スズキレーシングレポート
トップ ロードレース世界選手権 全日本ロードレース選手権 全日本モトクロス選手権
2016 MotoGP
ROUND1
ROUND2
ROUND3
ROUND4
ROUND5
ROUND6
ROUND7
ROUND8
ROUND9
ROUND10
ROUND11
ROUND12
ROUND13
ROUND14
ROUND15
ROUND16
ROUND17
ROUND18
2016 MotoGP
2023 鈴鹿8耐 スペシャルサイト
スズキ株式会社 国内二輪 X(旧Twitter)公式アカウント
MotoGP
2016年10月29日
MotoGP 第17戦 マレーシアGP 公式予選
場所:マレーシア セパンインターナショナルサーキット

スズキ・エクスター、セパンは揃って3列目スタート
ROUND17
午後のフリー走行前に降り出した雨により、ウェットコンディションで行われたマレーシアGP予選は、エスパルガロ7番手、ビニャーレス8番手と、揃って3列目からのスタートとなった。午前のFP3はドライコンディションで、ビニャーレスは堂々のトップタイムをマーク。チームメイトのエスパルガロも7番手タイムと好調な滑り出しをしたものの、午後になってスコールのような激しい雨に見舞われ、FP4、予選は共にウェットコンディションとなった。

午前のドライコンディションでは安定したラップタイムを刻み、タイムアタックも順調に行ったエスパルガロだったが、路面が濡れてからは思うようなトラクションを得ることができずに苦戦。それでもラップを重ねるうちにトップとのタイム差を徐々に縮め、フィーリングを掴んでいく。予選セッションの終盤にタイムアップしたライダー達に押し出される形となり、エスパルガロ、ビニャーレス共に3列目に留まるも、ふたりの決勝でのパフォーマンスに期待がかかる。

午前のドライセッションではアグレッシブな走りでトップタイムを刻んだビニャーレスは、午後のウェットコンディションでも快調な走りを披露。しかしQ2セッションではタイヤのフィーリングが安定せず、思い通りのパフォーマンスを発揮できないまま、悔しい3列目スタートとなった。

ROUND17 ROUND17
ROUND17 ROUND17

アレイシ・エスパルガロ

「予選で路面のコンディションが変わってしまったことは残念だったけど、結果的には、ドライでもウェットでも良いフィーリングを得ることができたからハッピーだよ。最後のタイムアタックの時、ちょっとした問題があって思い通りにプッシュできなかったけど、トータルで見れば、今日はポジティブな1日だったと思う。予選順位だけを見れば決して満足とは言えないけど、この数戦、ウェットでは常に苦戦を強いられてきたので、それを考えれば大きな進歩だよ。最後のタイムアタックでミスしなければもっとスタートグリッドは上位だったかもしれないけど、今日は貴重なデータを得ることもできたし、明日の決勝に向けてかなりポジティブな気持ちさ。」

マーベリック・ビニャーレス

「ウェットコンディションだったFP4には、かなり満足しているよ。セッティングもうまく決まり、ペースも良かった。残念ながら予選では同じようなグリップ感を得ることができず、3列目スタートという結果となってしまったけど、今日のうちにエンジニアにその理由を確認してもらって、明日に向け、万全を尽くせるようにするよ。午前のドライでは全く無理せずに速いラップタイムを刻めたし、ペースも安定していたから、明日の決勝はスタートを決め、トップ争いに絡めるよう頑張るのみさ。間違いなく序盤が勝負のキーとなるだろうね。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー

「午後の雨のせいで路面のコンディションが大きく変わり、期待していた結果が得られなかったことが残念です。予選がドライだったら、マーベリックもアレイシももっとスタートポジションが良かったでしょうね。でも明日が完全なドライか、もしくは完全なウェットだったら、決勝はどちらのライダーにも十分チャンスがあると思っています。大切なことは、エンジニア達が今日のデータをきっちり解析し、明日、ライダー達により良いフィーリングを与えてあげることでしょう。今日のようなコンスタントなペースを維持できれば、3列目からの挽回は十分ありえると思っています。」

公式予選結果
1A・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)2'11.485
2V・ロッシ(ヤマハ)2'11.731
3J・ロレンソ(ヤマハ)2'11.787
4M・マルケス(ホンダ)2'11.874
5C・クラッチロー(ホンダ)2'12.558
7アレイシ・エスパルガロ(スズキ)2'12.869
8マーベリック・ビニャーレス(スズキ)2'12.981