
2020 MotoGP
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2020年9月12日
MotoGP 第7戦 サンマリノGP 予選 場所:イタリア ミサノワールドサーキット/マルコ・シモンチェリ
サンマリノGP予選、スズキライダーは7番手、8番手で共に3列目グリッド
ミサノワールドサーキット/マルコ・シモンチェリで開催を迎えたサンマリノGP初日の大半をマシンセッティング、タイヤ確認に費やしたチームスズキエクスターライダーのふたりは、2日目の土曜日を迎え、共にタイムアタックモードに気持ちを切り替えて挑んだ。
アレックス・リンス、ジョアン・ミルは上位グリッドポジション確保のためにFP3ではトップ10入りを狙って激走した。リンスはセッション後半までタイムアップに苦しむが、ラストラップで5番手タイムを記録。一方のミルは好調な滑り出しでセッションをテンポ良く進め、終盤には一時4番手までポジションを上げるが、最後にふたつポジションを落とし6番手でセッションを締めくくった。 共にダイレクトQ2入りを果たしたリンスとミルは、予選前のFP4セッションではロングランとレースセッティングの確認を行い、リンス5番手、ミル7番手となり、トップからほぼコンマ5秒差でセッションを終える。 最後の予選セッションではリンス、ミル共に上位グリッド獲得を狙い、激しいタイムアタックを続ける。ふたりのライダーは走行毎にラップタイムを少しずつ刻み、リンス1'32.090で7番手、ミルは1'32.102で8番手となり、決勝は共に3列目グリッドからのスタートとなった。 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「チームの努力のお陰で、昨日と比較して今日はどちらのライダーもかなり進化することができました。ふたり揃ってダイレクトにQ2に行けたことも、7番手、8番手という予選順位も皆の頑張りの成果だと思っています。正直予選ではさらに上位を狙っていたことは否めませんが、決勝でどんなパフォーマンスを見せることができるのか楽しみです。」アレックス・リンス
「今日は昨日よりかなりフィーリングが良くなったし、3列目グリッドからのスタートはまずまずだと思うよ。予選中にベストラップを出すことができたし、レースペースも安定しているから、あとは決勝でベストを尽くすのみさ。決勝はかなり接戦になるだろうから、とにかく序盤でどれだけ前に出られるかが勝負だね。」ジョアン・ミル
「1周のラップタイムの速さでは他のライダー達に及ばなかったけど、チームの頑張りでいくつか改善された部分もあったし、グリッドポジションもさほど悪くないと思っているよ。もうひとつポジティブな要素はレースペースが安定していること。FP4では中古タイヤで走行したけど良いペースで走れたしね。明日の朝のウォームアップでブレーキング時にうまくマシンを止めることができるよう少し調整して、あとは決勝で全力を出し切るよ。ヤマハ勢が好調だから彼らと闘うのは厳しそうだけど、フィーリングも良いし、勝負できる自信はあるよ。」MotoGP 第7戦 サンマリノGP 予選結果
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