
2019 全日本モトクロス選手権
|
![]()
2019年4月14日
全日本モトクロス選手権 第1戦 九州大会 会場:熊本県・HSR九州
深谷広一がヒート6-5位、総合6位でシーズンスタート
IA2は内田篤基が表彰台にあと一歩まで迫る総合4位
2019年全日本モトクロス選手権シリーズ開幕戦は、今年も熊本県菊池郡大津町のHSR九州で行われた。第1戦九州大会の舞台となったHSR九州は、若干の起伏がある横に長い敷地の中に造られたロング&ハイスピードなレーストラック。スタートから1コーナーまでの直線距離も含め、全日本会場の中で最も高速になるコースが特徴だが、今年は更にコースを拡幅、トリッキーなジャンプを減らすなどのリニューアルが施され、随所でバトルが繰り広げられる見応えのあるレイアウトが施された他、ベンチシートや屋根のある観戦エリアなど観客への対応も充実。大会期間中の土曜日は快晴。しかし日曜日は徐々に天候が悪化し、午前に降り始めた雨が午後に本格化。路面はドライからウェット~マディへと変わる中でプログラムが進行した。今年は全8戦で行われる全日本モトクロス選手権。昨年10月末からの長いインターバルを終えてようやくスタートしたシーズンに、会場には土日合わせて7100人のファンが訪れ迫力のあるレースを楽しんだ。
スズキのサポートライダーでは、IA1クラスでSRF Team SBEの深谷広一が総合6位と、まずまずのシーズンインを決めた他、IA2クラスではTeam SSCの内田篤基が新型RM-Z250でトップ争いに加わり、表彰台こそ逃したものの総合4位の好成績をマークした。また、今シーズンからSRMマウンテンライダースに加入しIA1にステップアップした小林秀真が第2ヒートでトップ10に食い込み総合11位。IA2ではSRMマウンテンライダースの手操将志が第2ヒートで好スタートを決めトップを狙うも他車と接触して転倒リタイアとなり総合は21位。同じくSRMマウンテンライダースの鴨田 翔は第1ヒートで入賞を果たし総合23位。SRF Team SBEの髙原秋斗とSRMマウンテンライダースのルーキー真野凌輔が予選突破を果たしたが、決勝でのポイント獲得はならなかった。 深谷広一(SRF Team SBE・IA1クラス・総合6位)
「もうちょっと行きたかったというのが本音ですが、去年は怪我でシーズン序盤は欠場だったし、まずは万全の態勢で開幕戦に臨めたことが1番かなと思っています。シーズンオフはマシンのセットアップに集中して、好みの仕様に仕上げることができました。タイム的にもトップとの差は僅かだったし、手応えを感じています。後はしっかり乗り込めば後半のタレも無くすことができるし、今回はひとまず最低限のリザルトでしたが、シーズン通じてトップ争いに絡んで行きたいと思っています。」内田篤基(Team SSC・IA2クラス・総合4位)
「率直に悔しいです。表彰台に届かなかったというよりも、もっと上を狙ってしっかり準備して来て、そのチャンスもあったのに自分のミスが多くて順位を下げてしまいました。土日通してのコンディションの変化に対応できなかったのが1番の原因だと思います。そんな中でまずスタートが決まったし上位を走ることがきて、新型RM-Z250のポテンシャルの高さを実感しました。両ヒート確実に走りきること。そうすれば優勝も狙えると思っています。次戦以降も高い目標を持って取り組んでいきます。」第1戦 九州大会 IA1 決勝第1ヒート結果
第1戦 九州大会 IA1 決勝第2ヒート結果
第1戦 九州大会 IA2 決勝第1ヒート結果
第1戦 九州大会 IA2 決勝第2ヒート結果
|