIA27
1935C・クラッチローHONDA26
206S・ブラドルHONDA12
2138B・スミスAPRILIA12
2253T・ラバットDUCATI10
2351M・ピロDUCATI4
2493M・マルケスHONDA 
MotoGP コンストラクターチャンピオンシップランキング(第12戦 テルエルGP終了時)
順位コンストラクターポイント
1YAMAHA208
2DUCATI171
3SUZUKI163
4KTM143
5HONDA117
6APRILIA36
MotoGP チームチャンピオンシップランキング(第12戦 テルエルGP終了時)
順位チームポイント
1Team SUZUKI ECSTAR242
2Petronas Yamaha SRT235
3Ducati Team180
4Monster Energy Yamaha MotoGP176
5Red Bull KTM Factory Racing157
6Pramac Racing128
7LCR Honda118
8Red Bull KTM Tech 3106
9Repsol Honda Team79
10Esponsorama Racing74
11Aprilia Racing Team Gresini39