2021 全日本モトクロス選手権
ROUND05 [中止] 近畿大会
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全日本モトクロス選手権 レースレポート
2021年6月5・6日
全日本モトクロス選手権 第4戦 SUGO大会 場所:宮城県 スポーツランドSUGOインターナショナルモトクロスコース
苦戦を強いられたIA1星野 裕はポイント獲得ならず。
IB Openクラスの町田勘太が第1ヒート2位で表彰台に登壇!
D.I.D 全日本モトクロス選手権 2021シリーズ第4戦 SUGO大会は、6月5~6日に宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOインターナショナルモトクロスコースで開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、5月1~2日に予定されていた第2戦中国大会が延期となったため、事実上の今季3戦目。今大会も入場時の健康診断や一般観客に対してはパドックへの立ち入り規制を行うなど、感染対策を取りながらの開催となった。大会期間中は、前日にまとまった雨が降ったものの夜間に回復し土曜日は快晴。日曜日は曇り後晴れの好天に恵まれ、最高気温が27℃に達するなど汗ばむ陽気の中でのレースとなった。起伏に富んだスポーツランドSUGOのコースは、今回スネークコーナーと呼ばれるアップダウンのコーナー形状を大幅に変更して、コース全体の幅を拡張するなどよりハイスピードなレイアウトとなった。雨の影響が残った土曜日は、コースをショートカット。日曜日は入念なメインテナンスの後フルコースを使ってレースが行われた。
今シーズン、国内最高峰IA1クラスには、Team SBEから星野 裕、SRF関東オートスポーツ清水からルーキーの西 元気と上原 巧がRM-Z450で参戦。開幕戦九州大会が総合12位、前回関東大会は総合8位となり今大会は6位入賞を目標に望んだ星野は、土曜日の予選、開幕戦に続き15分+1周×3ヒートのトリプルヒート制で行われた決勝共にミスや前者の転倒に巻き込まれるなど本来の力を発揮することができず、16-17-22位と不本意な結果となってしまう。一方、西は第2ヒートで15位に食い込み開幕戦以来となる貴重なポイントを獲得した。 IA2クラスでは、地元チームのオートスポーツ清水からRM-Z250で参戦した真野凌輔が22-13位で総合16位。同じくオートスポーツ清水から出場した斉藤 嵩は、第1ヒート15位で1ポイントを獲得し総合17位。ルーキー福村 鎌は両ヒート16位で入賞圏内にあと一歩まで迫りながらポイント獲得はならなかった。 またIB Openクラスでは、RM-Z250で参戦したオートスポーツ清水の町田勘太が土曜日の第1ヒートで前半トップを走行し2位。日曜日の第2ヒートはスタートで出遅れ13位でフィニッシュしたが、優勝したライダーが音量規定違反で失格となったため順位が一つ繰り上がり、総合は5位でこの大会を終えた。 星野 裕(Team SBE・IA1クラス・暫定ランキング12位)
「開幕戦と比べて前回の関東大会は調子も良くなっていて、事前の練習や調整もしっかりと出来たし、入賞への手応えも感じていました。しかし今大会は予選で激しく転倒してしまい、気持ちを切り換えて臨んだヒート1は、転倒に巻き込まれて復帰に手間取ってしまい、レース時間も短かったので追い上げも届きませんでした。ヒート2は取り戻そうという気持ちが出すぎて冷静さを失ってしまい、ヒート3も1周目に接触があって、マシンにもダメージがあり、集中力を欠いてしまいました。結果が全てなので本当に残念だし気持ちも下がってしまいましたが、このまま終われないし、インターバルにもう一度しっかり取り組んで、次の名阪に備えます。」第4戦 SUGO大会 IA1 決勝第1ヒート結果 (9周)
第4戦 SUGO大会 IA1 決勝第2ヒート結果 (9周)
第4戦 SUGO大会 IA1 決勝第3ヒート結果 (9周)
第4戦 SUGO大会 IA2 決勝第1ヒート結果 (16周)
第4戦 SUGO大会 IA2 決勝第2ヒート結果 (16周)
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