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- ROUND01 04.18 フランス/ル・マン24時間
- ROUND02 06.06 ベルギー/スパ8時間
- ROUND03 07.05 日本/鈴鹿8時間
- ROUND04 09.19 フランス/ボルドール24時間
世界耐久選手権 レースレポート
2026年6月6日
2026 FIM世界耐久選手権 第2戦 スパ8時間耐久レース
ベルギー スパ・フランコルシャン・サーキット
ヨシムラSERT Motulがスパ8時間耐久で粘り強い走りを見せる
2026 EWC
6月6日に開催された2026年FIM世界耐久選手権(EWC) 第2戦 スパ8時間耐久レースで、ヨシムラSERT Motulはレース序盤のアクシデントを乗り越えて、4位でフィニッシュした。
第1ライダーのグレッグ・ブラック選手は4番グリッドからスタートするとホールショットを決め、序盤からリードを奪った。その後は3番手につけ、タイミングを見計らいながら上手くペースコントロールしていたが、レース開始30分を過ぎたところでシケインセクション『レ・コンブ』でフロントが滑り転倒。マシンに損傷を負い、ピットに戻ることとなった。
ピットではテクニカルクルーが迅速に対応し、損傷したエキゾーストシステムの交換を行った。マシンに大きな損傷は見当たらなかったため、メカニック達は短時間で整備を完了させ、ピットインから数分後には第2ライダーのエティエンヌ・マッソン選手を再びコースへ送り出した。トップから2周遅れでコースに戻り、最後尾からレースを再開したマッソン選手だったが、すぐに素晴らしいリズムを掴むと、執念で集団を次々と抜き去り、最初の1時間が終わる頃には28番手まで順位を上げていた。
その後は第3ライダーのダン・リンフット選手に交代、リンフット選手もまた同じ勢いで果敢に攻め続けた。レースリーダーたちのペースに合わせた走りでマシンをトップ20圏内へと押し上げ、19番手に到達。3時間経過時点でチームは14番手まで順位を上げていたが、その直後、サーキットのあるアルデンヌ地方に雨が降り始め、路面コンディションが複雑化していった。
ヨシムラSERT Motulは、変化する路面状況に動じることなく、刻々と変わる天候にも自信を持って対応した。ウェットとドライが絶えず入れ替わる路面にも、ライダーたちの追い上げは止まることなく、4時間経過時点でチームは見事7番手まで順位を上げていた。さらにその追い上げは続いて、6時間目に入るとレースラインが乾き始め、ラップタイムが再び向上したことでチームは4番手へと浮上した。
激しい争いの中でもライダー達は粘り強く走り、チェッカーフラッグが振られるまでその順位を譲ることはなかった。過酷な8時間、189ラップを刻んだヨシムラSERT Motulは4位でフィニッシュした。
第2戦でヨシムラSERT Motulは21ポイントを獲得、通算では69ポイントとなり、2026年FIM EWCシーズン暫定ランキング2位の位置をさらに確固なものとした。次戦7月3日~5日に開催される日本の伝統レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に、早くも注目が集まっている。
第1ライダーのグレッグ・ブラック選手は4番グリッドからスタートするとホールショットを決め、序盤からリードを奪った。その後は3番手につけ、タイミングを見計らいながら上手くペースコントロールしていたが、レース開始30分を過ぎたところでシケインセクション『レ・コンブ』でフロントが滑り転倒。マシンに損傷を負い、ピットに戻ることとなった。
ピットではテクニカルクルーが迅速に対応し、損傷したエキゾーストシステムの交換を行った。マシンに大きな損傷は見当たらなかったため、メカニック達は短時間で整備を完了させ、ピットインから数分後には第2ライダーのエティエンヌ・マッソン選手を再びコースへ送り出した。トップから2周遅れでコースに戻り、最後尾からレースを再開したマッソン選手だったが、すぐに素晴らしいリズムを掴むと、執念で集団を次々と抜き去り、最初の1時間が終わる頃には28番手まで順位を上げていた。
その後は第3ライダーのダン・リンフット選手に交代、リンフット選手もまた同じ勢いで果敢に攻め続けた。レースリーダーたちのペースに合わせた走りでマシンをトップ20圏内へと押し上げ、19番手に到達。3時間経過時点でチームは14番手まで順位を上げていたが、その直後、サーキットのあるアルデンヌ地方に雨が降り始め、路面コンディションが複雑化していった。
