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MotoGP
2019年10月27日
MotoGP 第17戦 オーストラリアGP 決勝
場所:オーストラリア フィリップアイランド

オーストラリアGP決勝はミルが健闘の5位、リンスは9位完走
• ジョアン・ミルはMotoGPクラスでのベストリザルトを獲得
• アレックス・リンスはレース終盤に苦戦して順位を落とすも、シリーズランキングは死守
• チームは次週のマレーシア戦に向けて準備態勢を整える
3連戦の2戦目となるオーストラリアGPは、悪天候の影響で土曜日の予選がキャンセルされたことにより、決勝当日朝に予選が行われる異例のスケジュールとなるも、天候は回復し、現地時間午後3時から予定通り27周の決勝がスタートした。

チームスズキエクスターライダーのふたりは共に好スタートを切るが、アレックス・リンスはオープニングラップに他車と接触。しかしリンスはすぐにリカバーし、3周目にはファステストラップを記録。リンスはその後も激しい追い上げを見せ、5番手争いのグループで激闘。残り15周では一時4番手に順位を上げるが、その後タイヤの消耗によりペースを上げることができず、終盤は我慢のレースを強いられ9位まで順位を落としてチェッカーを受けた。チャンピオンシップランキングを争うビニャーレス(ヤマハ)、ペトルッチ(ドゥカティ)が共に転倒・リタイヤとなり、リンスはシーズン17戦を終えたところでシリーズランキング3位をキープしたまま次戦マレーシアGPに挑むこととなる。

一方ルーキーのミルは13番手グリッドからのスタートにより前を行くグループのオーバーテイクに手間取るも、淡々と1台ずつ抜き去りながら着々と順位を上げ、終盤にはチームメイトのリンスと共に4番手争いを繰り広げる。トップグループを走るビニャーレスが最終ラップで転倒したことにより、4位争いは3位争いに変わり、表彰台獲得のチャンスが目の前に訪れるも、僅かに力及ばず5位でゴール。MotoGPクラスでのベストリザルトを獲得したミルはシリーズランキングでも12位まで浮上した。


河内 健 テクニカルマネージャー
「チームにとってはハッピーとアンハッピーの半分半分の結果でした。ジョアンの成長が見られたのは非常に嬉しいことでしたし、表彰台が見える位置でゴールできたので、グリッド位置がもっと良ければさらに上位を狙えるのではないかという手応えを得ることもできました。アレックスに関しては序盤良いペースでグリッド位置をうまくリカバーできたのですが、そこから後半が本来のアレックスのポテンシャルではありませんでした。後半にペースをキープできなかった理由をしっかりデータで確認し、次のレースに備えたいと思います。次戦セパンも我々にとって相性の悪いコースではないので、ジョアンはこの調子でさらに上を目指し、アレックスはしっかり挽回できるよう準備をして臨みたいと思っています。」

ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「結果はさておき、今日はふたりのライダーが揃ってグループの中で激しい順位争いを繰り返し、素晴らしいレースができたと思います。ジョアンは後方からのスタートながらも着々と確実に順位を上げ、MotoGPクラスでのベストリザルトとなりました。彼の成長ぶりを見ることができ本当に嬉しい思いです。アレックスは終盤にペースを維持できず9位まで順位を落としてしまいましたが、4位争いグループで激闘を続け、強い走りを見せてくれました。ベストな結果ではないにしろ、今日のふたりの健闘には大変満足しています。次戦マレーシアでのふたりのライダーの更なる活躍に期待したいと思います。」

ジョアン・ミル
「今日は良いレースができたと思う。僕たちチームの努力が少しずつ形になっていって確実な手応えを感じることができていることが嬉しいね。ドライでのフィーリングがかなり良かったから、この週末の悪天候によってドライで走る時間が少なかったことが悔やまれるけど、MotoGPクラスでのベストリザルトになったし、本当にフィーリング良く乗れているんだ。決勝があと一周あったら表彰台を獲得できていたかもしれないね。」

アレックス・リンス
「悔しいし、残念な結果だった。トップグループは僕らよりちょっとペースが速くて逃げてしまったけど、僕自身もいくつかのコーナーではかなりアドバンテージがあったし、少なくとも表彰台争いができるチャンスはあったと思う。カル・クラッチローとはペースがほぼ同じだったのに、グリッド位置が悪かったせいで追い上げに時間が掛かってしまったのが敗因だったね。ここ数戦予選位置が悪いせいで、決勝でリザルトを残すことができていない。残り2戦はなんとしてでも予選でセカンドローまでに残れるようにしないとね。気持ちを切り替えて次のマレーシアでまた全力投球するよ。」

MotoGP 第17戦 オーストラリアGP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
193M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA40'43.729
235C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA+11.413
343J・ミラーPramac RacingDUCATI+14.499
463F・バグナイアPramac RacingDUCATI+14.554
536ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+14.817
629A・イアンノーネAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+15.280
74A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI+15.294
846V・ロッシMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+15.841
942アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+16.032
1041A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+16.590
1121F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA+24.145
1244P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM+26.654
135J・ザルコLCR Honda IDEMITSUHONDA+26.758
1417K・アブラハムReale Avintia RacingDUCATI+44.912
1555H・シャーリンRed Bull KTM Tech 3KTM+44.968
1699J・ロレンソRepsol Honda TeamHONDA+1'06.045
DNF12M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA1Lap
DNF82M・カリオRed Bull KTM Factory RacingKTM3Laps
DNF53T・ラバットReale Avintia RacingDUCATI24Laps
DNF20F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA0Lap
DNF9D・ペトルッチDucati TeamDUCATI0Lap
MotoGP ポイントランキング(第17戦 オーストラリアGP終了時)
順位ゼッケンライダーチーム名メーカーポイント
193M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA375
24A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI240
342アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI183
412M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA176
59D・ペトルッチDucati TeamDUCATI169
620F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA163
746V・ロッシMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA153
843J・ミラーPramac RacingDUCATI141
935C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA133
1021F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA105
1144P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM89
1236ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI77
1330中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA74
1441A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA53
1563F・バグナイアPramac RacingDUCATI50
1629A・イアンノーネAprilia Racing Team GresiniAPRILIA43
1788M・オリベイラRed Bull KTM Tech 3KTM33
185J・ザルコLCR Honda IDEMITSUHONDA30
1999J・ロレンソRepsol Honda TeamHONDA23
2053T・ラバットReale Avintia RacingDUCATI18
216S・ブラドルTeam HRCHONDA16
2251M・ピロMission Winnow DucatiDUCATI9
2355H・シャーリンRed Bull KTM Tech 3KTM8
2450シルバン・ギントーリTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI7
2517K・アブラハムReale Avintia RacingDUCATI7
2682M・カリオRed Bull KTM Factory RacingKTM2
2738B・スミスAprilia Factory RacingAPRILIA