2026 FIM世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会
2026年7月4日(土)
イベントレポート
スズキライダーがブースに集結。決勝への熱い思いを語る。
チームスズキCNチャレンジによるタイヤ交換デモンストレーションは大いに盛り上がる。
チームスズキCNチャレンジによるタイヤ交換デモンストレーションは大いに盛り上がる。
2026 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会決勝前日の鈴鹿サーキットは、朝からどんよりとした厚い雲に覆われる。8耐出場チームに午前中の走行はないため、ファンサービスに徹する事が土曜日のピット風景でもある。
一方で、鈴鹿サーキットグランドスタンド裏のGPスクエアでは様々なブースが多数出展。パドックとは異なった賑わいをみせる。スズキPRブースでは、7月2日に国内発表した新型GSX-R1000Rや昨年発売されたばかりのDR-Z4SM及びGSX-8TTに加え、発売が待たれるSV-7GXのほか、GSX-R1000RのCNチャレンジ仕様も展示される。
また、この日はスズキブースにおいて、スズキファンにはおなじみの2005・2006年世界耐久選手権チャンピオンである北川圭一さんと逢坂真希さんの司会による、ライダートークショーがおこなわれ、ブース前には多くのファンが詰めかけた。
9時40分からスタートしたトークショー。最初に、S-PULSE DREAM RACING SUZUKIから生形秀之監督、西村硝選手、ジョナス・フォルガー選手、ジェレミー・ガルノニ選手が登壇。「昨年ライダーは引退したのですが、今年は監督として8耐に戻ってきました!」と生形が挨拶。全日本のJSBクラスにも西村をライダーに起用して参戦するが「若手を育てるといったチーム方針にスズキや多くの企業にサポートいただいてます。」とチームを紹介。
普段はMotoGPマシン等のテストライダーを務めるジョナス・フォルガーは昨年に続いてチームに合流。「今年はMotoGPでの代役参戦やスーパースポーツレースに出たりと忙しくしているけど、また鈴鹿に戻って来られて嬉しいよ。GSX-Rは多くのマシンと比較して乗りやすくて速い!」と評価。予選でのパフォーマンスを聞かれると。「まだまだ慣れていないところもあるから、予選は難しかったね。」と語るが、生形が「5秒8は出そうなラップだったけど、トラフィックに引っかかったんです。」とフォロー。元MotoGPライダーのポテンシャルはまだまだ高そうである。
今年からチームに加入しJSBクラスを戦う西村。「ルーキーながら頑張っている!」と北川も評価するが「予選は思うようにはいかなかったんですが・・・」との感想に「決勝日の天気が悪そうなので、チームとしてはそこに照準を合わせてセットアップに時間を使ってきました。タイムアタックには向かないセットになってしまった面もあるかもしれない」とここでも生形がライダーをフォローする。「決勝は3人のタイムも差もありませんし、僕も含めて雨も得意ですから、表彰台目指して頑張るので応援よろしくお願いします。」と決勝への思いを語った。
「日本が大好き!」と語るジェレミーは自らチームにコンタクトを取り、今回のシートを獲得したとのこと。これまで様々なチームで異なるマシンに乗ってきた経験があるが「普通はアジャストするのに少し時間が必要なんだけど、スズキのマシンはとてもイージーで乗りやすい。すぐにポテンシャルを引き出すことが出来たよ。予選はベストではなかったかもしれないけど、決勝は別物さ。チームメイトも速いし、ペースも悪くないからトップ5は狙えると思う。」と自信をのぞかせた。
続いてステージに登場したのはチームスズキCNチャレンジから佐原伸一プロジェクトリーダー、津田拓也選手、水野涼選手、エティエンヌ・マッソン選手。
まずは佐原が「このプロジェクトも3年目となりましたが、年々進化していることを実感しています。我々の目的はまずは環境に配慮した活動であること。しかしそれだけではなく、戦闘力も高めていかなければいけません。サスティナブルだからということで言い訳をしたくありませんから、今年はしっかりと結果を残したいと思います。」