ヨシムラSERT Motulは、変化する路面状況に動じることなく、刻々と変わる天候にも自信を持って対応した。ウェットとドライが絶えず入れ替わる路面にも、ライダーたちの追い上げは止まることなく、4時間経過時点でチームは見事7番手まで順位を上げていた。さらにその追い上げは続いて、6時間目に入るとレースラインが乾き始め、ラップタイムが再び向上したことでチームは4番手へと浮上した。
激しい争いの中でもライダー達は粘り強く走り、チェッカーフラッグが振られるまでその順位を譲ることはなかった。過酷な8時間、189ラップを刻んだヨシムラSERT Motulは4位でフィニッシュした。
第2戦でヨシムラSERT Motulは21ポイントを獲得、通算では69ポイントとなり、2026年FIM EWCシーズン暫定ランキング2位の位置をさらに確固なものとした。次戦7月3日~5日に開催される日本の伝統レース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に、早くも注目が集まっている。
ヨシムラ SERT Motul ダミアン・ソルニエ チームマネージャー
「表彰台まであと一歩だっただけに、当然ながら少し悔しさはあります。これも耐久レースというものです。レース序盤のクラッシュで大幅なタイムロスを喫し、40位以下まで順位を落としてしまいました。それでも3人のライダーは最後まで可能性を信じ、決して諦めませんでした。これほど強力なライバル達がひしめく中、4位まで巻き返したことは素晴らしい成果です。また、バイクを信じられないほど迅速に修理してくれたテクニカルクルーの素晴らしい働きにも称賛を送ります。これはスポーツとしても、人間としても素晴らしい成果でした。そして私達の焦点は次戦、スズキにとって極めて重要なイベントである鈴鹿へと移ります。私達は鈴鹿でのチャンピオンシップ首位奪還に向け、並々ならぬ決意を持って臨むつもりです。」ヨシムラ SERT Motul 加藤 陽平 チームディレクター
「今週末の最大の目標はミスのないレースをすることでしたので、序盤のアクシデントは明らかに痛手でした。しかし、耐久レースには粘り強さが求められ、我々のチームはまさにそれを見せつけました。スパ特有の予測不可能な天候にもかかわらず、メカニック達はレースを通じてピットで完璧な仕事をこなしてくれました。彼らの絶え間ない努力のおかげで、私達は順位を挽回することができました。苦労して勝ち取った今回の4位は、選手権争いにおいて極めて重要なポイントをもたらし、タイトル争いに踏みとどまる結果となりました。次は、スズキGSX-R1000Rの最新進化モデルが実戦デビューを飾る『鈴鹿8時間耐久レース』に注力します。私達は他のファクトリーチームを相手にトップ争いを繰り広げるという明確な使命を持って日本へ向かいます。」ヨシムラ SERT Motul グレッグ・ブラック 選手(ライダーブルー)
「今回のレースでは良かった点に目を向けるべきだと思います。最大の目標は選手権ポイントをしっかり獲得することでしたが、それを達成できました。スタート直後はマシンのフィーリングも良く、先頭集団についていこうとしていましたが、不運にも転倒してしまいました。その影響で数分を失いましたが、メカニックたちは素晴らしい仕事で私たちを素早くコースへ戻してくれました。マシンはウェットコンディションを含めて非常に高い競争力を発揮していました、チームメイト達も非常に力強い走りで、表彰台争いに復帰するところまで押し上げてくれました。次の鈴鹿が楽しみです。2026年仕様マシンでの最近のテスト結果は非常に好感触で、優勝争いができるという期待を持っています。」ヨシムラ SERT Motul エティエンヌ・マッソン 選手(ライダーイエロー)
「本来なら素晴らしい結果を残せる可能性があっただけに、やはり悔しさはあります。ライバル勢は非常に強力でミスもありませんでした。私達も特にタイヤ選択に関しては正しい判断を下すことができました。ペースは非常に安定しており、バイクはあらゆるコンディションで見事なパフォーマンスを発揮しました。序盤の転倒は不運でしたが、チームは驚異的な働きを見せ、記録的な速さでバイクをコースに戻してくれました。結局のところ、この4位という結果は、チーム全員による素晴らしい努力への報いであり、今シーズンの残りの戦いで不可欠なポイントを獲得することを可能にしてくれました。ライバルたちも、今後のラウンドで私たちが手強い存在になることを理解しているはずです。」ヨシムラ SERT Motul ダン・リンフット 選手(ライダーレッド)
