
2020 MotoGP
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2020年9月19日
MotoGP 第8戦 エミリア・ロマーニャGP 予選 場所:イタリア ミサノワールドサーキット/マルコ・シモンチェリ
エミリア・ロマーニャGP予選にチームスズキエクスターライダー苦戦、決勝での巻き返しに賭ける
前週に続き、2週連続でミサノワールドサーキット/マルコ・シモンチェリでの開催となるエミリア・ロマーニャGPの予選日はチームスズキエクスターに予想外の厳しい試練を与える1日となった。
ジョアン・ミルは午前のFP3セッションを安定したハイペースで走行し、5番手でダイレクトQ2行きを獲得。一方、アレックス・リンスは前週同様のマシンフィーリングを得ることができず17番手に留まる。 ミルは予選前のFP4では中古タイヤでレースシミュレーションを行い、コンスタントなレースペースを記録。セッションを通しタイムシート上位から落ちることなく2番手でセッションを締めくくる。リンスはこのセッションでもマシンのフィーリングを取り戻すことができず、17番手と苦戦が続く。その後のQ1でもペースアップに苦しみ、リンスはQ2行きのチャンスを手にすることなくグリッド18番手からスタートとなり、決勝での巻き返しに賭ける。 最終予選のQ2ではミルがトップ5を狙って序盤から猛アタックを繰り返すが、新品タイヤでのフィーリングをうまく掴めず11番手でセッションを終了。決勝グリッドは後方4列目となるが、レースペースに自信を抱くミルは、前週同様のパフォーマンスを約束している。 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「予選は予想以上の苦戦となってしまいました。ふたり共レースペースは良いのに予選で良い結果を出すことができなかったことがとても残念です。ジョアンはFP4で素晴らしいパフォーマンスを見せましたし、アレックスもそれほどトップからタイム差があるわけではないのですが、残念ながら決勝はかなり後方からのスタートとなってしまったため、レース序盤は厳しいものとなるでしょう。しかしチャンスは十分にあると思っていますし、少しでも良い結果を残せるようチーム一丸となって決勝に挑むつもりです。」ジョアン・ミル
「昨日よりペースを上げることはできたんだけど、今回も1周のアタックがうまくいかなかった。この数戦ずっとタイムアタックがうまくいかなくて、むしろグリップが低い状態やタイヤがある程度消耗した時の方が良いパフォーマンスを出せるんだ。マシンのフィーリングは良いし、レースペースにも自信があるから決勝は勝負できると思っている。グリッドが後方になっちゃったから簡単にはいかないだろうけど、今週も表彰台を目指して頑張るよ。」アレックス・リンス
「今のところかなり苦戦を強いられているよ。理由はよく分からないんだけど、火曜日のテストの時と同じようなフィーリングが得られないんだ。先週よりラップタイムは上がっているんだけど、他のライダー達のペースがさらに上を行っている。明日の決勝ではとにかく一つでも上のポジションで終えることができるように全力で挑むつもりさ。今のところ肩の痛みは問題ないけど、決勝に備えて引き続き理学療法を続け、より完全な状態で走れるように準備するよ。」MotoGP 第8戦 エミリア・ロマーニャGP 予選結果
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