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MotoGP 第12戦 インディアナポリスGP
2009年8月30日 アメリカ・インディアナポリスサーキット


ロリス・カピロッシが7位でフィニッシュ
 
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カピロッシはまずまずのスタートを切ったが、2コーナーでチームメイトのクリス・バーミューレンを含む数名のライダーと接触し、コースアウトを余儀なくされた。マシンのコントロールはキープしたものの、グループの後方から追い上げなくてはならなくなった。その後は、徐々に追い上げて、残り3周となった時点で7番手まで回復。前方にいたライダーとの差を縮めることができたが、残りの周回で順位を上げるには至らなかった。

クリス・バーミューレンはスタート直後の2コーナーでM・カリオと接触し、コースから遠く離れた芝生まで飛ばされた。その後再スタートしたバーミューレンはレースウィークで最もいいリズムで残りの周回をこなし、一時9番手までジャンプアップしたが、最終周でのミスにより11番手まで順位を落とし、フィニッシュした。



ロリス・カピロッシ
「最終的な結果は悪くはないが、自分自身のスタートにがっかりしている。あまりよくなかったし、2コーナーで他のバイクのクラッシュに巻き込まれてしまった。幸い、クリスのように悪い状況にはならなかったが、その後はいいペースをキープして、何人ものライダーをパスした。序盤のあのクラッシュとスタートの失敗がなければ、トップ5には挑戦できていたんじゃないかな。チームのみんなに感謝したい。新しいシャーシのベストパフォーマンスを引き出そうと懸命に働いてくれた。前のものよりとてもよくなっていると思うが、僕らはまだそのフル・ポテンシャルを知らないでいる。レースからいいデータを得たし、11番グリッドからのスタートを考えれば良い結果だと思う。次のミサノでもハードにプッシュしたい。」

クリス・バーミューレン

「スタートはよくて、いくつかポジションアップしたけど、2コーナーでM・カリオと接触して芝生の方まで押し出されて、タイムロスしてしまった。ほぼ最後尾で、そこから追い上げることで精一杯だった。レース前にマシンに変更を加えていて、このレースウィークでいちばん速く走ることができた。いくつか順位を上げて、終盤には9番手を争っていたんだけど、ちょっと運悪くミスして、最終周に数台のマシンに追い越されてしまった。レースウィークを通じては確実にベストなパフォーマンスだったし、ミサノに持ち込めるいい材料になったと思う。」

 
 
決勝リザルト

順位 ライダー メーカー Time/Gap
1 J・ロレンソ ヤマハ 47'13.592
2 A・デ・アンジェリス ホンダ + 9.435
3 N・ヘイデン ドゥカティ + 12.947
4 A・ドビツィオーソ ホンダ + 13.478
5 C・エドワーズ ヤマハ + 26.254
6 J・トーズランド ヤマハ + 32.408
7 ロリス・カピロッシ スズキ + 34.400
8 M・カリオ ドゥカティ + 34.856
9 T・エリアス ホンダ + 45.005
10 D・ペドロサ ホンダ + 45.377
11 クリス・バーミューレン スズキ + 45.478

ポイントランキング

順位 ライダー メーカー ポイント
1 V・ロッシ ヤマハ 212
2 J・ロレンソ ヤマハ 187
3 C・ストーナー ドゥカティ 150
4 D・ペドロサ ホンダ 141
5 C・エドワーズ ヤマハ 123
6 A・ドビツィオーソ ホンダ 120
7 A・デ・アンジェリス ホンダ 88
8 ロリス・カピロッシ スズキ 86
9 R・ド・プニエ ホンダ 84
10 M・メランドリ カワサキ 79
11 クリス・バーミューレン スズキ 77