「それでは今年の目標は?」との問いに「始まる前にそういったことを言うのはあまり好きではないのですが、表彰台を狙っています。」と断言。「バイクやモータースポーツの未来を背負っているつもりで頑張っています。」とプロジェクトの意味も説明する。
チーム2年目となる津田は「じつは初年度からテストでは走らせてもらっていました。その時から比べると、凄まじく進化していますし、今年はさらにレベルアップしています。他のトップチームのマシンと遜色ないレベルまで来ていますし、それはチャレンジが成功してきているという実感もあります。明日の天気は読めませんが、レインコンディションも嫌いじゃありません。最後まで頑張るので応援よろしくお願いします。」と語った。
現在、全日本JSBクラスで無敗を誇る水野。所属するチームの鈴鹿8耐参戦が断念されたことで今回の参加が決まったという。「8耐で余っていたライダーの水野です。」との自己紹介に笑いが起きるが、 GSX-Rには5月のテストで初めて乗ったという。「これまで乗ってきた他社のマシンとキャラクターは異なりますが、違和感なく乗れています。」と、感想を語る。予選では「もうちょっといくかなと思ってた。」と語る北川に対し「フリー走行のクラッシュでリズムが少し狂ってしまったのかもしれませんが、それも自分の責任です。」とプロフェッショナルらしいコメント。予想される雨に対しても「全日本で初優勝したのも雨でしたし、昨年の最終戦の鈴鹿も雨で勝ちましたから、雨に苦手意識はないのですが、このマシンではまだ走ったことがなかったので少し不安でした。ただ、水曜日に雨でも乗れて良い手応えを感じています。このチームで走らせてもらうことで自分自身もたくさんの学びがありますし、今後の自分に向けてもプラスになると思っています。決勝は良い戦いが出来ると思っています。出るからには優勝を狙って走りますので応援よろしくお願いします。」と語った。
CNチャレンジ初年度から8耐に参戦しているエティエンヌは「また鈴鹿に戻って来られて嬉しいよ。日本に来るのはいつも特別なことだし、日本のファンの前で走れるのも嬉しいよ。このマシンに乗って3度目の鈴鹿8耐だけど、毎年凄い進化を遂げていて、ラップタイムも飛躍的に向上しているんだ。雨の予報が出ているけどEWCではそんな状況で走ることが少なくない。そんな経験を活かせるように頑張って走るよ。」とコメント。
「雨になるとプランが予定通りにいかなくなることがあります。そんなときに大切なのはチーム力だと思います。CNチャレンジにはレースに慣れていないスタッフもいますが、レースのプロもたくさんいます。ライダーも経験豊富ですので、みんなで力を合わせて良い結果を求めていきたいと思います。応援よろしくお願いします。」と佐原が締めてステージを降りた。
最後にヨシムラSERT Motulから加藤陽平チームディレクター、グレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、渥美心選手が登壇。
加藤が「昨年は序盤戦で転倒やトラブルがあり、タイトル争いからちょっと遅れて鈴鹿に戻ってきました。今年はその点を反省して戦ってきました。それでもいくつかトラブルはあったのですが、現在ランキング2位でここに戻って来られました。そういった意味でも鈴鹿はヨシムラにとって大変重要な1戦となります。今年はとくにGSX-R1000Rが新型になり、スピードも高まっていますから良い戦いができると思います。」とコメント。
長年スズキの耐久ライダーとして活躍するグレッグは「鈴鹿は特別だよ。またファンのもとに戻ってこられて嬉しいし、新型のマシンもすごくポテンシャルが高まっていてハッピーだよ。」と語る。スタートが得意なコツを北川に聞かれると「これまでの経験とか、それによる自信とかもあるんだろうけど、リラックスしてのぞむということも大事かもしれない。もちろんスタートだけでなく、決勝もしっかり走れるように頑張るよ。決勝は雨かもしれないけど、そこは自分たちの得意な状況だからね。ある意味チャンスだと思ってしっかり走るよ。」と語った。
ヨシムラで3年目の参戦となるダンは予選での大クラッシュについて「速いバイクを追いかけていたんだけど、ちょっとオーバースピードだったかもしれない。バイクが大破してしまったことは残念だけど、僕は怪我もないし大丈夫だよ。とにかくニューマシンは素晴らしいパフォーマンスでハッピーだよ。決勝は雨かもしれないけど、僕はイギリス出身だからね。ずいぶんと鍛えられたよ。だから雨でも全く問題ないよ。」と語る。
