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MotoGP
2020年5月8日
チームスズキエクスターがアレックス・リンス選手、ジョアン・ミル選手と2021年、2022年シーズンまでの契約延長を発表
TEAM SUZUKI ECSTAR

スズキ株式会社は、Team SUZUKI ECSTAR(チームスズキエクスター)のアレックス・リンス選手、ジョアン・ミル選手と2021年、2022年シーズンをスズキのモトGPライダーとして契約を延長したことを発表しました。2020年の世界選手権は現在、かつて経験したことのない新型コロナウイルス危機に見舞われ、レース開催が出来ないという極めて異常な事態となっていますが、スズキ、チーム、ライダーの全員は、未来に向かってより良い結果を出す為に活動をしています。

アレックス・リンス選手は、2017年にTeam SUZUKI ECSTARに加入し、MotoGPクラスにデビュー。1年目はシーズン序盤に大きな怪我を負いましたが、その後、力強い回復を見せ、2017年後半にはすでに安定したレース展開を見せるなど、ライダーが持つ真の可能性を発揮し始めていました。2018年には自身の経験を活かして成長を続け、アルゼンチンGPでは初めてMotoGP表彰台を獲得、3位表彰台に上がりました。2019年シーズンは、安定して上位5位以内でレースを完走し、アメリカズGPとイギリスGPの2つのレースで卓越した勝利など安定した好結果を残し、チャンピオンシップのトップライダーの一人として地位をゆるぎないものにしました。2020年のプレシーズンテストでは、性能アップしたスズキGSX-RRを操り、大きな可能性と期待を抱かせていました。

ジョアン・ミル選手は、2017年にモト3でチャンピオンを獲得するなど素晴らしい戦績を引っ提げ、2019年にTeam SUZUKI ECSTARからMotoGPにデビューしました。スペイン、マジョルカ島、パルマ出身 22歳のミルは、デビュー間もなくランキングを駆け上がっていき、また上位でレースを完走することで、その能力の高さを証明しました。新チームにもよくなじみ、初戦のカタールGPで8位を獲得したほか、2019年のシーズンを通じ、途中、怪我で欠場したにもかかわらず、シーズン中10位圏内で10回完走しました。怪我からの完全復帰後、オーストラリアGPで5位という素晴らしい成績での完走を見せ、2020年シーズン前のテストでも最新型GSX-RRを自在に操り、見事なペースで走行しました。

現在、2020年の新型コロナウイルス蔓延の状況によるレース開催延期の為に、未だ、その結果を皆さんにお見せすることが出来ていません。しかし、今回の発表は、そんな状況の中、チームとライダー達も先行きがはっきりとしない普通ではない環境下で、Team SUZUKI ECSTARが、二人の若きライダーとともに前向きに確固としてチームの将来にしっかり向き合っていることを示すものです。
佐原伸一 MotoGPプロジェクトリーダー
「リンスとともに、ミルとも契約し、現在の二人をキープできたことは誇りに感じています。技術的な面からも、継続性は開発にとって非常に助けになります。同じライダーをキープし続けることは非常に重要です。やってきたことの連続性がわかるし、正しい方向を向いて開発しているかということもわかりますから。さらに、ジョアンは優秀なライダーですし、既に昨年その才能を見せましたし、もっとチームと一緒に経験を積んでいけば、更に重要な成績をスズキにもたらしてくれるだろうと信じています。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「ジョアン・ミルとの契約に至り、再来年まで今の二人の体制で戦えることになったことは、とてもうれしいです。ジョアンは非常に高い才能を持ったライダーだと考えていますし、私たちがみんなで作り上げてきた経験というアドバンテージをフル活用できて、さらに高いレベルへ改善していくことができる、という点からも一緒に継続し続けるということが大事なポイントでした。狙い通り、アレックス・リンスとジョアン・ミルという非常に強力な若き二人をキープできたことも非常にうれしいです。自信をもってこれからも戦うことができます。私たちチームのポテンシャルとそれをサポートしてくれるスズキ株式会社を、自分の将来を預けられるパートナーとして、ジョアンが信頼してくれた事に感謝しています。今までに経験したことのない奇妙で特別な状況の中で、このようにリンス、ミルの二人と継続契約ができたことは、私たちの将来にとって、より大きな希望がもてるし、早くレースが再開できるように、待ち続けてくれているファンの皆さんを、元気づけることができると思います。」

