2022年9月11日(日)、3年ぶりの開催となる『KATANA Meeting 2022』が、静岡県浜松市『はままつフルーツパーク時之栖』で開催されました。当日は晴天に恵まれ、全国各地から1,100台以上のオートバイと、1,400名を超える二輪ユーザーが集い、KATANAの設計者によるトークショーや車両展示をはじめ、話題のビッグフラッグや物販ブース、集合写真撮影等、KATANAファンとご来場いただいた皆様、スズキとの交流の場となりました。

午前9時のゲートオ-プンに合わせて、続々とオートバイが到着。またたく間に二輪駐車場を埋め尽くしていきます。駐車場エリアには新旧のカタナが圧倒的に多いのはもちろんですが、カタナ以外のスズキ車や他メーカー車にもたくさんご来場いただき、KATANAファンならどなたでも歓迎であることも、1人でも多くの方にKATANAの魅力を知っていただきたいという当イベントの特徴です。
スズキオンライン用品ショップ『S-MALL』とのコラボにより、昨年1月に国内で100台限定販売された新型KATANA特別色、通称『赤カタナ』専用駐輪エリアが設けられました。この日は全国から赤カタナが来場し、オーナーばかりでなく会場のお客様も、ずらりと並ぶ壮観な風景に「かっこいい!」「きれいな赤ですね」と感動の様子でカメラを構えていました。

会場でひときわ目を引いたのが、ステージ横にそびえる『KATANAビッグフラッグ』で、これは昨年WEB開催された『KATANA Meeting 2021』の企画により、KATANAオーナーが投稿した877枚の写真で作られた幅5,4メートル、高さ3,6メートルのスペシャルフラッグです。一生懸命探して「あった、自分の写真を見つけました!」と写真に収める姿も多く、ビッグフラッグは3年ぶりのイベント開催を祝う象徴的な存在となりました。その傍らには新型KATANAが展示され、自由に跨ることもできる人気コーナーのひとつでした。

受付を終えた多くのお客様は、午前10時から販売開始の物販エリアを目指して待機列に並びます。お客様のお目当てはイベントロゴ入りオリジナルTシャツやトートバッグ、折りたたみ傘などのイベントオリジナルグッズ、他にもポロシャツやキャップ、湯呑なども人気でした。
また出展ブースエリアは、タイヤ、パーツ、アパレル、メンテナンス用品など2輪関連企業の皆様、地元の鉄道会社や交通安全ブース、宅配便ブースなどで賑わいました。KATANA向けの商品やサービスも多く、ブースを見てまわればKATANAライフがさらに充実すること間違いなしです。司会の難波さんが各ブースを訪ねて説明を伺いながら、商品の紹介やサービスを紹介しました。

「鈴木俊宏社長がKATANAでこちらの会場に向かっており、もう間もなく到着するようです!」との場内アナウンスを受けて、ステージ前の客席にお客様が集まり始めました。新型KATANAにのって颯爽と姿を現したのは、革のジャケットにライディングジーンズ姿のスズキ株式会社 鈴木俊宏社長。ステージ裏で素早くTシャツに着替えるとステージ上へ、KATANAミーティングの開会宣言をおこないました。「皆様と3年ぶりにお会いできて、今日は本当に嬉しいです」という鈴木社長の挨拶に、お客様からは盛大な拍手が湧き起こり、会場の誰もが感無量といった様子でした。

イベント進行司会は、難波祐香さん。“にゃんばちゃん”の愛称でファンも多く、もちろんご自身はオン・オフ共に大好きなライダーでもあります。
12時を過ぎてステージでは、KATANA開発エンジニアによるトークショーが始まりました。チーフエンジニアの安井信博氏、エンジン設計担当の滑川恵介氏、車体設計の三池翔太氏、テストライダーの大城光氏による、新型KATANAに込めたこだわりや、開発エピソードなどKATANAファン必見のトークショーは、まさにこの時、ここだけの貴重な内容の連続に、客席の皆様も大変熱心に聞き入っていました。「自分のバイクが、エンジニアの皆さんの並々ならぬ熱意で作られていることが今日はよくわかりました!」と感激しきりのお客様も。大盛況ながら、間隔を空けての客席にもご協力いただきました。

設計者トークショーに続いて、次のステージイベントは『遠くから来たで賞』の表彰です。来場者の中で、我こそは一番遠くから来たのではというお客様が立候補し、会場の全員で審査の結果、東日本エリアは山形県からのライダーが「一般道を13時間かけて来ました!」、西日本エリアでは宮崎県からのライダーが「帰りは四国を旅しながら走ります!」と元気に受賞、会場は「すごいなぁ!」の声と暖かい拍手に包まれました。
イベントも終盤へと近づき、再びの恒例プログラムは豪華賞品をめぐってのじゃんけん大会。会場の皆様が一斉に立ち上がり、”難波祐香さん”こと”にゃんばちゃん”と気迫一杯のじゃんけん勝負です。賞品は出展企業様からのプレミアグッズが続々と登場して、じゃんけんする手にも思わず力が入ります。みごと勝ち抜いた皆様は、「おみやげが増えて最高です!」と喜び一杯の表情でした。おめでとうございます。

KATANAミーティング恒例の集合写真撮影は、午前の部では『フルーツパーク』植栽文字を背景におこなわれました。色とりどりの出展社バナーが華やかに空になびきます。

「ご来場ありがとうございました。ぜひまた来年お会いしましょう!」というスズキ株式会社 伊藤正義二輪事業本部長による閉会の挨拶のあと、最後に午後の部の集合写真撮影を、今度はステージ側を背景におこない、KATANAミーティング2022は終了しました。

帰路に就くお客様達を、鈴木社長、伊藤二輪事業本部長、スズキスタッフらが手を振りながらお見送りします。「ありがとうございました。」「気をつけて。」また来年の再会を期して、最後までKATANA愛にあふれたイベントとなりました。

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