スズキレーシングレポート
トップ ロードレース世界選手権 全日本ロードレース選手権 全日本モトクロス選手権
2020 MotoGP
ROUND01 03.08 カタールGP [中止]
鈴鹿8時間耐久ロードレース
MotoGP 日本グランプリ
TEAM.SUZUKI
SUZUKI MotoGP Youtube
スズキ株式会社 国内二輪 Twitter公式アカウント
MotoGP
2020年11月22日
MotoGP 第15戦 ポルトガルGP 決勝
場所:ポルトガル アルガルヴェ・インターナショナル・サーキット

チームスズキエクスター、2020年シーズンをランキング1位と3位で締めくくる
2020年のMotoGP最終戦は、美しく晴れた青空の下、MotoGP初開催となったポルトガル アルガルヴェ・インターナショナル・サーキットで幕を閉じた。

アレックス・リンス、ジョアン・ミルはそれぞれ10番手、20番手グリッドから巻き返しを図るべく25周の決勝をスタートした。共に好スタートを決め、オープニングラップではリンスが7番手、ミル15番手と順位を上げ、トップグループを逃すまいとすぐさま追撃態勢に入る。しかしミルは序盤の激しいバトルの中、他車と接触し20番手まで順位を下げ、リンスも8番手に後退する。

ふたりのライダーはポジション回復を目指して快走を続けるが、ミルは追い上げの最中にマシンの電気系にトラブルが起こり、16周目にピットインして、そのままリタイヤとなる。一方のリンスは、一度は4位争いのグループに近付くものの、レース終盤にタイヤのグリップが激しく低下。そこからペースを上げることができず徐々にポジションを落とし、今年最後のレースを15位でフィニッシュした。

最終戦ポルトガルGPは失望の結果で終わるも、チームスズキエクスターはスズキ創立100周年、レース活動60周年という節目の年となった2020年シーズンにジョアン・ミルがシーズンチャンピオン獲得、アレックス・リンスがランキング3位、そしてチームタイトル獲得という輝かしい結果を達成。スズキはさらに世界耐久選手権でもSuzuki Endurance Racing Team(SERT)が世界チャンピオンの座を獲得し、ふたつの世界選手権で王者となった。

チームスズキエクスター一同より、スズキ株式会社の皆様、ライダーのジョアン・ミル、アレックス・リンス、そしてこの素晴らしい結果を達成するためにご尽力、ご協力いただいた全てのパートナー、関係者の皆様に深く感謝すると共に、シーズンを通して常に暖かいサポートを続けて下さった全てのスズキファンの皆様に感謝の意を表します。


佐原伸一 プロジェクトリーダー
「2020年は我々スズキにとって非常に素晴らしい年になりました。ライダータイトルとチームタイトルを獲得できたことは、まさにスズキ創立100周年を記念するのに非常に重要なものだったと思います。さらに今週末はさらにその上を目指し、コンストラクターズタイトルとライダーチャンピオンシップ1-2を狙っていたのですが、残念ながらそれは来年の宿題となりました。しかしジョアン・ミルとアレックス・リンスというふたりの力強いライダーと共に来年さらなる高みを目指して頑張る課題が明確になりましたので、来シーズンはさらに強くなって戻ってきたいと思います。この場をお借りして改めてスズキのMotoGP活動に関係している全ての方々と、全てのスズキファンの皆様に感謝の言葉を述べたいと思います。1年間ありがとうございました。」

河内 健 テクニカルマネージャー
「今年は1年を通して非常に良いシーズンを送れたと思っていますが、最後のレースがこのような結果となり非常に残念です。アレックスとジョアンに十分戦えるだけのマシンを用意できなくて申し訳なく思っています。ただこれを来年への糧にして、チャンピオンに甘んじることなく来年に向けて準備を開始し、また良いシーズンを送れるよう努力していきたいと思います。応援してくださった皆さん、今年1年ありがとうございました。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「とても残念なシーズンの終わり方となってしまいました。ジョアンは他車との接触後に電気系にトラブルが起きたようでレースを完走できず、トラブルの内容を確認しているところです。アレックスはとても良いスタートを切ったのですが、タイヤのグリップに苦しみ、レース終盤にペースを落としてポジションを下げる結果となってしまいました。シーズンの終わりとしては残念でした。ライダーふたりがそれぞれ違う問題により今日は良い結果を残すことができませんでしたが、いずれにしても今シーズンを彼らがランキング1位と3位で終えることができたことを心から誇りに思いますし、スズキ創立100周年という節目の年にチャンピオンを獲得できたことはこの先も忘れられないものとなるでしょう。常に全てを出し切って挑んでくれた二人のライダー達、そして同じく常に全力で共に仕事をしてきた全てのチームスタッフ、そしてこのプロジェクトに関わった全ての人々に心より感謝します。」