ヨシムラの第4ライダーとなる渥美は、今年も鈴鹿ではレギュラーライダーとして登場。「基本的にヨシムラで走れるのは鈴鹿だけですので、プレッシャーもありますが、気合も入ります。テストでは4秒台まで入っていたので、予選でも良いタイムを出したかったのですがうまく1周をまとめられませんでした。」と残念がったが「ダンの転倒で心に新品タイヤが回らなかったんですよ。」と加藤監督がフォロー。天気が微妙ながら「トップ10があれば、昨日の#30 Honda HRCを超えるタイムを超えたいと思います」と静かに闘志を燃やす。「決勝は雨の予報が出ているのですが、正直どんな天候になるのかわかりません。そんなトリッキーな状況こそ、チーム力や対応力が求められると思います。ヨシムラはこれまでそのような環境で戦ってきました。力を出し切って、新型GSX-R1000Rとともに表彰台に登りたいですね。ヨシムラ、スズキ、そしてモータースポーツファンの方々に喜んでいただける熱いレースにしたいと思います。応援よろしくお願いします。」と語り、トークショーを終えた。
そして17時からは、チームスズキCNチャレンジによるレースマシンのタイヤ交換デモンストレーションがスズキブースで行われた。実際にレース中にタイヤ交換を担当するメカニックの他、佐原伸一プロジェクトリーダー、田村耕二チームマネージャー、水野涼選手、エティエンヌ・マッソン選手も参加。普段、メカニック達はレース業務以外の部門で働いているが、これまでの積み上げられた練習により、素早いタイヤ交換作業を披露。通常はレース中にしか見ることが出来ないタイヤ交換作業を間近に見られるとあって、雨の中にも関わらず多くのスズキファンが集結した。ジャンケンで勝ち抜いた8名のお客様にもタイヤ交換作業を体験していただき、イベントは終了時間を大幅に超え大いに盛り上り終了した。
また、恒例の交通安全キャンペーン「バイクであいたいパレード」には津田拓也選手がCNチャレンジカラーのGSX-8R、渥美心選手がヨシムラカラーのGSX-8Rで一般の参加ライダーと鈴鹿の街をパレードし交通安全およびマナーアップ推進をアピールした。こうしてチームスズキのライダー達は、バイクファンのお客様との交流で、決勝前日のリラックスした1日を過ごした。
なお、最終グリッドを決定するトップ10トライアルは開始直前に雨が降り出し、残念ながら中止が決定。昨日の公式予選の順位にて最終グリッドが確定。ヨシムラが8番グリッド、CNチャレンジが13番グリッド、エスパルスが16番グリッドから決勝に挑む。
一方で、鈴鹿サーキットグランドスタンド裏のGPスクエアでは様々なブースが多数出展。パドックとは異なった賑わいをみせる。スズキPRブースでは、7月2日に国内発表した新型GSX-R1000Rや昨年発売されたばかりのDR-Z4SM及びGSX-8TTに加え、発売が待たれるSV-7GXのほか、GSX-R1000RのCNチャレンジ仕様も展示される。
また、この日はスズキブースにおいて、スズキファンにはおなじみの2005・2006年世界耐久選手権チャンピオンである北川圭一さんと逢坂真希さんの司会による、ライダートークショーがおこなわれ、ブース前には多くのファンが詰めかけた。
9時40分からスタートしたトークショー。最初に、S-PULSE DREAM RACING SUZUKIから生形秀之監督、西村硝選手、ジョナス・フォルガー選手、ジェレミー・ガルノニ選手が登壇。「昨年ライダーは引退したのですが、今年は監督として8耐に戻ってきました!」と生形が挨拶。全日本のJSBクラスにも西村をライダーに起用して参戦するが「若手を育てるといったチーム方針にスズキや多くの企業にサポートいただいてます。」とチームを紹介。
普段はMotoGPマシン等のテストライダーを務めるジョナス・フォルガーは昨年に続いてチームに合流。「今年はMotoGPでの代役参戦やスーパースポーツレースに出たりと忙しくしているけど、また鈴鹿に戻って来られて嬉しいよ。GSX-Rは多くのマシンと比較して乗りやすくて速い!」と評価。予選でのパフォーマンスを聞かれると。「まだまだ慣れていないところもあるから、予選は難しかったね。」と語るが、生形が「5秒8は出そうなラップだったけど、トラフィックに引っかかったんです。」とフォロー。元MotoGPライダーのポテンシャルはまだまだ高そうである。