「ポジティブな面に目を向け、この素晴らしい巻き返しを誇りに思うべきです。耐久レースでは誰にでもアクシデントは起こり得ます。私自身も昨年の鈴鹿で経験しました。チーム全員が一丸となって後方からの追い上げに取り組み、最終的に4位でフィニッシュすることができました。これはチャンピオンシップにおいて極めて貴重なポイントです。もちろんライダーとしては常に表彰台、そして優勝を目指しています。しかし今日は取り得る最大限の結果を残せたと思います。いつものようにピットストップは完璧でした。今は次戦の日本ラウンドに全力を注いでおり、そこで可能な限り多くのポイントを獲得することが目標です。」2026 FIM世界耐久選手権 第2戦 スパ8時間耐久レース 決勝結果
| 順位 | No. | クラス | チーム名 | バイク | 周回数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 37 | EWC | BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM | BMW | 192 |
| 2 | 1 | EWC | YART Yamaha Official EWC Team | YAMAHA | 192 |
| 3 | 11 | EWC | Kawasaki Webike Trickstar | KAWASAKI | 190 |
| 4 | 12 | EWC | ヨシムラ SERT Motul | SUZUKI | 189 |
| 5 | 4 | EWC | Tati Team AVA6 Racing | HONDA | 188 |
| 6 | 49 | SST | Revo-M2 | APRILIA | 186 |
| 7 | 77 | SST | Wójcik Racing Team #77 SST | HONDA | 186 |
| 8 | 65 | EWC | Motobox Kremer Racing by 321 | YAMAHA | 185 |
| 9 | 18 | SST | TEAM 18 POMPIERS IGOL CMS MOTOSTORE | YAMAHA | 185 |
| 10 | 6 | EWC | ERC Endurance #6 | BMW | 185 |
| 11 | 25 | SST | Team Étoile | BMW | 183 |
| 12 | 90 | EWC | LRP Poland | BMW | 183 |
| 13 | 9 | SST | TEAM TECMAS - MINERVA OIL | BMW | 181 |
| 14 | 24 | EWC | MAXXESS By BMRT3D | KAWASAKI | 181 |
| 15 | 8 | EWC | Team Bolliger Switzerland #8 | KAWASAKI | 180 |
| 16 | 119 | SST | Slider Endurance | HONDA | 180 |
| 17 | 36 | SST | 3ART Best Of Bike Hamaguchi | YAMAHA | 178 |
| 18 | 27 | SST | TRT27 AZ moto | HONDA | 177 |
| 19 | 85 | SST | TEAM RACING 85 by A2M2 | KAWASAKI | 177 |
| 20 | 98 | EWC | TEAM PMS99 YAM SERVICE | YAMAHA | 176 |
| 21 | 72 | SST | Junior Team le Mans Sud Suzuki | SUZUKI | 176 |
| 22 | 53 | EWC | Mana-au Competition | HONDA | 175 |
| 23 | 41 | SST | Dafy-Kaedear-RAC41-Honda | HONDA | 175 |
| 24 | 14 | EWC | MACO RACING Team | YAMAHA | 175 |
| 25 | 76 | EWC | AutoRace Ube Racing Team | BMW | 174 |
| 26 | 10 | SST | INFINITEAM FLAM RACING | YAMAHA | 174 |
| 27 | 199 | PRD | ARTEC #199 | KAWASAKI | 171 |
| 28 | 16 | PRD | Team HTC Racing | YAMAHA | 170 |
| 29 | 99 | EWC | Elf Marc VDS Racing Team/KM99 | YAMAHA | 170 |
| 30 | 531 | PRD | Mana-au Competition | HONDA | 169 |
