2024 FIM世界耐久選手権 "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会
2024年7月20日(土)
イベントレポート
スズキライダーがトップ10トライアル、そして決勝への意気込みを語る
2024 FIM世界耐久選手権 "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会の土曜日は、梅雨明けした直後とは思えないほど雲が多く蒸し暑い天候。鈴鹿8耐出場チームは、午前中にサーキットでのセッションが無いため束の間の休息となるが、サーキット内では各エリアで様々なイベントが行われた。
スズキはGPスクエア内にPRブースを設け、#0 GSX-R1000R(CNチャレンジ仕様)の参考展示やそこに用いられるサステナブルパーツやアイテムの説明が添えられた展示が行われた。また、HayabusaやGSX-S1000GX、GSX-8R、V-STROM 250SXの跨がり車両展示やオリジナルグッズの販売、毎年人気のガチャガチャ等で賑わいをみせた。
スズキブースのステージでは10時15分より2005、2006年連続ロードレース世界耐久選手権チャンピオン北川圭一さんと西口奈美さんの司会によるライダートークショーがスタート。はじめにSSTクラスでポールポジションを獲得したTERAMOTO@J-TRIP Racingから寺本幸司、村瀬健琉、石塚健が登壇。ポールポジションの嬉しさを語る一方で、寺本が今回の鈴鹿8耐を引退レースとすることが発表され、花束の贈呈が行われた。「最高のカタチで最後のレースが出来ています。このままの流れで決勝も戦います。」と、SSTクラス優勝を誓った。
次に登場したのはAutoRace Ube Racing Teamから津田拓也、アンソニー・ウエスト、バリー・バルトゥス。津田がこれまでの流れの順調さを説明し、アンソニーもチームへの信頼と決勝に向けての手応えを語った。また、この鈴鹿8耐が初の耐久レースとなるバリーは「誰もが憧れるようなレースに、こんな素晴らしいチームで、しかも20歳で参加出来たのは本当に嬉しい。」とコメント。津田とバリーはこの後行われるトップ10トライアルにも出場。「ライバルは多いですが、スズキの強さを見せるためにも全力で走りますので、皆さんも全力で応援してください!」と津田が語り、多くの拍手に包まれた。
続いて登壇したのはチームスズキCNチャレンジから佐原伸一監督、エティエンヌ・マッソン、濱原颯道、生形秀之。「レースの世界でも、これからも続けていくためには必要な活動となると考えています。」と活動の趣旨を説明する佐原。普段はヨシムラのレギュラーライダーとして戦っているエティエンヌはマシンの違いを聞かれると「すごく似ていて違和感がないだけでなく、チームの動きも遜色ないから決勝は良いところを走れると思う。」とコメントした。2年ぶりの8耐、7年ぶりとなるスズキのマシンを駆る濱原は「このクラスはタイヤの本数規制がないのですけど、とはいっても僕らがガンガン新品タイヤを使うのは違うだろうと予選はそれぞれ新品1セットでいきましたが、バックマーカーに引っ掛かったこともあり、あまり上手くいきませんでした。その分、決勝は挽回したいです。」と意気込みを語る。また、怪我が続き久々のレース復帰となる生形は「このようなチャンスをもらい、レースに戻って来られて感謝しています。決勝もしっかり走るので応援宜しくお願いします。」と復活を誓った。
最後に登壇したのはヨシムラ SERT Motulから加藤陽平チームディレクター(TD)、渥美心、アルベルト・アレナス、ダン・リンフット。加藤TDがこれまでの順調さをアピール。また、ビザの発給が遅れたことでぶっつけ本番となってしまったアレナスに対しては「すごいポテンシャルを感じるだけでなくて、プロフェッショナルですね。日本に来る前から日本時間に合わせて生活したり、食事を取っていたそうなんです。」とそのプロ意識も評価。渥美はヨシムラの正ライダーとして初となる耐久レースに喜びつつも気負いすぎないようにと気を引き締めた。アレナスは初めてづくしの鈴鹿8耐で「最善を尽くしたい。」ダンも「優勝を狙って頑張る。」とコメント。最後に加藤TDが「まずはトップ10での2人の5秒台を見たいですね。それから決勝は最優先しなければならないのはチャンピオンシップでのポイント獲得なのですが、ヨシムラにとっての鈴鹿8耐は特別ですから、やっぱり優勝を狙うつもりで戦いたいと思いますので、応援宜しくお願いします。」と語り、会場は大きな盛り上がりを見せてトークショーは幕を閉じた。
