
2020 全日本モトクロス選手権
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2020年11月14・15日
全日本モトクロス選手権 第5戦 MFJグランプリ モトクロス 九州大会 場所:熊本県 HSR九州オフロードコース
IA1の小林秀真が第1ヒート6位でクラス初入賞を果たす
IA2は内田篤基が怪我からの復帰戦で第2ヒート2位表彰台を獲得し総合3位
第58回MFJグランプリ モトクロス大会 2020全日本モトクロス選手権第5戦として行われた九州大会。当初は10月に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅にシーズンのスケジュールが変更となり、実質シーズン3戦目は11月半ばに時期をずらしての開催となった。会場のHSR九州オフロードコースは、緩やかな勾配があるものの基本フラットな横長の敷地にレイアウトされた国内きってのハイスピードコース。大会期間中は土日とも快晴に恵まれ、観客の「密」を避けるため表彰台をスタートエリア後方に移設するなど対策が取られる中で、土日合わせ2,951人のファンが今シーズンの西日本初となるレースを楽しんだ。
スズキのサポートライダーは、IA1クラスに参戦する小林秀真(RM-Z450/SRMマウンテンライダーズ)が土曜日の予選を8番手で通過。日曜日の決勝は、前回SUGO大会に続きIA1クラスにのみ採用された15分+1周×3のトリプルヒート制の第1ヒートで、オープニングラップ9番手から追い上げて6位でフィニッシュする。これまでの自己ベストを更新し初の入賞を果たした小林は、続く第2ヒートは9位、第3ヒートは転倒もあって13位となったが、大会総合を9位でまとめた。 IA2クラスでは、前回大会を怪我で欠場した内田篤基(RM-Z250/SRMマウンテンライダーズ)が今大会から復帰を果たす。その内田は土曜日の予選を3番手で通過すると、決勝第1ヒートは序盤のミスで追い上げの展開を強いられながら4位。第2ヒートはスタートからトップ争いに絡むとオープニングラップで2番手のポジションをしっかりとキープし、開幕戦第1ヒートでの優勝以来となる2位表彰台を獲得。この結果、内田は大会総合でも3位。池田 凌(RM-Z250/SRMマウンテンライダーズ)は、スタートが決まらず両ヒートとも混戦に巻き込まれ第1ヒートは8位、第2ヒートは15位で総合11位。真野凌輔(RM-Z250/マウンテンライダーズ)は第1ヒートは転倒もあり26位に甘んじるが、第2ヒートは18位でグランプリポイント8を加算。齋藤健太(RM-Z250/SRF関東オートスポーツ清水)は第2ヒート20位でこちらもボーナスポイント6を得た。 またIB Openクラスでは、福村 鎌(RM-Z250/98%レーシング)が土曜日の第1ヒートでの優勝こそ逃したものの、日曜日の第2ヒートはスタートから独走して今季3勝目をマーク。2-1位で総合優勝を飾った福村は、最終戦を前にポイントランキングでも2位に14ポイント差のトップに浮上した。 小林 秀真(SRMマウンテンライダーズ・IA1クラス・RM-Z450・総合9位)
「今回も15分3ヒートで、第1ヒートはラッキーな部分もあったけど良い所を走れて初入賞することができました。第2ヒートはスタートで出遅れて集団に埋もれてしまった。最終ヒートはスタートが割と決まって6番手争いをしていたが、自分のミスで転倒してしまいました。今回予選から体調的には悪くなかったし、最終戦は自分にとって地元大会でもあるので、ひとまず5位以内を目標に自信を持って挑みます。トップ5は手強いですが、ファクトリー勢に割って入ることができれば表彰台のチャンスもあると思うので、全力で頑張ります。」内田 篤基(SRMマウンテンライダーズ・IA2クラス・RM-Z250・総合3位)
「乗り始めたのが2週間前からでした。思ったより痛みもなくすんなりと走れたし、レースでどこまで行けるかなと楽しみではありました。ただ1カ月休んだので、さすがに体力的にキツかったですね。そんな中で第2ヒートはペースも悪くなかったし、復帰戦としてはまずまずの内容だったかなと思っています。ただ狙っているのはあくまで優勝なので、最終戦に向けてしっかりと取り組んで、勝って締めくくりたいと思っています。」第5戦 MFJグランプリ モトクロス 九州大会 IA1 決勝第1ヒート結果 (8周)
第5戦 MFJグランプリ モトクロス 九州大会 IA1 決勝第2ヒート結果 (8周)
第5戦 MFJグランプリ モトクロス 九州大会 IA1 決勝第3ヒート結果 (8周)
第5戦 MFJグランプリ モトクロス 九州大会 IA2 決勝第1ヒート結果 (15周)
第5戦 MFJグランプリ モトクロス 九州大会 IA2 決勝第2ヒート結果 (15周)
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