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2019.10.20
2019 MotoGP 第16戦 日本GP
決勝レポート
リンスが7位、ミルが8位でもてぎでの日本グランプリを終える
• アレックス・リンスはハードに攻め続け、7位を獲得。
• ジョアン・ミルは実りある走りで8位を獲得。
• チームはスズキのホームグランプリにおける大きなサポートに感謝。


2019 MotoGP 第16戦 日本グランプリの決勝日、チームスズキエクスターのライダー達は、スズキのホームグランプリとなるツインリンクもてぎで、多くのファンが見守る中、力強い走りを見せた。

アレックス・リンスとジョアン・ミルは肌寒いコンディションのなか、ともに前後にミディアムタイヤを選択し、確実なスタートを切った。1周目終了時点で、すでにミルはトップ10に位置する。対してややポジションを落としたリンスではあったが、数周後にはミルの背後に迫る。そこから、リンスは徐々にポジションを上げ、7番手を走行する。一方のミルもトップ10のポジションをしっかりとキープした。

残り10周、リンスはミラー(ドゥカティ)を捕らえ6番手にポジションアップし、そのままの勢いで5番手を狙う。しかしレースはモルビデリ(ヤマハ)、クラッチロー(ホンダ)を交えた三つ巴のバトルとなり、トップ5フィニッシュを狙うリンスは残念ながらフィニッシュラインを7位で通過することとなった。しかし、この結果によりリンスはチャンピオンシップのポイントスタンディングで3位を守ることとなった。

一方、ミルはポジション争いをすることでタイムをロスしていたが、それでも最終的にミルはリンスの直後となる8位を獲得した。ルーキーとして非常にコンスタントな成績を残し、自信を積み重ねることに成功した。

また、シルバン・ギントーリは今シーズン最後となるワイルドカード参戦を20位で完走し、チームに有益なデータを数多く残すことに貢献した。

河内 健 テクニカルマネージャー
「アレックスは多くのライダーをパスしたにもかかわらず、結局7位に落ち着かなければならないという、とても難しいレースでした。ジョアンはとても良いレースをしてくれて、再び好リザルトを残してくれました。今日のレースでは2人とも非常に高いポテンシャルを持っていたのですが、彼らの望むような順位を獲得することは出来ませんでした。もちろん、私たちはより高い戦闘力を求めてハードワークを行っていき、次の週末のレースに準備していきたいと思っています。また、チームに有益なデータを残してくれたシルバンとテストチームにも感謝をしています。」
ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「アレックスもジョアンも良いレースをしました。今日のレースで、あれ以上の順位を獲得するのは難しかったと思いますから。11番手と12番手というグリッドポジションから上を目指していくのは至難の業です。そのなかで、彼らは良いペースで走ってくれてよく挽回してくれたと思います。もちろん次はさらにトライすることをしなければいけませんけど、今日の結果には満足しています。シルバンもたくさんのインフォメーションを我々に提供してくれました。また、スズキからは多くの方が応援、そしてサポートに来てくれたことを心から感謝いたします。」
アレックス・リンス
「スタートが良くなかったね。ずいぶんポジションを下げちゃったよ。少しずつ挽回してポジションをキープしながら虎視眈々とさらに上位を狙っていたんだ。クラッチロー(ホンダ)と長くバトルをしていたんだけど、残念なのは最終的に彼よりも後ろでフィニッシュしたことだね。トップ5に入れるポテンシャルはあったと思うんだけど、時間がちょっと足りなかったね。でも、ここ日本でチャンピオンシップ3位を守れたのは嬉しいよ。それからこの週末、寄り添ってくれてたくさんのサポートをしてくれた鈴木俊宏社長にも感謝しているよ。本当に有難うございました。」
ジョアン・ミル
「基本的にこの週末はとてもハッピーだったと言えるね。前戦に比べて順位は良くなかったんだけど、個人的には自分のパフォーマンス面で次の一歩を踏み出すことが出来たと感じているんだ。週末を通して、バイクにとても良いフィーリングがあったんだ。もう少しで、表彰台とかトップ争いしている選手に近づけそうだなと。今日のレースでは、ペトルッチ(ドゥカティ)を抜くのに手間取って多くのタイムをロスしてしまったことは繰り返さないようにしないとね。これがなければもっと上位に近づくことが出来たと思うんだ。とはいっても、今回の日本グランプリは格別だったよ。スズキのファクトリーライダーとして初めてファンの前で走ることが出来たこと。特にスズキの社長の前で走れたことは光栄だったよ。」
シルバン・ギントーリ
「良いレースウィークだったよ。FP3のウェットでの走行は特に楽しかった。バイクの感触もとても良かったしね。レースではチームに有益なデータを残せるだけ残すように注力したよ。予定通りうまくいったと思う。スタートは難しかったけど、その後はコンスタントなリズムで走行することが出来たよ。スズキのホームグランプリに参戦することが出来たのは光栄だったね。」
PHOTO GALLERY
RESULT
2019 MotoGP 第16戦 日本GP 決勝結果
順位ゼッケンライダーチーム名メーカータイム/トップ差
193M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA42'41.492
220F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA+0.870
34A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI+1.325
412M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+2.608
535C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA+9.140
621F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA+9.187
742アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+9.306
836ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+10.695
99D・ペトルッチDucati TeamDUCATI+14.216
1043J・ミラーPramac RacingDUCATI+18.909
1144P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM+25.554
1288M・オリベイラRed Bull KTM Tech 3KTM+27.870
1363F・バグナイアPramac RacingDUCATI+29.983
1482M・カリオRed Bull KTM Factory RacingKTM+31.232
1541A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA+32.546
1630中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA+37.482
1799J・ロレンソRepsol Honda TeamHONDA+40.410
1817K・アブラハムReale Avintia RacingDUCATI+43.458
1955H・シャーリンRed Bull KTM Tech 3KTM+46.206
2050シルバン・ギントーリTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+50.235
DNF46V・ロッシMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA4Laps
DNF29A・イアンノーネAprilia Racing Team GresiniAPRILIA17Laps
MotoGP ポイントランキング(第16戦 日本GP終了時)
順位ゼッケンライダーチーム名メーカーポイント
193M・マルケスRepsol Honda TeamHONDA350
24A・ドビツィオーゾDucati TeamDUCATI231
342アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI176
412M・ビニャーレスMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA176
59D・ペトルッチDucati TeamDUCATI169
620F・クアルタラロPetronas Yamaha SRTYAMAHA163
746V・ロッシMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA145
843J・ミラーPramac RacingDUCATI125
935C・クラッチローLCR Honda CASTROLHONDA113
1021F・モルビデリPetronas Yamaha SRTYAMAHA100
1144P・エスパルガロRed Bull KTM Factory RacingKTM85
1230中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA74
1336ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI66
1441A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAPRILIA47
1563F・バグナイアPramac RacingDUCATI37
1688M・オリベイラRed Bull KTM Tech 3KTM33
1729A・イアンノーネAprilia Racing Team GresiniAPRILIA33
185J・ザルコRed Bull KTM Factory RacingKTM27
1999J・ロレンソRepsol Honda TeamHONDA23
2053T・ラバットReale Avintia RacingDUCATI18
216S・ブラドルTeam HRCHONDA16
2251M・ピロMission Winnow DucatiDUCATI9
2350シルバン・ギントーリTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI7
2455H・シャーリンRed Bull KTM Tech 3KTM7
2517K・アブラハムReale Avintia RacingDUCATI5
2682M・カリオRed Bull KTM Factory RacingKTM2
2738B・スミスAprilia Factory RacingAPRILIA