2021 全日本モトクロス選手権
ROUND05 [中止] 近畿大会
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全日本モトクロス選手権 レースレポート
2021年4月10・11日
全日本モトクロス選手権 第1戦 HSR九州大会 場所:熊本県 HSR九州オフロードコース
IA1の星野 裕は総合12位でシーズンスタート
IB Openクラスの町田勘太が全日本デビュー戦で2位表彰台を獲得。
D.I.D 全日本モトクロス選手権 2021シリーズ第1戦 HSR九州大会は、4月10~11日に熊本県菊池郡大津町のHSR九州オフロードコースで開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕戦を8月まで延期し全4戦で行われた昨シーズンに対し、今年は例年通り4月開幕で全7戦のスケジュールが予定され、新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底しながら、滞りなく大会が運営された。大会期間中は土日とも快晴。朝夕はやや冷え込んだものの日中は汗ばむほどの陽気となり、また阿蘇山方向から風が吹き込んだために、繰り返し行われた散水作業にも関わらず、走行のたびに激しくホコリが舞い上がるドライコンディションでのレースとなった。
今シーズン、国内最高峰IA1クラスには、Team SBEから星野 裕、SRF関東オートスポーツ清水からルーキーの西 元気と上原 巧がRM-Z450で参戦。予選を9番手で通過した星野は、15分プラス1周のトリプルヒートで行われた決勝で、第1ヒートは11位。スタート直後に激しい転倒を喫した第2ヒートは、最後尾から挽回し12位、最終ヒートもスタートは出遅れたものの、激しい混戦で順位を上げ9位でフィニッシュ。総合では12位の成績を記録した。一方ルーキーの西も最高峰クラスで健闘。今シーズンからポイントスケールが変わって、入賞が15位以内と厳しくなった中で、第2ヒートが14位、第3ヒートは15位で計3ポイントを獲得。ルーキートップとなる総合15位の成績をマークした。 IA2クラスには6名のスズキライダーが出場。この中で昨シーズンIB Openクラスでチャンピオンに輝いたルーキー福村 鎌が健闘を見せ、第1ヒートこそリタイアに終わったものの第2ヒートは混戦の中で順位を上げて11位でフィニッシュ。国際A級のデビュー戦で5ポイントを獲得しスズキ勢トップとなる総合13位の成績を収めた。 また土曜日に行われたIB Openクラス第1ヒートでは、オートスポーツ清水所属で16歳の町田勘太が全日本デビュー戦で見事2位表彰台を獲得。日曜日の第2ヒートは表彰台こそ逃したものの4位と健闘した町田は総合3位の好成績でシーズンをスタートした。 星野 裕(Team SBE・IA1クラス・総合12位)
「今シーズンからまたスズキで走ることになりました。Team SBEは、自分が全日本にデビューした当時に在籍した地元チームです。シーズンオフからチームスタッフがものすごく協力してくれて、マシンも体調もベストの状態で開幕を迎えることができました。リザルトは転倒もあって満足できる内容ではありませんでしたが、実戦モードでの走りなど得るものは大きくて、次への課題も明確になったし、上位で争う手応えも得ることができました。まずはしっかりと6位以内に入ること。そうすれば表彰台のチャンスも出てくると思うので、更にレベルアップしていくつもりです。」第1戦 HSR九州大会 IA1 決勝第1ヒート結果 (9周)
第1戦 HSR九州大会 IA1 決勝第2ヒート結果 (9周)
第1戦 HSR九州大会 IA1 決勝第3ヒート結果 (9周)
第1戦 HSR九州大会 IA2 決勝第1ヒート結果 (15周)
第1戦 HSR九州大会 IA2 決勝第2ヒート結果 (15周)
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