スズキはGPスクエア内にPRブースを設け、#0 GSX-R1000R(CNチャレンジ仕様)の参考展示やそこに用いられるサステナブルパーツやアイテムの説明が添えられた展示が行われた。また、HayabusaやGSX-S1000GX、GSX-8R、V-STROM 250SXの跨がり車両展示やオリジナルグッズの販売、毎年人気のガチャガチャ等で賑わいをみせた。
スズキブースのステージでは10時15分より2005、2006年連続ロードレース世界耐久選手権チャンピオン北川圭一さんと西口奈美さんの司会によるライダートークショーがスタート。はじめにSSTクラスでポールポジションを獲得したTERAMOTO@J-TRIP Racingから寺本幸司、村瀬健琉、石塚健が登壇。ポールポジションの嬉しさを語る一方で、寺本が今回の鈴鹿8耐を引退レースとすることが発表され、花束の贈呈が行われた。「最高のカタチで最後のレースが出来ています。このままの流れで決勝も戦います。」と、SSTクラス優勝を誓った。
次に登場したのはAutoRace Ube Racing Teamから津田拓也、アンソニー・ウエスト、バリー・バルトゥス。津田がこれまでの流れの順調さを説明し、アンソニーもチームへの信頼と決勝に向けての手応えを語った。また、この鈴鹿8耐が初の耐久レースとなるバリーは「誰もが憧れるようなレースに、こんな素晴らしいチームで、しかも20歳で参加出来たのは本当に嬉しい。」とコメント。津田とバリーはこの後行われるトップ10トライアルにも出場。「ライバルは多いですが、スズキの強さを見せるためにも全力で走りますので、皆さんも全力で応援してください!」と津田が語り、多くの拍手に包まれた。
続いて登壇したのはチームスズキCNチャレンジから佐原伸一監督、エティエンヌ・マッソン、濱原颯道、生形秀之。「レースの世界でも、これからも続けていくためには必要な活動となると考えています。」と活動の趣旨を説明する佐原。普段はヨシムラのレギュラーライダーとして戦っているエティエンヌはマシンの違いを聞かれると「すごく似ていて違和感がないだけでなく、チームの動きも遜色ないから決勝は良いところを走れると思う。」とコメントした。2年ぶりの8耐、7年ぶりとなるスズキのマシンを駆る濱原は「このクラスはタイヤの本数規制がないのですけど、とはいっても僕らがガンガン新品タイヤを使うのは違うだろうと予選はそれぞれ新品1セットでいきましたが、バックマーカーに引っ掛かったこともあり、あまり上手くいきませんでした。その分、決勝は挽回したいです。」と意気込みを語る。また、怪我が続き久々のレース復帰となる生形は「このようなチャンスをもらい、レースに戻って来られて感謝しています。決勝もしっかり走るので応援宜しくお願いします。」と復活を誓った。
最後に登壇したのはヨシムラ SERT Motulから加藤陽平チームディレクター(TD)、渥美心、アルベルト・アレナス、ダン・リンフット。加藤TDがこれまでの順調さをアピール。また、ビザの発給が遅れたことでぶっつけ本番となってしまったアレナスに対しては「すごいポテンシャルを感じるだけでなくて、プロフェッショナルですね。日本に来る前から日本時間に合わせて生活したり、食事を取っていたそうなんです。」とそのプロ意識も評価。渥美はヨシムラの正ライダーとして初となる耐久レースに喜びつつも気負いすぎないようにと気を引き締めた。アレナスは初めてづくしの鈴鹿8耐で「最善を尽くしたい。」ダンも「優勝を狙って頑張る。」とコメント。最後に加藤TDが「まずはトップ10での2人の5秒台を見たいですね。それから決勝は最優先しなければならないのはチャンピオンシップでのポイント獲得なのですが、ヨシムラにとっての鈴鹿8耐は特別ですから、やっぱり優勝を狙うつもりで戦いたいと思いますので、応援宜しくお願いします。」と語り、会場は大きな盛り上がりを見せてトークショーは幕を閉じた。