
2019 全日本モトクロス選手権
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2019年10月13日
全日本モトクロス選手権 第7戦 九州大会 会場:熊本県・HSR九州
深谷広一が第2ヒート4位で総合8位。小林秀真は総合13位。
IA2は手操将志が予選のトラブルを乗り越え総合7位。
2019全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦九州大会は、熊本県菊池郡大津町のHSR九州オフロードコースで開催された。会場は阿蘇の雄大景観を望む、全日本会場中では最もワイドでハイスピードなレイアウトが特徴のコース。開幕戦に続く今シーズン2度目の開催は、体育の日の3連休と重なったことと、台風19号の影響も少なく、日曜日の午後はホコリが舞うほどの強い日差しと秋晴れの好天に恵まれたことから、土日合わせて6,934人の観客が訪れてレースを楽しんだ。
スズキのサポートライダーでは、IA1クラスに参戦するSRF Team SBEの深谷広一が第1ヒートではスタートで中段に埋もれてしまい、また挽回を狙った中で転倒するなど本来の力を発揮できず13位。第2ヒートの深谷は、スタートで好位置に付けると1周目に岡野 聖(ヤマハ)をパスし4番手に浮上。そこからトップ3に迫るべく最後まで力走を続けた深谷だったが表彰台には一歩届かず4位でフィニッシュ。佐賀を活動拠点とする深谷は地元大会で総合8位のリザルトをマークした。SRMマウンテンライダースの小林秀真は、第1ヒートが10位。第2ヒートは中段からの追い上げを図る最中に転倒を喫し15位で総合は13位。SRF関東オートスポーツ清水の川口尚希は第1ヒートでクラッシュし厳しい戦いを強いられながらも第2ヒート19位と踏ん張り貴重なポイントを獲得した。 IA2クラスでは、SRMマウンテンライダースの手操将志が第1ヒートは追い上げのレースで8位。第2ヒートは不利なスタートグリッドから鮮やかなスタートを決めて6位に食い込み総合7位。Team SSCの内田篤基は17-13位で総合15位。SRMマウンテンライダースの鴨田 翔は24-11位で総合17位。同じくSRMマウンテンライダースのルーキー池田 凌は14-18位で総合18位。SRF関東オートスポーツ清水の同じくルーキー齋藤健太は20-19位で総合20位の成績を残した。 深谷 広一(SRF Team SBE・IA1クラス・総合8位)
「ヒート1はスタートで完全に出遅れて、周りの遅いペースに嵌まってしまったので、そこからなんとか抜け出そうとしたら転倒。第2ヒートはスタートはまずまず決まって、序盤からトップ3台が見える位置でレースすることができたんですが、前のライダーを攻略するところまではなかなか行けず、残念ながら表彰台には手が届きませんでした。残るは最終戦の2ヒート。地元で表彰台に立って勢いをつけるつもりでしたが、正直自分はここのコースよりSUGOの方が得意なので、今回以上の成績、もちろん優勝することが理想ですが、最低でも表彰台で締めくくるつもりです。」手操 将志(SRM マウンテンライダーズ・IA2クラス・総合7位)
「予選は自分のミスで転倒して、なんとか挽回しようとして2度も転倒を繰り返して、ギリギリで決勝進出はできたけど決勝のグリッドは1番最後。これまでスタートで出て序盤からペースを上げて逃げるというのが自分のパターンだったんですが、それはできない状況でした。そんな中で今回は、追い上げることができたし最後まで踏ん張れたので、その部分だけは自分にプラスできたと前向きに考えます。今シーズンまだ1度も表彰台に立ててないので、最終戦はまず表彰台、チャンスがあれば当然優勝を狙って全力を出し切りたいと思っています。」第7戦 九州大会 IA1 決勝第1ヒート結果
第7戦 九州大会 IA1 決勝第2ヒート結果
第7戦 九州大会 IA2 決勝第1ヒート結果
第7戦 九州大会 IA2 決勝第2ヒート結果
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