GSX-S/Rミーティング2025
GSX-S/Rミーティング2025
GSX-S/Rミーティング2025
2025.10.12(SUN)
10:00~14:00予定
イベントレポート
2025年10月12日、『GSX-S/R Meeting 2025』を、静岡県浜松市『スズキ株式会社 浜松工場内特設会場』にて開催いたしました。
昨年の初開催に続いて第2回目の今年は、GSX-Rの誕生40周年を記念するイベントとして開催し、およそ1700台のオートバイと、2000名以上のファンの皆様が全国各地から来場されました。会場ではトークショーや出展ブース、マシン展示などに加えて、人気の工場見学や未公開プログラムも実施し、GSX-Sシリーズ、Rシリーズにまつわる一日を楽しみました。
レポート
浜松工場の広大な特設駐輪エリアには、オートバイが続々と列を作りながら到着します。新旧のGSX-RシリーズやGSX-Sシリーズがところ狭しと駐車場を埋めていきます。スズキ主催の車種別イベントでは、他のスズキ車や他メーカーのオートバイも歓迎しているので、GSX-S/Rファンであればどなたでも来場する事ができます。午前9時の開場時刻が迫ると、駐輪場エリアにはぎっしりとオートバイが並び、大変賑やかになりました。
受付では、イベントオリジナルステッカーとウェルカムドリンク引換券が配られ、令和7年台風第15号災害静岡県義援金のチャリティもおこなわれました。募金協力をいただきました方には、イベント限定シリコンリストバンドをプレゼントいたしました。
開場後まもなく物販ブースでのグッズ販売を開始、Tシャツやタオルなどイベントオリジナルグッズのデザインはイラストロゴが可愛らしいと好評でした。
令和7年台風第15号災害
静岡県義援金
振り込み報告
会場内でおこなわれました、大雨災害への義援金活動の寄付金を10月14日(火)に日本赤十字に寄付をさせていただきました。
また、合わせてトラス様、カーボン靴ベラの売上金も合わせて義援金として、寄付をさせて頂きました。
皆様のご協力、誠にありがとうございました。
今年もMCは、イベントやメディアでマルチに活躍するバイク女優の望月ミキさんが務めます。オートバイはもちろんのことレースにも詳しく、華やかにイベントを盛り上げます。
午前10時、イベントオリジナルTシャツを着た鈴木社長がGSX-Rシリーズ40周年のお礼と共に第2回GSX-S/Rミーティングの開会宣言をおこないました。
GSX-S/Rミーティング2025
オープニングに続き、両サイドに出展ブースが並ぶプロムナードにお客様全員が集まって集合記念撮影がおこなわれました。
ここで、この日1回目のサプライズ企画が始まりました。突然舞台裏から登場した1台のマシンこそは2022年にMotoGPを走ったGSX-RR !!です。突然の登場にお客様から何が起こるのかどよめきが起こりますが、エンジン始動後 、津田選手による迫力に満ちたブリッピングが行われ咆哮のレーシングサウンドが響き渡ると、会場は感動の拍手に包まれました。
10時30分から浜松工場ならではの工場見学プログラムが開始されました。今年はエンジン工場の見学も追加され、完成工場、エンジン工場の2か所の見学コースを設定し、多くのお客様にスズキのバイク作りの現場を見学いただきました。
二輪展示エリアには、40年前のGSX-Rシリーズの展示を始め、RシリーズとSシリーズ最新モデルの数々が展示され、注目を集めました。中でもGSX-R1000R 40周年記念車、国内未発表カラーで初公開のGSX-S1000とGSX-S1000GTの展示に、多くのお客様が興味津々の様子でした。新型モデルは跨り可能ということもあり、順番に跨り乗り比べる方たちで賑わいました。
さらに新たに登場した機械展示コーナーでは、GSX-R1000Rのエンジンやクランクシャフト、フレームなどが展示され、間近に見ることができ、手回しのハンドルによってエンジンが動く様子もわかり、終日人気のコーナーでした。隣接する記念スタンプコーナーでは、浜松工場オリジナルスタンプ全4機種をコレクションすることができます。
今年は昨年にも増して多くの企業様、レースチームにご出展いただき、イベントを盛り上げていただきました。
望月ミキさんが各出展ブースを訪ねてインタビューし、取扱商品の紹介等をいたしました。レースチームブースには鈴鹿8耐参戦車や全日本参戦車も展示され、レースパドックさながらな雰囲気にあふれます。ライダーやチームスタッフ陣もお客様とフレンドリーに交流し、ブースエリアのプロムナードは、イベント終了まで大勢のお客様で賑わいました。
ステージでは、GSX-S/Rにまつわるトークショーが始まります。
トークショー第1部は、ヨシムラSERT Motulトークショー、そしてチームスズキCNチャレンジトークショーの豪華2本立てです。ヨシムラSERT Motulトークショーでは、加藤チームディレクター、ライダーの渥美心選手、メカニックの鈴木正人さん、チームスズキの佐原伸一さんが、今シーズンの世界耐久選手権全戦を振り返りながら熾烈な闘いのエピソードを披露しました。
チームスズキCNチャレンジトークショーでは、プロジェクトリーダーの佐原伸一さん、ライダーの津田拓也選手、テクニカルマネージャーの田村耕二さん、クルーチーフの今野岳さんが、2年目となるCNチャレンジの内容や成果を始め、鈴鹿8耐や全日本ロードレース参戦でのエピソードを披露しました。
トークショー第1部に続いて、この日2回目のサプライズ企画が始まります。今シーズンをもって現役引退を表明しているエス・スポーツの生形秀之選手が登壇し、お客様に感謝の挨拶をおこなうと、生形選手の奥様が花束を手に現れました。奥様からは全日本ロードレース最終戦に向けた励ましのメッセージも受けて、生形選手は驚きながらも大変嬉しそうで、会場は温かい拍手に包まれました。
トークショー第2部は、GSX-R40周年記念トークショーと題して、歴代GSX-Rに関わったエンジニアとライダーの皆さんが、40年間に進化を遂げたGSX-Rシリーズ歴史についてご自身の経験を合わせて披露しました。世界耐久選手権元チャンピオンの北川圭一さん、エンジン実験の佐々木栄司さん、テストライダーの原田明記さん、テストライダーの大城光さん、GSX-S1000シリーズのチーフエンジニア野尻哲治さんによる、歴代モデルの思い出から最新モデルの魅力まで、スズキのフラッグシップモデルならではの重みのあるお話が続きました。
ステージで行われるお客様自身が参加して楽しむプログラムも人気です。トークショーの合間におこなわれた抽選会では、テーマをGSX-S/Rにちなんで名前のイニシャルがSとRの方が当選となりました。姓がイニシャルS、名がイニシャルRのお客様が数名いらっしゃり、ホワイトボードに名前を書いて発表します。該当の方には、スズキオリジナルロングTシャツをプレゼントいたしました。
そしてイベントの最後は定番プログラムのひとつ、じゃんけん大会です。各出展社様よりご提供いただいた豪華賞品を目指して、望月ミキさん、津田選手、渥美選手、生形選手とのじゃんけん勝負です。GSXにちなんで『最初はG!』から熱戦が続き、多くの素敵な賞品がお客様にプレゼントされました。
イベントの最後に伊勢敬二輪事業本部長が、来場されたお客様や出展社様にお礼を述べ、第2回GSX-S/Rミーティングは大盛況のうちに終了しました。
鈴木社長以下スタッフが手を振りお見送りする中、お客様はミーティングの思い出を胸にそれぞれの帰路につかれました。
GALLERY
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