• ジョアン・ミルは走行開始早々グッドなリズムを刻む。
• アレックス・リンスは僅差でトップ10を逃す。
• シルバン・ギントーリは来シーズンに向けて開発中のエンジンを試す。


終盤3連戦の初戦となるMotoGP 第16戦 日本グランプリがツインリンクもてぎにて初日のフリー走行が開始された。

午前中のFP1セッションでは、より重要となる午後のFP2に向け、アレックス・リンスとジョアン・ミルの両ライダーはともに力強い走りを披露。ルーキーであるミルはセッション終了数分前まで3番手をキープ。最終的にリンスが5番手、ミルが6番手でセッションを終了するが、トップからコンマ5秒差と好位置につけた。

悪天候が予想される予選の行われる土曜日、そして決勝レースに向けてのセットアップ作業と並行して、トップ10のポジションを確保して、Q2へダイレクトに進出するためにはこのFP2の結果が重要となる。

肌寒いコンディションのなかスタートしたセッション。両ライダーはトップ10のポジションを維持するが、セッションの終了間際に多くのライダーがタイムを更新してポジションアップ。リンスは残念ながら最後の最後で11番手にポジションダウン。一方ミルは最後のフライングラップにより、9番手を維持することに成功した。

また、チームスズキエクスターのテストライダー、シルバン・ギントーリは再びワイルドカード参戦を果たし、来シーズン用のアイテム開発に向けて取り組み、初日を総合20番手で終えた。