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MotoGP
2020年9月27日
MotoGP 第9戦 カタルニアGP 決勝
場所:スペイン バルセロナ・カタルニアサーキット

チームスズキエクスターがカタルニアGPでダブル表彰台を獲得
チームスズキエクスターライダーにとってのホームレースでもある、バルセロナ・カタルニアサーキットで開催されたMotoGP第9戦カタルニアGP決勝で、ジョアン・ミル、アレックス・リンスがそれぞれ2位、3位となりダブル表彰台を獲得。スズキとしては2007年ミサノでのクリス・バーミューレン、ジョン・ホプキンスのダブル表彰台以来13年ぶりの偉業となった。

予選では苦戦を強いられたものの、レースペースに自信を持つミルとリンスは決勝でのトップグループ争いを狙ってレース序盤から猛追撃の体制で挑む。オープニングラップを5番手、6番手で通過したふたりは、どちらも冷静かつ安定したペースで徐々にトップグループに忍び寄る。

ミルはこの数戦の展開と同様、レース終盤にタイヤが消耗してからもペースを落とすことなく安定したラップタイムでじわじわとトップとの差を詰め表彰台圏内にポジションを上げる。その後もミルのペースは落ちることなく、残り2ラップではトップを走るファビオ・クラルタラロ(ヤマハ)との距離を一気に縮めるもオーバーテイクは叶わず、2位でチェッカーを受け、サンマリノGPから3戦連続表彰台を獲得。スズキにとって3戦連続表彰台獲得は2000年以来20年ぶりの記録となる。

13番手5列目からスタートしたリンスも、好スタートを決めてレース序盤一気にポジションアップ。その後徐々にペースを上げて前のグループにじわじわと差を詰める。レース中盤からはさらに猛チャージをかけてチームメイトに迫り、終盤にフランコ・モルビデリ(ヤマハ)をオーバーテイクして3位フィニッシュで今季初の表彰台を獲得した。ミルとリンスの表彰台獲得により、スズキは2007年以来13年ぶりのダブル表彰台獲得となり、ミルはチャンピオンシップランキングでトップから8ポイント差の2位に浮上し、リンスも8位にランキングを上げた。


河内 健 テクニカルマネージャー
「今日はスズキにとって完璧なレースでした。まずジョアンですが、今日の2位で3戦連続の表彰台となりました。彼とチームの努力に本当に感謝しています。アレックスに関しては、昨日まで苦戦気味だったのですが、ライダーもチームも諦めずに最後まで努力した結果、表彰台に戻ることができました。この調子を続け、この先もふたり揃って表彰台に乗り続けることができるようにさらに頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「ふたりのライダーが表彰台に立てたなんて本当に最高な1日でした。スズキとしてはここ何年も達成できていなかったことだったので、この素晴らしい仲間達とダブル表彰台獲得を達成することができてとても嬉しいです。 ジョアンはこの数戦、非常に安定した走りでとてもポジティブな状態が続いていますし、今日はアレックスが13番手グリッドから表彰台を勝ち取ってくれたことで、チームとしてはさらに素晴らしい日となりました。ヘレスでの怪我以来、アレックスは本来のパフォーマンスをなかなか出すことができなかったので、この表彰台は本当に皆が待ち望んでいたものだったと思います。今日の喜びをチームメンバー、在宅勤務で支えてくれているスタッフ、そして我々チームのために日本で日々頑張ってくれているスズキ株式会社の全ての皆と分かち合いたいと思います。本当にありがとうございました。」

ジョアン・ミル
「3列目からのスタートだったから序盤にプッシュしなくてはならなくて、なかなか厳しいレースだったよ。とにかく走りに集中してアクシデントに巻き込まれないようにすることと、ひとりでも多くのライダーをオーバーテイクすること、それだけを考えて走っていた。序盤にちょうどジャック・ミラー(ドゥカティ)が良いペースだったから、彼の後ろについてしばらく様子を見るようにし、うまいタイミングでオーバーテイクして、そこからトップグループを追い上げる狙いだったんだ。今日はトップとの差もかなり少なかったし、終盤は僕らのペースが良かったから、あと数周あったら優勝のチャンスもあったと思うけど、ファビオはファビオでそれを計算して素晴らしいレースマネージメントをしていたね。いずれにしてもスズキにとって数年ぶりとなるダブル表彰台を達成できたことが本当に嬉しいよ。」

アレックス・リンス
「ここ数戦苦戦が続いていたし、ホームレースで今季初の表彰台を獲得できたことは最高に嬉しいよ。ヘレスで右肩の怪我を負って以来、トップグループで戦うためには十分ではない状態が続いていて、肉体的にも精神的にも厳しかったけど、チームの頑張りに支えられて諦めずに頑張ることができたと思う。だから皆に感謝の気持ちでいっぱいだよ。今年はCovid-19の影響でいつもとは全く違った環境でレースすることを強いられているけど、そんな中でも変わらずサポートしてくれるファンの皆に改めてお礼を言いたいよ。」

MotoGP 第9戦 カタルニアGP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
120F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA40'33.176
236ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+0.928
342アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+1.898
421F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA+2.846
543J・ミラーPramac RacingDUCATI+3.391
663F・バグナイアPramac RacingDUCATI+3.518
730中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA+3.671
89D・ペトルッチDucati TeamDUCATI+6.117
912M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+13.607
1035C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA+14.483
1133B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM+14.927
1241A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+15.647
1373A・マルケスRepsol Honda TeamHONDA+17.327
1427I・レクオナRed Bull KTM Tech 3KTM+27.066
1553T・ラバットEsponsorama RacingDUCATI+27.282
1638B・スミスAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+28.736
176S・ブラドルRepsol Honda TeamHONDA+32.643
DNF88M・オリベイラRed Bull KTM Tech 3KTM6 Laps
DNF46V・ロッシMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA9 Laps
DNF44P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM12 Laps
DNF5J・ザルコEsponsorama RacingDUCATI0 Lap
DNF4A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI0 Lap
MotoGP ポイントランキング(第9戦 カタルニアGP終了時)
順位ゼッケンライダーマシンポイント
120F・クアルタラロYAMAHA108
236ジョアン・ミルSUZUKI100
312M・ビニャーレスYAMAHA90
44A・ドビツィオーゾDUCATI84
521F・モルビデリYAMAHA77
643J・ミラーDUCATI75
730中上 貴晶HONDA72
842アレックス・リンスSUZUKI60
988M・オリベイラKTM59
1033B・ビンダーKTM58
1146V・ロッシYAMAHA58
1244P・エスパルガロKTM57
1363F・バグナイアDUCATI39
149D・ペトルッチDUCATI39
155J・ザルコDUCATI36
1673A・マルケスHONDA27
1741A・エスパルガロAPRILIA22
1827I・レクオナKTM17
1935C・クラッチローHONDA13
2038B・スミスAPRILIA11
2153T・ラバットDUCATI8
2251M・ピロDUCATI4
236S・ブラドルHONDA 
2493M・マルケスHONDA