2020 全日本モトクロス選手権
ROUND02 09.13 近畿大会 [中止]
ROUND04 11.01 [中止]
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2020年10月3・4日
全日本モトクロス選手権 第3戦 SUGO大会 場所:宮城県 スポーツランドSUGO インターナショナル モトクロスコース
IA1の小林秀真は3ヒート全てシングルフィニッシュで総合8位。
IA2は池田 凌が自己ベストとなる総合6位に入賞。
新型コロナウィルス感染拡大の影響で第2戦近畿大会がキャンセルされたため、実質シーズン2戦目となるSUGO大会。8月の開幕戦SUGO大会から約1カ月のインターバルを置いての連戦は、穏やかな秋の気候の中で行われた。天候は土曜日が終日曇りで、日曜日も上空を雲が覆ったが雨の心配はなく、午後には一時青空が広がった。
今大会、IA1クラスは15分+1周の3ヒート制を採用。全日本選手権初の試みに注目が集まり、公式発表で土日合わせ3800人のファンが訪れ、ベストコンディションで行われたレースを楽しんだ。 スズキのサポートライダーは、IA1クラスに参戦する小林秀真(SRMマウンテンライダーズ)が予選を8番手で通過すると、日曜日の決勝は混戦の中でしっかりとポジションをキープして8-9-7位と3ヒート全てシングルフィニッシュを達成。総合では8位の成績を残した。 IA2クラスに参戦するSRMマウンテンライダーズ所属の池田 凌は、第1ヒートがオープニングラップ15番手から追い上げ8位。第2ヒートは好スタートを決めて序盤上位を走行すると、中盤以降も安定した走りを見せて7位でチェッカーを受け、いずれも自身のベストを更新する総合6位入賞を飾った。マウンテンライダーズの真野凌輔は、スタートの出遅れと荒れたコースに苦戦を強いられながらも第2ヒート20位で貴重な1ポイントを獲得した。なお、開幕戦の第1ヒートでクラス初優勝をマークし今大会も活躍が期待されたSRMマウンテンライダーズ所属の内田篤基は、事前の練習中に負傷し今大会は大事をとって欠場となった。 また、IB openクラスでは、98%レーシングに所属する福村 鎌が土曜日の第1ヒートを圧勝でシーズン2勝目をマーク。第2ヒートも好スタートを決めて連勝を狙った福村だったが、1周目の転倒で大きくポジションを下げ、懸命の追い上げで5位まで挽回するも総合ではトップと僅差の総合3位に甘んじた。 小林 秀真(SRMマウンテンライダーズ・IA1クラス・総合8位)
「初めてのトリプルヒートは正直どんな感じになるのか不安でした。3ヒートともスタートは出遅れてしまいましたが、1周目に前のライダーを抜くことができて一桁のポジションで走ることができました。ただ、とにかくスタートが決まらないと勝負にならないです。次の九州も3ヒート制なので、上位5~6番手に潜り込んで、チャンスがあったらどんどん前に行けるようにしたいです。HSR九州は好きなコースなので自信はあります。」池田 凌(SRMマウンテンライダーズ・IA2クラス・総合6位)
「せっかくスタートが良かったのにトップの選手に付いていけなかったのが悔しい。ただ開幕戦もスタートは同じように出て、そこから追い下げてしまったので、今回はかなり粘れたし成長を感じることができました。もちろん目標はもっと上なので、スピードも更に上げなければいけないし、今回の経験を繰り返して実力を高めていかなければならないです。九州のコースは嫌いじゃないし、自分にスピードがあることは今回の予選レースで実感できました。しっかり乗り込んでテストして、もっと自分に自信を持っていけば表彰台も目の前なので可能性は十分あると思っています。」内田 篤基(SRMマウンテンライダーズ・IA2クラス・欠場)
「2週間前の練習で転倒した際に怪我してしまって、まだ万全の体調ではないので今回は欠場となってしまいました。幸い大きな怪我ではなく済んだので、治すことに専念し、開幕戦で優勝していいイメージができているし、もう一度表彰台の1番上に立てるようにチャレンジして行きます。」第3戦 SUGO大会 IA1 決勝第1ヒート結果 (9周)
第3戦 SUGO大会 IA1 決勝第2ヒート結果 (9周)
第3戦 SUGO大会 IA1 決勝第3ヒート結果 (9周)
第3戦 SUGO大会 IA2 決勝第1ヒート結果 (16周)
第3戦 SUGO大会 IA2 決勝第2ヒート結果 (16周)
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