会場には暑さを避けるための特大テントがステージ前に設置され、さらにイベントエリアには新たに『KATANAモニュメント』がお目見えしました。左右全長7メートルを越えるKATANAロゴのパネルは、記念撮影にもぴったりのスポットです。
司会進行は多聞恵美さんと難波祐香さん。バイクジャーナリスト、モデル、声優などマルチな活躍のお2人は共にライダーでもあり、オートバイやツーリングの話題も豊富です。
午前9時、ゲートオープンと共に待ちわびたお客様が受付を済ませます。ウェルカムドリンク券、はままつフルーツパーク入場チケットが配られ、令和5年7月7日からの豪雨災害義援金募集活動もおこなわれました。物販ブースではオリジナルＴシャツ、サコッシュ、マフラータオルなどイベントグッズ販売に加え、『何が出るかお楽しみ！アクリルキーホルダー』販売コーナーも大変好評でした。

オープニングプログラムに続いて、1回目の集合写真撮影が、フルーツパークの山を背景にしておこなわれました。

出展ブースエリアには今年もKATANA関連、オートバイ関連の多くの会社にご出展いただきました。難波さんが各ブースをまわって、取り扱い商品の紹介等をいたしました。オリジナルＴシャツを早速着るお客様、ランダムアクリルキーホルダーがご自分の愛車と同じとお喜びのお客様、KATANAモニュメントで記念撮影をする方々など、皆様、思い思いにミーティングを楽しんでいらっしゃいました。

プログラムの中でも特に人気の高いKATANAトークショーは二部構成とし、まずは第1部の開幕です。『KATANA 乗りとして地球温暖化対策を考える』をテーマに、最初に（有）トラスの新田正直氏が、新素材の可能性について、続いて（株）エリーパワーの河上清源氏がリチウムイオンバッテリーの開発秘話などについて、二輪技術部の佐原伸一氏が聞き手、多聞さんが進行役となり、大変奥深いトークをお話いただきました。

続いては、初登場のプログラム『47都道府県ダーツで当たる！抽選会』です。昨年までは『遠くから来たで賞』として遠方より来場の方が対象でしたが、今年はダーツで当った都道府県のライダーに『特製KATANA前掛け』をプレゼントとうことで、来場のすべての方にチャンスがあります。全員が真剣に見守る中、難波さんの数回に渡るスローにより、徳島県、広島県、福井県、滋賀県、兵庫県などからのライダー10名様に当たりました。

KATANAトークショー・第2部は、スズキ設計陣による『KATANA開発秘話』、KATANAファン必聴のプログラムです。チーフエンジニア野尻哲治氏、エンジン実験グループ滑川恵介氏、艤装設計グループ松下広樹氏とテストライダーの大城光氏の4名がステージ上で、難波さんの進行によりKATANA開発のエピソードや苦労話など熱いクロストークがおこなわれました。お客様は熱心に、時には賛同しながら、貴重なトーク内容に聞き入っていました。

プログラムも終盤、各出展社様よりご提供いただいた豪華賞品を目指して、恒例のじゃんけん大会です。「最初はＳ！」の掛け声から難波さんとじゃんけん、みごと勝ち抜いた皆様の笑顔があふれました。そしてじゃんけん大会の最後には超目玉賞品、『KATANAウォッチ』がプレゼントされるということで会場は盛大に沸いたのでした。

「来年もまた、はままつフルーツパークでお会いしましょう！」という田中強二輪事業本部長による閉会のご挨拶の後、2回目の集合写真撮影が、KATANAモニュメントを入れておこなわれ、ミーティングは終了しました。後半は時より雨が落ちる事もありましたが、エンディング時には雨も止み、鈴木社長以下スズキスタッフのお見送りの中、お客様は次々に帰路につかれました。