今年からチームに加入しJSBクラスを戦う西村。「ルーキーながら頑張っている!」と北川も評価するが「予選は思うようにはいかなかったんですが・・・」との感想に「決勝日の天気が悪そうなので、チームとしてはそこに照準を合わせてセットアップに時間を使ってきました。タイムアタックには向かないセットになってしまった面もあるかもしれない」とここでも生形がライダーをフォローする。「決勝は3人のタイムも差もありませんし、僕も含めて雨も得意ですから、表彰台目指して頑張るので応援よろしくお願いします。」と決勝への思いを語った。
「日本が大好き!」と語るジェレミーは自らチームにコンタクトを取り、今回のシートを獲得したとのこと。これまで様々なチームで異なるマシンに乗ってきた経験があるが「普通はアジャストするのに少し時間が必要なんだけど、スズキのマシンはとてもイージーで乗りやすい。すぐにポテンシャルを引き出すことが出来たよ。予選はベストではなかったかもしれないけど、決勝は別物さ。チームメイトも速いし、ペースも悪くないからトップ5は狙えると思う。」と自信をのぞかせた。
続いてステージに登場したのはチームスズキCNチャレンジから佐原伸一プロジェクトリーダー、津田拓也選手、水野涼選手、エティエンヌ・マッソン選手。
まずは佐原が「このプロジェクトも3年目となりましたが、年々進化していることを実感しています。我々の目的はまずは環境に配慮した活動であること。しかしそれだけではなく、戦闘力も高めていかなければいけません。サスティナブルだからということで言い訳をしたくありませんから、今年はしっかりと結果を残したいと思います。」
「それでは今年の目標は?」との問いに「始まる前にそういったことを言うのはあまり好きではないのですが、表彰台を狙っています。」と断言。「バイクやモータースポーツの未来を背負っているつもりで頑張っています。」とプロジェクトの意味も説明する。
チーム2年目となる津田は「じつは初年度からテストでは走らせてもらっていました。その時から比べると、凄まじく進化していますし、今年はさらにレベルアップしています。他のトップチームのマシンと遜色ないレベルまで来ていますし、それはチャレンジが成功してきているという実感もあります。明日の天気は読めませんが、レインコンディションも嫌いじゃありません。最後まで頑張るので応援よろしくお願いします。」と語った。
現在、全日本JSBクラスで無敗を誇る水野。所属するチームの鈴鹿8耐参戦が断念されたことで今回の参加が決まったという。「8耐で余っていたライダーの水野です。」との自己紹介に笑いが起きるが、 GSX-Rには5月のテストで初めて乗ったという。「これまで乗ってきた他社のマシンとキャラクターは異なりますが、違和感なく乗れています。」と、感想を語る。予選では「もうちょっといくかなと思ってた。」と語る北川に対し「フリー走行のクラッシュでリズムが少し狂ってしまったのかもしれませんが、それも自分の責任です。」とプロフェッショナルらしいコメント。予想される雨に対しても「全日本で初優勝したのも雨でしたし、昨年の最終戦の鈴鹿も雨で勝ちましたから、雨に苦手意識はないのですが、このマシンではまだ走ったことがなかったので少し不安でした。ただ、水曜日に雨でも乗れて良い手応えを感じています。このチームで走らせてもらうことで自分自身もたくさんの学びがありますし、今後の自分に向けてもプラスになると思っています。決勝は良い戦いが出来ると思っています。出るからには優勝を狙って走りますので応援よろしくお願いします。」と語った。
CNチャレンジ初年度から8耐に参戦しているエティエンヌは「また鈴鹿に戻って来られて嬉しいよ。日本に来るのはいつも特別なことだし、日本のファンの前で走れるのも嬉しいよ。このマシンに乗って3度目の鈴鹿8耐だけど、毎年凄い進化を遂げていて、ラップタイムも飛躍的に向上しているんだ。雨の予報が出ているけどEWCではそんな状況で走ることが少なくない。そんな経験を活かせるように頑張って走るよ。」とコメント。
「雨になるとプランが予定通りにいかなくなることがあります。そんなときに大切なのはチーム力だと思います。CNチャレンジにはレースに慣れていないスタッフもいますが、レースのプロもたくさんいます。ライダーも経験豊富ですので、みんなで力を合わせて良い結果を求めていきたいと思います。応援よろしくお願いします。」と佐原が締めてステージを降りた。
