SUZUKI RACING REPORT
スズキレーシングレポート
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世界耐久選手権 レースレポート
2026年9月19日-20日
2026 FIM世界耐久選手権 第4戦 ボルドール24時間耐久レース
フランス ポール・リカール サーキット
ヨシムラSERT Motulが力強い走りを披露、ボルドール24時間耐久レースで2位、年間ランキング3位を獲得
2026 EWC
2026 鈴鹿8耐
スズキ株式会社 国内二輪 X(旧Twitter)公式アカウント
2026年FIM世界耐久選手権シリーズ(EWC)最終戦、ヨシムラ SERT Motulは第89回ボルドール大会で素晴らしいパフォーマンスを発揮した。ポール・リカールサーキットでの24時間に及ぶ激しい闘いの末、#12スズキGSX-R1000Rは2位フィニッシュを遂げ、年間総合ランキング3位を獲得して今シーズンを締めくくった。

第1ライダーのグレッグ・ブラック選手が、スタート後にホールショットを決めてスズキの速さを改めて証明した。しかし、最初のピットストップでのトラブルで僅かなタイムロスが生じ、一時5番手まで後退した。

しかしチームはすぐに立て直しを図り、ブラック選手、エティエンヌ・マッソン選手、ダン・リンフット選手が交代で走る間に失った順位を徐々に挽回していった。スタートから4時間経過時点でヨシムラ SERT Motulは先頭グループに追いつき4番手とすると、その後まもなく3番手に浮上、8時間経過時点でチャンピオンシップのボーナスポイント8ポイントを加算した。

さらに夜間走行の間にチームは2番手へと浮上。ブラック選手、マッソン選手、リンフット選手の安定したペースとGSX-R1000Rの信頼性に支えられ、他チームからのプレッシャーにも耐えながら2番手ポジションを維持した。ペースは16時間経過時点でも変わらず堅実な走りで、ボーナスポイント9ポイントを加算した。

レース終盤を迎えても3名のライダーは力強い走りをキープしながらミスもなく、速さと信頼性を兼ね備えたGSX-R1000Rと共に最後までポジションを死守すると、非常に過酷な24時間レースを終え、2位でフィニッシュした。ヨシムラ SERT Motulはボルドールでの4回連続となる表彰台を獲得した。

ヨシムラ SERT Motulは、合計137ポイントを獲得し、2026年FIM世界耐久選手権をランキング3位で終えた。ル・マンでのテクニカルトラブルに見舞われた難しいシーズン序盤に続き、その後も厳しいレース環境に翻弄されるレースが続いたが、チームは非常に高い安定性を示した。数多くの困難に直面しながらも、チームは最終戦までタイトル争いに加わり続け、シーズンを通じて数々の困難を乗り越えながら、最後まで上位争いを続けた。

どんな状況でも高いパフォーマンスを維持し、競争力を保ち、集中し続けるチームの強みは、何よりもチーム全体の結束と献身にある。ライダー、メカニック、チームスタッフがシーズンを通じて団結し、すべての挑戦に対して闘志と緻密さ、そして強い結束力を示した。スズキGSX-R1000Rの性能と信頼性がそこに加わり、このチームとしての総合力によって、ヨシムラ SERT Motulは今シーズンもFIM 世界耐久選手権のトップチームとしてシーズンを締めくくることができた。

ヨシムラ SERT Motul ダミアン・ソルニエ チームマネージャー
「今回のレースウィークは素晴らしかったです。ボルドールでのプレテストの後、マシンセッティングにまだ2、3の小さな点を微調整する必要がありました。特にタイヤ、ライダー、マシンのバランスを最適化することが課題でしたが、私たちはすぐに正しい方向性を見つけました。予選では3番手タイムだったため極端に目立つ結果ではありませんでしたが、レース条件下での非常に力強いパフォーマンスへとつながりました。しかしながら、私たちは非常に速い37号車(BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM)と戦わなければなりませんでした。多少の悔しさは残りますが、諦めるわけにはいきません。このレースは非常に厳しく、スタートから非常に速いペースで、セーフティカーも入らず、すぐに37号車がリードしました。また5号車(F.C.C. TSR Honda France)との激しいバトルもありました。荒れた展開こそ少なかったものの、レースは非常に激しく、トップグループについていくために毎ラップ全力で戦う必要がありました。総合的に考えると、様々な条件を考慮すれば私たちは本当によくやったと思います。20台以上がリタイアする中、様々な危険を回避しながら獲得した2位は見事な結果だと思うし、ランキング3位でシーズンを終えることができました。もちろんこれは私たちが期待していた結果ではありません。2023年、2024年、2025年にボルドールを制し、昨年は世界ランキング2位となった私たちはスズキとパートナーのために、より上の成績を収めることを望んでいました。しかし、シーズン毎に状況は異なります。この2位という結果は、見事なピットストップを含め一週間を通して素晴らしい仕事をしてくれたライダーたち、そしてテクニカルチーム全体への素晴らしい報いです。また、私たちを支え、最高の形でサポートしてくれたパートナーやホスピタリティチーム全員のことも決して忘れはしません。この素晴らしいプロジェクトに関わるすべての人を非常に誇りに思います。」