アレックス・リンス
「今日はタイヤの選択を間違えてしまって、思いかげない厳しいレースになってしまった。リヤにハードタイヤを選択したんだけど、スタートを決めた甲斐もなく序盤から苦戦して思うように攻められず、さらに周回を重ねる毎にグリップがどんどん低下していってどうすることもできなかったんだ。今日のレースは残念な結果で終わってしまったけど、今シーズンのライダーランキングを3位で終えることができたことは嬉しい。今年はシーズン序盤に負った怪我がなかなか完治しなくて肉体的にも精神的にも追い詰められた時期があったから、無事にシーズンを終えることができて本当にほっとしているんだ。モチベーションはさらに上がっているし、来シーズンが今から楽しみで仕方ないよ。」

ジョアン・ミル
「今日はレースを完走できず、あまり周回できなかったけど、リタイヤする前まではレースを楽しむことができたよ。フランチェスコ(ドゥカティ)との接触は最悪な形になってしまって、彼には本当に申し訳ないことをしてしまったと思っている。あの接触後にマシンの電気系にトラブルが起こったみたいで、レースを続けることができなくなってしまったんだ。今後に向けてトラブルの原因をしっかり解析してもらわなくちゃね。最終戦を良い結果で終えることができなかったのは残念だけど、今年はタイトルを獲得することができて自分にとっては本当に素晴らしい年になった。チームタイトルも獲得できたし、今晩はアレックスとチームの皆でお祝いすることになっているんだ。」

MotoGP 第15戦 ポルトガルGP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
188M・オリベイラRed Bull KTM Tech 3KTM41'48.163
243J・ミラーPramac RacingDUCATI+3.193
321F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA+3.298
444P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM+12.626
530中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA+13.318
64A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI+15.578
76S・ブラドルRepsol Honda TeamHONDA+15.738
841A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+16.034
973A・マルケスRepsol Honda TeamHONDA+18.325
105J・ザルコEsponsorama RacingDUCATI+18.596
1112M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+18.685
1246V・ロッシMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+18.946
1335C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA+19.159
1420F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA+24.376
1542アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+27.776
169D・ペトルッチDucati TeamDUCATI+34.266
1782M・カリオRed Bull KTM Tech 3KTM+48.410
1853T・ラバットEsponsorama RacingDUCATI+48.411
DNF32L・サバドーリAprilia Racing Team GresiniAPRILIA3 Laps
DNF36ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI10 Laps
DNF33B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM23 Laps
DNF63F・バグナイアPramac RacingDUCATI0 Lap
MotoGP ライダーチャンピオンシップランキング(最終戦終了時)
順位ゼッケンライダーマシンポイント
136ジョアン・ミルSUZUKI171
221F・モルビデリYAMAHA158
342アレックス・リンスSUZUKI139
44A・ドビツィオーゾDUCATI135
544P・エスパルガロKTM135
612M・ビニャーレスYAMAHA132
743J・ミラーDUCATI132
820F・クアルタラロYAMAHA127
988M・オリベイラKTM125
1030中上 貴晶HONDA116
1133B・ビンダーKTM87
129D・ペトルッチDUCATI78
135J・ザルコDUCATI77
1473A・マルケスHONDA74
1546V・ロッシYAMAHA66
1663F・バグナイアDUCATI47
1741A・エスパルガロAPRILIA42
1835C・クラッチローHONDA32
196S・ブラドルHONDA27
2027I・レクオナKTM27
2138B・スミスAPRILIA12
2253T・ラバットDUCATI10
2351M・ピロDUCATI4
2482M・カリオKTM 
2532L・サバドーリAPRILIA 
MotoGP コンストラクターチャンピオンシップランキング(最終戦終了時)
順位コンストラクターポイント
1DUCATI221
2YAMAHA204
3SUZUKI202
4KTM200
5HONDA144
6APRILIA51
MotoGP チームチャンピオンシップランキング(最終戦終了時)
順位チームポイント
1Team SUZUKI ECSTAR310
2Petronas Yamaha SRT248
3Red Bull KTM Factory Racing222
4Ducati Team213
5Pramac Racing183
6Monster Energy Yamaha MotoGP178
7Red Bull KTM Tech 3152
8LCR Honda148
9Repsol Honda Team101
10Esponsorama Racing87
11Aprilia Racing Team Gresini54