| 31 | 222 | PRD | Team Supermoto Racing | YAMAHA | 169 |
| 32 | 96 | PRD | LEGACY COMPETITION | YAMAHA | 168 |
| 33 | 34 | SST | JMA RACING ACTION BIKE 34 | SUZUKI | 168 |
| 34 | 22 | SST | TEAM 202 | YAMAHA | 167 |
| 35 | 80 | PRD | Starteam Racing | BMW | 167 |
| 36 | 183 | SST | TEAM SLA / HONDA TOULON | HONDA | 166 |
| 37 | 3 | SST | T3RT | YAMAHA | 161 |
| 38 | 210 | PRD | Team Grip Attack | HONDA | 158 |
| 39 | 13 | PRD | Flying Buffs M3 Racing | BMW | 157 |
| 40 | 42 | PRD | GREENTEAM 42 LYCEE SAINTE CLAIRE | KAWASAKI | 130 |
| NC | 44 | SST | Honda No Limits | HONDA | 178 |
| RT | 5 | EWC | F.C.C. TSR Honda France | HONDA | 108 |
| RT | 38 | SST | Champion-Hert Powered by MRP | BMW | 100 |
| RT | 55 | SST | NATIONAL MOTOS HONDA FMA | HONDA | 67 |
2026 FIM世界耐久選手権 チームランキング(EWCクラス・第2戦 スパ8時間耐久レース終了時)
| 順位 | ゼッケン | チーム | バイク | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | YART Yamaha Official EWC Team | YAMAHA | 91 |
| 2 | 12 | ヨシムラ SERT Motul | SUZUKI | 69 |
| 3 | 37 | BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM | BMW | 68 |
| 4 | 11 | Kawasaki Webike Trickstar | KAWASAKI | 64 |
| 5 | 6 | ERC Endurance #6 | BMW | 49 |
| 6 | 76 | AutoRace Ube Racing Team | BMW | 43 |
| 7 | 8 | Team Bolliger Switzerland #8 | KAWASAKI | 34 |
| 8 | 24 | MAXXESS By BMRT3D | KAWASAKI | 33 |
| 9 | 53 | Mana-au Competition | HONDA | 29 |
| 10 | 65 | Motobox Kremer Racing by 321 | YAMAHA | 28 |
| 11 | 90 | LRP Poland | BMW | 28 |
| 12 | 5 | F.C.C. TSR Honda France | HONDA | 18 |
| 13 | 4 | Tati Team AVA6 Racing | HONDA | 17 |
| 14 | 14 | MACO RACING Team | YAMAHA | 15 |
| 15 | 98 | TEAM PMS99 YAM SERVICE | YAMAHA | 10 |
| 16 | 116 | Kingtyre Fullgas Racing Team #116 | KAWASAKI | 8 |
| 17 | 99 | Elf Marc VDS Racing Team/KM99 | YAMAHA | 7 |
2026 FIM世界耐久選手権 マニュファクチャラーズランキング(EWCクラス・第2戦 スパ8時間耐久レース終了時)
| 順位 | コンストラクター | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | YAMAHA | 89 |
| 2 | BMW | 89 |
| 3 | KAWASAKI | 80 |
| 4 | HONDA | 56 |
| 5 | SUZUKI | 52 |