ヨシムラ SERT Motul 加藤 陽平 チームディレクター
「2位につけてからは、トップとの差を詰めるべくチーム一丸となってプッシュしましたが、最終的に優勝争いに持ち込むことはできませんでした。ライダーたちの努力、ピットクルーの高い技術力、そして陰で支えてくれた全チームメンバーの献身を心から誇りに思います。全員がこの結果において重要な役割を果たしてくれました。ヨシムラ SERT Motulのために全力を尽くしてくれたすべての人に心から感謝いたします。本当にありがとうございました。そして毎レース、チームを応援し続けてくださるファンの皆様に心から感謝申し上げます。皆様からの応援が、非常に厳しいレースを乗り越える力を与えてくれます。来シーズンもまた皆さんと共にシーズンを迎えられることを楽しみにしています。今年は本当にありがとうございました。また来年お会いしましょう!」

ヨシムラ SERT Motul グレッグ・ブラック 選手(ライダーブルー)
「この2位という結果を素直に嬉しく思っています。今シーズンは私たちにとって簡単なものではなく、ボルドールに到着した時点でチャンピオンシップのポイント差はかなり大きかったのです。目標は勝つことでしたが、非常に厳しい戦いに直面しながらの2位は良い結果だと思います。私は満足のいくスタートを切って先頭集団についていくことができましたが、その後は前方でペースが上がっていて、数台をオーバーテイクしている間に少し差が開いてしまいましたが、それもそれほど大きな損失ではありませんでした。最初のスティント中、フロントホイールを交換している時に小さな問題が発生しました。これはヨシムラ SERT Motulでは非常に珍しいのですが、どんなトップチームでも起こり得ることです。その後は気温の変化に伴い、ハードタイヤを使用し続けましたが、これは必ずしもエティエンヌとダンにとって最適な選択とは言えず、レースの序盤で少しタイムを失いました。でも適切なタイヤを装着してからはペースを取り戻し、徐々に順位を上げることができました。レース中、私たちはいくつかの素晴らしいバトルを繰り広げました。チーム間やライダー間で非常に大きなプレッシャーがありましたが、本当に素晴らしいレースでした。」

ヨシムラ SERT Motul エティエンヌ・マッソン 選手(ライダーイエロー)
「レース序盤のハードタイヤでのパフォーマンスに少し戸惑ってしまい、思い通りのペースを作ることができませんでした。でも気温が少し下がりタイヤを変更できるようになると、状況は改善して、それからはピットでもトラック上でも非常によいパフォーマンスを発揮できました。残念ながら今年の37号車は非常に強力でした。彼らは一度もミスをせず、レースを通して非常に高いペースを維持しました。37号車に拍手を送ります。これからは再び作業に取り組み、解決策を探し、マシンの開発を続けていく必要があります。また来年お会いしましょう!」

