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MotoGP 第17戦 バレンシアGP
2009年11月8日 スペイン・バレンシアサーキット


ロリス・カピロッシ 14位フィニッシュ
 
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バレンシアは、週末を通して涼しい気候となり、リズラスズキの2名のライダーは、 予選・決勝とも苦戦した。

ロリス・カピロッシはソフトなブリジストンタイヤを選択したが、パフォーマンスが十分でなくレースを通じで果敢に攻めたものの、14位でのフィニッシュとなった。

クリス・バーミューレンは、リズラスズキでの最後のレースで、良い結果を残そうとしたが、カピロッシと同様にスズキGSV-Rのパフォーマンスを引き出すことが出来なかったが、15位フィニッシュで1ポイントを獲得、今シーズンの全てのレースでポイントを獲得したただ1人のライダーとなった。

リズラスズキは、来シーズンMotoGP初参戦となるアルバロ・バウティスタを迎えて新チームを結成し、明日から3日間のテストに臨む。




ロリス・カピロッシ

「バレンシアに着くまで、私達の予想は天候がかなり涼しいということで、レースは少々タフなものになるだろうというものだった。予想通り、プラクティスの間、良いセッティングを見つけようとがんばったけれど、思うようにはいかなかった。良いフィーリングを見つけられずにいたのだが、ソフトなタイヤを選択した。それほど、ハードなタイヤを使うことは難しかった。タイヤが新しかったスタート時点では、全てまずまずの感じで、数名のライダーに続いて走行できたが、グリップレベルが落ちてくると、マシンをコントロールしきれずに苦しくなった。ポジションを守ろうとがんばったけれど、全てのライダーが自分をパスしていくように感じた。もうレースを走りきることだけを考えた。来年は上位に入れるよう、巻き返したい。」

クリス・バーミューレン
「決勝では予選よりはあきらかによくて、数名のライダーをパスすることができた。終盤ではロリスに追いつこうとしていて、自分と同じような状況で苦しんでいるのがわかった。これを解決するには時間はかかるけど、きっと出来ると思う。スズキとチームのみんなには、4年間のことを感謝しているし、いい時間を過ごした。悲しいことに今日はいい日というわけにはいかないけれど。冬の間、チームのみんなが仕事をこなして、もっと強くなってくれることを期待している。ロリスとアルバロには2010年の健闘を祈るよ。ロリスとともに働くのは楽しく、友人でありライバルだったので、さみしいね。」

 
 
決勝リザルト

順位 ライダー メーカー Time/Gap
1 D・ペドロサ ホンダ 46'47.553
2 V・ロッシ ヤマハ + 2.630
3 J・ロレンソ ヤマハ + 2.913
4 C・エドワーズ ヤマハ + 32.515
5 N・ヘイデン ドゥカティ + 34.585
6 T・エリアス ホンダ + 34.888
7 B・スピーズ ヤマハ + 37.706
8 A・ドビツィオーソ ホンダ + 38.364
9 M・カリオ ドゥカティ + 42.491
10 A・デ・アンジェリス ホンダ + 43.689
14 ロリス・カピロッシ スズキ + 1'06.877
15 クリス・バーミューレン スズキ + 1'11.701

ポイントランキング

順位 ライダー メーカー ポイント
1 V・ロッシ ヤマハ 306
2 J・ロレンソ ヤマハ 261
3 D・ペドロサ ホンダ 234
4 C・ストーナー ドゥカティ 220
5 C・エドワーズ ヤマハ 161
6 A・ドビツィオーソ ホンダ 160
7 T・エリアス ホンダ 115
8 A・デ・アンジェリス ホンダ 111
9 ロリス・カピロッシ スズキ 110
10 M・メランドリ カワサキ 108
12 クリス・バーミューレン スズキ 106