SUZUKI RACING REPORT
スズキレーシングレポート
全日本ロードレース選手権 レースレポート
2022年5月21日-5月22日
2022 全日本ロードレース選手権 第3戦 オートポリススーパー2&4レース
オートポリス(大分県)
YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN 渡辺一樹が怪我で苦しみながらも3位表彰台を連続で獲得
2022 全日本ロードレース選手権
ROUND05 06.26 筑波サーキット
ROUND06 08.28 オートポリス
ROUND07 09.18 岡山国際サーキット
ROUND08 11.06 鈴鹿サーキット
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5月21日・22日に大分県・オートポリスで、全日本ロードレース選手権 第3戦 オートポリススーパー2&4レースが開催された。このレースにスズキ勢から、渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)らが参戦した。前回鈴鹿2&4大会に続き、今回も四輪のスーパーフォーミュラと併催となる。

1週間前に宮城県・スポーツランドSUGOで全日本第4戦へ向けた事前テストに参加した渡辺は、初日1本目のセッションではトップタイムをマークするなど好調にテストをこなしていたが、その後、転倒による負傷の為、テストをキャンセルすることになった。怪我は腰椎の横突起の骨折で痛みはあるもののライディングは可能と判断して、渡辺とチームは予定通りの準備をしてレースウイーク入りした。

フリー走行が行われた金曜日はドライだったが、予選と第1レースが行われる土曜日は朝から小雨がパラパラ落ち、ウエットとなった。朝8時半の時点で気温15℃と低めのコンディションの中での予選スタートとなった。小雨が落ちては止み、コンディションが非常に読みにくい状況が続く中、渡辺は序盤から安定して上位に付ける。その結果、渡辺は1'58.383のタイムをラストラップに出して4番手となり、第1レースは4番グリッドからスタートすることとなった。セカンドベストタイムは1'59.052で、第2レースは3番手グリッドを獲得した。

予選後にコンディションは回復。午後2時50分のスタート時には気温が25℃あたりまで上がり、路面温度も上昇する中で第1レースがスタートした。渡辺は1コーナーに4番手で入り、1周目を3番手でメインスタンド前に戻ってくる。さらに2周目の1コーナーで2番手にポジションアップする。前を行く中須賀克行選手(ヤマハ)を追うがその差はなかなか詰まらず、2位争いを岡本裕生選手(ヤマハ)と展開する。4周目に岡本選手に抜かれるが、背後でもう一度前に出ようとチャンスをうかがう渡辺。1分49秒前半から中盤での2位争いとなる。残り2周となった14周目の第2ヘアピンで岡本選手に仕掛けたがミスし、オーバーランしてしまう。しかし、すぐにコースに戻り、3位チェッカーを受けた。

日曜日は朝から晴れ上がり、気温も上昇。決勝スタート前の路面温度はこのレースウイーク中、最も高い40℃となっていた。スタートで集団に飲み込まれてしまった渡辺は、オープニングラップを5番手で通過し、2周目には4番手に順位を上げる。前を追いたい渡辺は2周目に1'49.425、3周目に1'49.230とペースを上げるが、5周目には1'49.669と、タイムがなかなか安定しない。それでも6周目には1'49.110とこのレースの自己ベストタイムをマークする。ハイペースを維持しようとトライし続け、亀井雄大選手(ホンダ)との3位争いとなる。終盤になって亀井選手にその差を少し広げられてしまった渡辺だったが、ラストラップの1コーナー飛び込みで一気に差を詰め、インに飛び込んで前に出る。そのまま抑え、3位でフィニッシュとなった。

YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN No.15 渡辺 一樹
(JSB1000クラス レース1 予選4番手・決勝3位/レース2 予選3番手・決勝3位)
「まずは両レースのグリッドに付けたこと、このレースウイークに戦闘力のあるバイクを用意してくれたチームに感謝したいと思います。先週、スポーツランドSUGOの事前テストで転倒して負傷してしまったのですが、たくさんの方が今回のレースに出場できるようサポートしていただき、無事に2レースとも走り切ることができました。横突起という背中の骨を折ってしまったのですが、痛みだけで他に支障はないというドクターの診察でしたので、レース中はその痛みとの戦いになりました。自分自身、このコースを走るのは2019年以来で、車両自体は同じですが開発が進んでいますし、コンセプトや仕様も変わっており、事前テストがなかったことから、合わせ込みというところで苦労しました。金曜日のフリー走行でセッティングを大きく振りながら方向性を探し、第1レースの決勝前にさらに大きく振るような状態でした。恐らくそれがうまく機能してくれたので、第1レースの3位に繋がったのだと思います。最後に岡本選手に対してトライしてみたのですがオーバーランし、Uターンしてコースに戻るときがいちばん痛かったですね。日曜日は朝起きたら思った以上に身体が軽く感じ、良いレースができると期待したのですが、朝のフリー走行でトライしたセットアップでタイムが出ず、自分の問題なのかマシンの問題なのか、判断がつきかねました。そのために第1レースの方向へ車体のセットを戻し、第2レースに臨みました。この判断自体は悪くなかったと思います。トップグループのペースが速く、そうなると無理もしないといけなくなるので車体が暴れたりして、厳しいレースとなりました。最後に亀井選手と3位争いになり、少し離されかけたのですが、自分に分があると見ていた1コーナー進入で少し無理矢理にはなりましたがインに飛び込み、前に出ることに成功して3位表彰台獲得となりました。レース途中、監督の加賀山就臣さんにスターティンググリッドで、「必ず帰ってこい」と言われたのを想い出し、少し冷静になることができました。苦しいレースウイークでしたが、皆さんの協力を得て最低限の仕事はできたかと思います。まずはしっかり怪我を直し、次のSUGOでは結果を出したいと思います。」