ヨシムラ SERT Motul ダン・リンフット 選手(ライダーレッド)
「もちろん、表彰台の頂点で終えられればベストでしたが、全体として見れば良いレースができたと思います。ライダーもチームもミスはありませんでした。ただ、37号車に本当に挑戦するための少しの何かが欠けていただけだと思います。それでも、私たちが成し遂げたことを誇りに思います。このレースから学び、引き続き努力しながら改善を目指します。そしてこれは決してシーズン始めに望んでいたことではないのですが、ふたつの24時間レースで共に2位フィニッシュという形で締めくくることができました。これを糧にして前進し、さらに強くなって戻ってきます。」
2026 FIM世界耐久選手権 第4戦 ボルドール24時間耐久レース 決勝結果
順位No.クラスチーム名バイク周回数
137EWCBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMBMW742
212EWCヨシムラ SERT MotulSUZUKI741
31EWCYART Yamaha Official EWC TeamYAMAHA740
45EWCF.C.C. TSR Honda FranceHONDA734
511EWCKawasaki Webike TrickstarKAWASAKI718
677SSTWójcik Racing Team #77 SSTHONDA717
736SST3ART Best Of Bike HamaguchiYAMAHA715
814EWCMACO RACING TeamYAMAHA714
944SSTHonda No LimitsHONDA713
1018SSTTEAM 18 POMPIERS IGOL CMS MOTOSTOREYAMAHA712
1153EWCMana-au CompetitionHONDA712
1272SSTJunior Team le Mans Sud SuzukiSUZUKI701
1398EWCTEAM PMS99 YAM SERVICEYAMAHA696
1445EXPTEAM METISSMETISS691
1515SSTAprilia le Mans 2 RouesAPRILIA682
16183SSTTEAM SLA / HONDA TOULONHONDA679
1734SSTJMA RACING ACTION BIKE 34SUZUKI677
1827SSTTRT27 AZ motoHONDA674
19135SSTCAM RACING TEAMHONDA673
2038SSTChampion-Hert Powered by MRPBMW669
2199EWCElf Marc VDS Racing Team/KM99YAMAHA668
2226PRDAudemar Motoclub GemenosYAMAHA666
2396PRDLEGACY COMPETITIONYAMAHA664
2422SSTTEAM 202YAMAHA661
25199PRDARTEC #199KAWASAKI659
2633PRDHIGH SIDE APRIL MOTO LOUITKAWASAKI657
2731SSTlc racing teamKAWASAKI651
2816PRDTeam HTC RacingYAMAHA645
294EWCTati Team AVA6 RacingHONDA640
30137PRDFOCUS ENDURANCEKAWASAKI635
31210PRDTeam Grip AttackHONDA627
32156PRDMoto Sport 56 by JMA RacingSUZUKI627
33112SSTLCR ENDURANCEHONDA614
34222PRDTeam Supermoto RacingYAMAHA605
35531PRDMana-au CompetitionHONDA590
3643EXPTEAM FMR 34YAMAHA589
RT6EWCERC Endurance #6BMW629
RT85SSTTEAM RACING 85 by A2M2KAWASAKI518
RT63SSTPMS RACING TEAMYAMAHA503
RT113SSTTEAM 113 VIP MOTO-SPORTING MOTO-DYNOPERFHONDA502
RT65EWCMotobox Kremer Racing by 321YAMAHA445
RT141PRDDSE-RAC41-HONDAHONDA411
RT42PRDGREENTEAM 42 LYCEE SAINTE CLAIREKAWASAKI397
RT119SSTSlider EnduranceHONDA383
RT10SSTINFINITEAM FLAM RACINGYAMAHA353
RT8EWCTeam Bolliger Switzerland #8KAWASAKI331
RT41SSTDafy-Kaedear-RAC41-HondaHONDA274
RT49SSTRevo-M2APRILIA205
RT24EWCMAXXESS By BMRT3DKAWASAKI202
RT76EWCAutoRace Ube Racing TeamBMW140
RT13PRDFlying Buffs M3 RacingBMW131
RT55SSTNATIONAL MOTOS HONDA FMAHONDA127
RT9SSTTEAM TECMAS - MINERVA OILBMW83
RT90EWCLRP PolandBMW57
RT25SSTTeam ÉtoileBMW30
RT62EWCGRILLINI RACING TEAMKAWASAKI16
2026 FIM世界耐久選手権 チームランキング(EWCクラス・第4戦 ボルドール24時間耐久レース終了時)
順位ゼッケンチームバイクポイント
137BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMBMW158
21YART Yamaha Official EWC TeamYAMAHA154
312ヨシムラ SERT MotulSUZUKI137
411Kawasaki Webike TrickstarKAWASAKI105
576AutoRace Ube Racing TeamBMW64
66ERC Endurance #6BMW62
75F.C.C. TSR Honda FranceHONDA61
853Mana-au CompetitionHONDA49
98Team Bolliger Switzerland #8KAWASAKI43
1014MACO RACING TeamYAMAHA37
1165Motobox Kremer Racing by 321YAMAHA36
1230Honda HRCHONDA35
1399Elf Marc VDS Racing Team/KM99YAMAHA34
1424MAXXESS By BMRT3DKAWASAKI33
154Tati Team AVA6 RacingHONDA31
1690LRP PolandBMW28
1721YAMAHA FACTORY RACING TEAMYAMAHA25
1898TEAM PMS99 YAM SERVICEYAMAHA25
194Tati Team AVA6 RacingHONDA31
2073SDG Team HARC-PRO. HondaHONDA14
2188Honda Asia-Dream Racing with AstemoHONDA13
2240Team ATJ with NTT docomo BusinessHONDA12
2395S-PULSE DREAM RACING SUZUKISUZUKI11
2450MARUMAE TEAM KODAMAYAMAHA10
25116Kingtyre Fullgas Racing Team #116KAWASAKI8
2623KRP SANYO KOGYO & RS-ITOHKAWASAKI7
2717Astemo Pro Honda SI RacingHONDA6
2820Honda Suzuka Racing TeamHONDA3
2945SHINSYUREN with TOTECBMW2
2026 FIM世界耐久選手権 マニュファクチャラーズランキング(EWCクラス・第4戦 ボルドール24時間耐久レース終了時)
順位コンストラクターポイント
1YAMAHA179
2BMW167
3HONDA141
4KAWASAKI117
5SUZUKI111
2026 鈴鹿8耐
スズキ株式会社 国内二輪 X(旧Twitter)公式アカウント