軽快さと快適性のバランス

SV-7GXのシャシーは、市街地から長距離ツーリングまで、様々な走行環境に対応できるよう、俊敏性と快適性のバランスを重視して設計されています。
クロスオーバーモデルらしいアップライトなライディングポジションにより、前方の広い視界を確保するとともに、長距離ツーリングでも快適な乗り心地を実現しました。定評のあるSV650の車両構成をベースに、エルゴノミクスを考慮しながら各コンポーネントを見直し、クロスオーバーモデルに求められる汎用性を高めています。
長距離走行時の快適性だけでなく、低速走行時や駐車時の取り回しにも配慮しました。小回りの利く車体とすることで日常での扱いやすさを高めています。さらにシートレールは、純正アクセサリーのトップケースとサイドケースを同時に装着することを想定し、マウント部の耐久性を強化しました。
SV-7GXは市街地の狭い道から郊外の広々とした道まで、様々なシーンでライダーに安心感と爽快感を提供し、ライダーに自信をもってバイクを操る楽しさをもたらします。

フレーム

SV650から継承したスチール製トレリスフレームは、高い剛性とスリムなスタイル、優れた前後重量配分を実現しています。全速度域での走行安定性を図るため、低重心化を図るとともに、適度なしなりによって振動を吸収することで、クイックかつ扱いやすいハンドリングを実現しています。
また、クロスオーバーモデルにふさわしいフレームとして適切な剛性とすることで、高い快適性と、様々なシーンに対応する汎用性を両立しました。
特徴的なトレリスフレームは快適性の実現に重きを置きながらも、クロスオーバーのコンセプトを象徴するアクセントになっています。また、各種マウントの強化やステーの設計変更を実施し、ハーフカウルやウインドスクリーン、リヤキャリアの採用に対応しました。
スイングアームは楕円形の断面を持ち、軽量かつ高剛性のスチール製パイプで構成されています。ねじれ剛性に優れ、荷重がかかった状態で、リヤの高い路面追従性を実現します。これにより、コーナリング中のトラクションやタンデム走行時・荷物の積載時などにおいて、最適な安定性を発揮します。

ライディングポジション

SV-7GXはベースモデルであるSV650と比較して、よりアップライトでリラックスしたライディングポジションを採用しました。SV650と比べてハンドルバーをライダーに近い位置へ、ステップをより低い位置へ変更しました。これにより、ライダーは自然にリラックスしたアップライトな姿勢を取れるため、バイクが扱いやすく快適な乗り心地のポジションを実現しています。

サスペンション

SV-7GXのサスペンションは快適性とスポーツ性のバランスを追求して設計されました。様々なシーンで快適な乗り心地と、スムーズなハンドリングを両立したSV650のスポーツ性を継承しています。高速走行時の優れた安定性と市街地や長距離ツーリングでの快適性を併せ持つモデルです。

フロントサスペンション
ストローク量125mmの正立フロントフォークを採用。セッティングを一から見直し、クロスオーバーに相応しく、扱いやすいハンドリングと快適な乗り心地を両立しました。
また、SV650からのライディングポジョションの変更とテーパーハンドルの採用に伴い、アッパーブラケットを変更しました。

リヤサスペンション
ホイールトラベル129mmのリンク式モノショックリヤサスペンションを採用。クロスオーバーらしさと長距離ツーリングでの快適性の両立を目指し、様々な走行シーンに幅広く対応できるセッティングとしました。
また、7段階のプリロードアジャスターを装備。タンデム走行や積載量に合わせて、セッティングを変更できます。SV-7GXに合わせたセッティングにより、扱いやすさと乗り心地を両立し、荒れた路面からワインディングまでスムーズかつ安定感のある走行を実現します。

ブレーキ

フロントブレーキ
直径290mmのフローティング式ダブルディスクと、対向4ピストンキャリパーを採用。力強い制動力と優れたブレーキタッチを実現しています。

リヤブレーキ
直径240mmのシングルディスクを採用。制御しやすいブレーキングを実現します。

ホイール・タイヤ

スタイリッシュな10本のスポークを持つアルミキャストホイールを採用。車体色とのコントラストを際立たせるカラーを車体色に合わせて採用しました。
タイヤはグリップ性、操縦安定性、耐摩耗性に優れたピレリ(PIRELLI)製「ANGEL GT II」(フロント120/70ZR17 リヤ160/60ZR17)を採用。様々な路面状況で、安定したハンドリングを実現します。

エアロダイナミクス

カウル形状は徹底した風洞試験のデータをもとに設計され、ライダーの周囲の空気の流れをスムーズに整流。優れたハンドリングと高速走行時の安定性を両立させ、ライダーの疲労軽減に貢献します。コンパクトな印象を与えるシルエットを保ちながらも、高い防風性能も発揮します。
Vツインエンジンのメリットであるコンパクトなレイアウトにより、並列4気筒エンジンと比較して前面投影面積が小さくなることで、冷却効率は維持しながらも、空気抵抗の大幅な低減を実現しています。空力面での効率性、高い防風性能、そして効率的な熱設計を融合させることで、長距離走行での疲労軽減と、軽快なハンドリング、そしてコンパクトなシルエットという、クロスオーバーに求められるスタイリングを実現しています。
サイドカウルは、機能美と造形美を高い次元で両立させるべく、細部までこだわり抜いて開発されました。ライダーの膝の位置や走行時の空気の流れを緻密に計算し、車体幅を最適化しつつ、ライダーの足元に当たる走行風を軽減しています。光と影が織りなすダイナミックな⽴体感は、ライダーの快適性とスタイリングを調和させたSV-7GXの機能美を象徴しています。

ウインドスクリーン

50mmの範囲で3段階の高さ調整ができるウインドスクリーンを採用。ヘルメット周辺の風切り音や、胸部にかかる風圧を効果的に低減し、長距離走行時の疲労軽減に貢献します。3段階の調整幅を設けることで、ライダーの体格や使用するヘルメットのタイプ、走行状況に応じたセッティングを可能にしています。

ナックルカバー

スタイリッシュなデザインのナックルカバーを標準装備。カバーの範囲を広くすることで、高い防風効果をもち、風雨などからライダーの手を保護します。また、ウインドスクリーンと合わせて高い防風効果を得るため、徹底した風洞実験を行い車体全体で空気を受け流せるよう、配置についても入念な検討がなされています。

NEXT STEPS

  • 展示車・試乗車検索
  • カタログ請求