最後にヨシムラSERT Motulから加藤陽平チームディレクター、グレッグ・ブラック選手、ダン・リンフット選手、渥美心選手が登壇。
加藤が「昨年は序盤戦で転倒やトラブルがあり、タイトル争いからちょっと遅れて鈴鹿に戻ってきました。今年はその点を反省して戦ってきました。それでもいくつかトラブルはあったのですが、現在ランキング2位でここに戻って来られました。そういった意味でも鈴鹿はヨシムラにとって大変重要な1戦となります。今年はとくにGSX-R1000Rが新型になり、スピードも高まっていますから良い戦いができると思います。」とコメント。
長年スズキの耐久ライダーとして活躍するグレッグは「鈴鹿は特別だよ。またファンのもとに戻ってこられて嬉しいし、新型のマシンもすごくポテンシャルが高まっていてハッピーだよ。」と語る。スタートが得意なコツを北川に聞かれると「これまでの経験とか、それによる自信とかもあるんだろうけど、リラックスしてのぞむということも大事かもしれない。もちろんスタートだけでなく、決勝もしっかり走れるように頑張るよ。決勝は雨かもしれないけど、そこは自分たちの得意な状況だからね。ある意味チャンスだと思ってしっかり走るよ。」と語った。
ヨシムラで3年目の参戦となるダンは予選での大クラッシュについて「速いバイクを追いかけていたんだけど、ちょっとオーバースピードだったかもしれない。バイクが大破してしまったことは残念だけど、僕は怪我もないし大丈夫だよ。とにかくニューマシンは素晴らしいパフォーマンスでハッピーだよ。決勝は雨かもしれないけど、僕はイギリス出身だからね。ずいぶんと鍛えられたよ。だから雨でも全く問題ないよ。」と語る。
ヨシムラの第4ライダーとなる渥美は、今年も鈴鹿ではレギュラーライダーとして登場。「基本的にヨシムラで走れるのは鈴鹿だけですので、プレッシャーもありますが、気合も入ります。テストでは4秒台まで入っていたので、予選でも良いタイムを出したかったのですがうまく1周をまとめられませんでした。」と残念がったが「ダンの転倒で心に新品タイヤが回らなかったんですよ。」と加藤監督がフォロー。天気が微妙ながら「トップ10があれば、昨日の#30 Honda HRCを超えるタイムを超えたいと思います」と静かに闘志を燃やす。「決勝は雨の予報が出ているのですが、正直どんな天候になるのかわかりません。そんなトリッキーな状況こそ、チーム力や対応力が求められると思います。ヨシムラはこれまでそのような環境で戦ってきました。力を出し切って、新型GSX-R1000Rとともに表彰台に登りたいですね。ヨシムラ、スズキ、そしてモータースポーツファンの方々に喜んでいただける熱いレースにしたいと思います。応援よろしくお願いします。」と語り、トークショーを終えた。
そして17時からは、チームスズキCNチャレンジによるレースマシンのタイヤ交換デモンストレーションがスズキブースで行われた。実際にレース中にタイヤ交換を担当するメカニックの他、佐原伸一プロジェクトリーダー、田村耕二チームマネージャー、水野涼選手、エティエンヌ・マッソン選手も参加。普段、メカニック達はレース業務以外の部門で働いているが、これまでの積み上げられた練習により、素早いタイヤ交換作業を披露。通常はレース中にしか見ることが出来ないタイヤ交換作業を間近に見られるとあって、雨の中にも関わらず多くのスズキファンが集結した。ジャンケンで勝ち抜いた8名のお客様にもタイヤ交換作業を体験していただき、イベントは終了時間を大幅に超え大いに盛り上り終了した。
また、恒例の交通安全キャンペーン「バイクであいたいパレード」には津田拓也選手がCNチャレンジカラーのGSX-8R、渥美心選手がヨシムラカラーのGSX-8Rで一般の参加ライダーと鈴鹿の街をパレードし交通安全およびマナーアップ推進をアピールした。こうしてチームスズキのライダー達は、バイクファンのお客様との交流で、決勝前日のリラックスした1日を過ごした。
なお、最終グリッドを決定するトップ10トライアルは開始直前に雨が降り出し、残念ながら中止が決定。昨日の公式予選の順位にて最終グリッドが確定。ヨシムラが8番グリッド、CNチャレンジが13番グリッド、エスパルスが16番グリッドから決勝に挑む。