第3戦 オートポリススーパー2&4レース JSB1000 レース1 決勝結果(15Laps)
順位No.ライダーチーム名メーカータイム/トップ差
11中須賀 克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA27'19.799
229岡本 裕生YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2YAMAHA+5.991
315渡辺 一樹YOSHIMURA SUZUKI RIDEWINSUZUKI+13.842
42濱原 颯道Honda Dream RT SAKURAI HONDAHONDA+16.967
55名越 哲平SDG Honda RacingHONDA+26.810
627作本 輝介Astemo Honda Dream SI RacingHONDA+29.209
78岩田 悟Team ATJHONDA+29.500
828榎戸 育寛SDG Motor Sports RT HARC-PRO.HONDA+29.786
93國峰 啄磨TOHO RacingHONDA+31.323
109柳川 明KRP SANYOUKOUGYO RSITOHKAWASAKI+36.744
1111関口 太郎SANMEI Team TARO PLUSONEBMW+46.343
1212児玉 勇太Team KodamaYAMAHA+55.885
1317黒木 玲徳GOSHI Racing HONDA+57.278
1425田尻 悠人GOSHI Racing HONDA+59.343
1514津田 一磨BabyFace Powered by YOSHIMURASUZUKI+1'00.397
1636國川 浩道TOHO RacingHONDA+1'02.151
1716中冨 伸一WaveinnRYAMAHA+1'05.230
1826星野 知也TONE RT SYNCEDGE4413 BMWBMW+1'11.993
1956阿部 真生騎Webike team Norick YAMAHAYAMAHA+1'21.199
2030樋口 耕太EXEDY H.L.O RACINGSUZUKI+1'27.726
2131武田 雄一OGURA CLUTCH ORC with RIDE INYAMAHA+1'27.913
226亀井 雄大Honda Suzuka Racing TeamHONDA+1Lap
第3戦 オートポリススーパー2&4レース JSB1000 レース2 決勝結果(18Laps)
順位No.ライダーチーム名メーカータイム/トップ差
11中須賀 克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA32'50.687
229岡本 裕生YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2YAMAHA+2.072
315渡辺 一樹YOSHIMURA SUZUKI RIDEWINSUZUKI+9.448
46亀井 雄大Honda Suzuka Racing TeamHONDA+9.576
527作本 輝介Astemo Honda Dream SI RacingHONDA+20.729
65名越 哲平SDG Honda RacingHONDA+23.738
73國峰 啄磨TOHO RacingHONDA+25.192
82濱原 颯道Honda Dream RT SAKURAI HONDAHONDA+32.322
98岩田 悟Team ATJHONDA+41.001
1028榎戸 育寛SDG Motor Sports RT HARC-PRO.HONDA+44.096
1111関口 太郎SANMEI Team TARO PLUSONEBMW+44.441
1212児玉 勇太Team KodamaYAMAHA+51.188
139柳川 明KRP SANYOUKOUGYO RSITOHKAWASAKI+58.170
1414津田 一磨BabyFace Powered by YOSHIMURASUZUKI+1'05.179
1517黒木 玲徳GOSHI Racing HONDA+1'06.063
1625田尻 悠人GOSHI Racing HONDA+1'16.343
1736國川 浩道TOHO RacingHONDA+1'16.582
1816中冨 伸一WaveinnRYAMAHA+1'16.944
1930樋口 耕太EXEDY H.L.O RACINGSUZUKI+1'28.043
2026星野 知也TONE RT SYNCEDGE4413 BMWBMW+1'28.389
2156阿部 真生騎Webike team Norick YAMAHAYAMAHA+1'42.920
2260吉田 光弘Honda Ryokuyokai KUMAMOTO RacingHONDA+1'43.008
237今野 由寛Murayama.Honda Dream.RTHONDA+1'43.035
2431武田 雄一OGURA CLUTCH ORC with RIDE INYAMAHA+1'49.321
2545鈴木 孝志Taira Promote RacingYAMAHA+1'49.746
2623江口 謙Team TATARA apriliaAPRILIA+1'53.631
2764岡田 寛正Honda BlueHelmet+SMSCKUMAMOTOHONDA+1Lap