ジョアン・ミル
「更に二年間、スズキと継続できて大変うれしいです。契約更新は最良の出来事です。また夢が実現した!という感じです。僕にとっては、契約継続自体が非常に重要です。もっと学ぶ時間ができたし、もっと自分の才能を見せる時間もできたからです。2年間はあっという間に過ぎてしまいます。でも僕はすでにより高いレベルに到達していますし、その実現の為に毎日働いています。素晴らしいチームとスタッフに囲まれてきているので、個人的にも、ものすごくうれしいです。僕を信頼してくれたスズキのみんなに感謝しています。良い結果を出しますので期待してください。」
佐原伸一 MotoGPプロジェクトリーダー
「アレックス・リンス選手と2年契約を更新したことは、若いライダーを育て、若いライダーと一緒に高みを目指して戦い続けていくという私たちのプロジェクトが継続できるということですので誇らしく思います。この契約更新によって、私たちはアレックスのような、若くて才能があり、やる気があり、速いライダーと通算6年間一緒に過ごすことになります。そして、これはまさに、私たちが2017年に初めてアレックス・リンス選手と契約した時に目指したことです。アレックスは大きく成長しました。アレックスと共に、アレックスのクルーや、チーム全体も成長しました。表彰台を獲得し、また勝利を手にしてきましたが、最高点には未だ到達していないと思います。残念ながら、現在の状況では、私たちがやってきた改善・進化の全て、狙っている結果をレース条件下で証明することはできていませんが、このコロナウイルスの状況は誰にとっても初めてのことですし、世界中の人々が等しく適応していく必要があることだと理解しています。もちろん私たちは全く諦めていませんし、チーム全員が前向きにとらえて、未来に向かって前進し続けています。今回の契約更新がそれを示していると捉えていただけると嬉しいです。」

ダヴィデ・ブリビオ チームマネージャー
「更にもう2シーズン、アレックスがチームスズキモトGPのファクトリーライダーとして参戦する契約更新ができて、大変嬉しく思います。2021年と2022年の2年間で、アレックスと我々の関係は6年間となるし、この安定した関係が更に素晴らしい成果をもたらすだろうと信じています。スズキもアレックスも一緒に続けたいという気持ちがありましたし、基本的な合意は何カ月も前にできていたので、今回の更新はただ単に手続き的な時間の問題でしたが、全ての手続きが終わった今、ようやく、私たちは誇りを持って公表することができました。チームとしては、昨年は素晴らしいシーズンで終わることが出来ましたが、満足しているわけではありません。これを機に、チーム一丸で、更に強く、高みを目指して目標に邁進していきます。」

アレックス・リンス
「望んでいたことは、スズキと一緒に仕事を続けることでしたが、最終的にこの望みが実現できました。スズキのプロジェクトには勝てる可能性があると信じていますし、私自身も勝ちたいですから、完璧な組み合わせでしょう。このチームは私にとっては理想的な居場所です。大きな成果を得るために皆で力を合わせてハードに取り組んでいます。自分は常にチームを信じていたので、基本的な合意は非常に早い段階で得られていました。その後、詳細の決定までに少し時間をかけて手続きを進めました。2020年シーズンはどうなるのかは未だ分らないですが、シーズン前のテストでお見せできたように、最高レベルで戦う準備はできています。まさに今は、世界全体が全く予期していなかった状況に直面しており、私たちは忍耐強く、それがどのように動いていくのか、様子を見る必要があります。だから、レースを始めるといつ言われても、レースができるように準備をしています。ドルナは私たちがレースをできるように、特に最も重要なことである人々の安全と健康を配慮しながら出来る限りの準備をしてくれています。私たちに今できることは、準備をし、開始の連絡を待つ事です。その間はトレーニングに集中して過ごします。」