GSX-S/Rミーティング2024
GSX-S/Rミーティング2024
GSX-S/Rミーティング2024
2024.10.20(SUN)
GSX-S/Rミーティング2024
2024年10月20日、『GSX-S/R Meeting 2024』を、静岡県浜松市『スズキ株式会社 浜松工場内特設会場』にて初開催いたしました。
全国各地から1,800台以上のオートバイと2,000名以上のファンの皆様が集い、トークショー、出展ブースや集合写真撮影など、GSX-Sシリーズ、Rシリーズにまつわる多彩なプログラムを楽しみました。
当日は浜松工場ならではの工場見学プログラムも実施、多くのお客様にスズキのバイク作りの現場を見学いただきました。
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開場を前に、各地のナンバーを付けたオートバイが続々と到着して、広大な浜松工場の特設駐輪エリアに並びます。
1984年のGSX-R(400)誕生から40年が経ち、これまでに多くのGSX-Rシリーズ、GSX-Sシリーズがラインナップされています。
駐輪エリアはGSX-Sシリーズ始め、新旧GSX-Rシリーズと様々なバイクが並び、大変賑やかになりました。
午前9時の会場オープンを迎えると、お客様が続々と受付を済ませ入場します。
受付では、イベントオリジナルステッカーとウェルカムドリンク引換券が配られ、令和6年能登豪雨災害義援金のチャリティもおこなわれました。
募金協力を頂きました方には、イベント特製バンダナをプレゼントいたしました。
開場後まもなく物販ブースでのグッズ販売を開始、初開催の記念にイベントオリジナルTシャツを買い求めるお客様が多く、完売となる人気でした。
令和6年能登豪雨災害義援金
振り込み報告
会場内でおこなわれました、能登豪雨災害への義援金活動の寄付金を10月21日(月)に日本赤十字に寄付をさせていただきました。皆様のご協力、誠にありがとうございました。
また、トラス様のカーボン靴べらの売上金も全額義援金として頂きました。
司会MCは、イベントやメディアでマルチに活躍するバイク女優の望月ミキさんがイベントを盛り上げます。
午前10時、ライディングジャケット姿の鈴木社長が高らかに開会宣言をおこないました。
「GSX-S/Rミーティングを早く開催してよ、という声が多く届いていた。グローバルと日本でローンチが違うのでどうしようかなと思っていたが、今年は40周年のプレイベントということで、来年この場で40周年記念をやりたいと思いますがいかがでしょうか?」と話すと会場からは大きな拍手が沸き上がりました。
「ということで来年もやることが決定かなと思います。ぜひ楽しみにしてもらえれば」と第2回の開催も宣言しました。
オープニングに続いて、両サイドに出展ブースが並んだプロムナードをお客様全員が埋め尽くすようにして、集合記念撮影がおこなわれました。
二輪展示エリアには、#42と#36のGSX-RRのMotoGPマシンや、イベント当日発表した新色のGSX-S1000、GSX-S1000GTをはじめGSX-S1000GX、GSX-8R、GSX-8S、GSX-S125を用意。跨ることのできるGSX-Sシリーズ6台には、写真を撮る方や順番に跨り乗り比べる方達で賑わいました。
さらに四輪展示エリアでは、エブリイワゴンやスーパーキャリイに小型二輪を積載して楽しむライフスタイルを提案、荷室からテントやタープを広げて好きなオートバイと過ごす、そんな休日の夢が広がる空間です。
初開催となったGSX-S/Rミーティングには、オートバイ関連、GSX-S/R関連の多くの会社が出展くださり、イベントを盛り上げていただきました。
望月ミキさんが各出展ブースと飲食ブースを訪ねてインタビューし、取扱い商品の紹介等をいたしました。
ブースエリアのプロムナードは、イベント終了間際まで大勢のお客様で賑わいました。
レーサーGSX-R1000R展示もまた、チームスズキCNチャレンジ車、ヨシムラSERT Motul#12車、TERAMOTO@J-TRIP#52車のほか、チームタイタン浜松ブースには跨り可能な全日本ロードレース参戦マシンも展示されました。
ステージでは、GSX-S/Rにまつわるトークショーが始まります。
トークショー1部は、ヨシムラSERT MotulのEWCチャンピオン獲得祝勝トークショー、さらにチームスズキCNチャレンジトークショーというまことに豪華な2本立てです。
最初に、ヨシムラSERT Motulの加藤陽平チームディレクターが、鈴木社長と共にEWCタイトルトロフィーを掲げ、2024年世界耐久選手権シリーズチャンピオン獲得の喜びを報告しました。
トークショーでは、加藤チームディレクター、メカニックの鈴木正人さん、ライダーの渥美心選手とチームスズキの佐原伸一さんが、今シーズンを振り返っての感想や勝因、レース現場での実際の状況など、耐久レースの過酷さや魅力について語りました。
続くチームスズキCNチャレンジトークショーは、プロジェクトリーダーを務めた佐原さん、ライダーの生形秀之選手、濱原颯道選手と津田拓也選手、クルーチーフの今野岳さんがステージに上がり、鈴鹿8時間耐久レース参戦の模様を披露しました。
カーボン・ニュートラルを目指したサステナブルなマシン制作の話題や、チーム目線、ライダー目線からのトークの数々は大変リアルかつドキュメンタリーな内容で、満席のお客様を惹きつけます。
トークショー後の佐原さんは、8耐ウィークにライダーの皆さんからプレゼントされた還暦記念のTシャツを着て、ブースでお客様に車両の説明をしていました。
トークショー第2部では、GSX-Sシリーズ設計者トークショーがおこなわれました。
世界耐久選手権元チャンピオンの北川圭一さん、GSX-S1000シリーズのチーフエンジニア野尻哲治さん、GSX-S1000シリーズのテストライダー大城光さん、GSX-8シリーズのチーフエンジニア加藤幸生さん、GSX-8Rのテストライダー佐藤洋輔さんという豪華な顔ぶれが揃って、GSX-Sシリーズの開発についてなど、ここでしか聞くことのできない貴重な開発秘話を展開しました。
トークショーの合間には、『1台を長く愛してる賞』というユニークな賞の授与がありました。
初代GSX-R(400)の登場から40周年を記念するプログラムで、この日乗車して来られたGSX-Rを新車で購入し所有期間が長い6名の方へ、鈴木社長から鈴木式織機製前掛けをプレゼントしました。
その中でも1984年の初期型を乗り続けているお客様が来場されており、鈴木社長と記念写真を撮影しました。
こうしてイベントも終盤、最後のプログラムは各出展社様よりご提供いただいた豪華賞品を目指してのじゃんけん大会です。
生形選手、濱原選手、津田選手、渥美選手とMCの望月さんもステージに上がり、順にお客様とじゃんけん対決をします。
「最初は(GSXの)G!」から熱戦が繰り広げられ、多くの素敵な賞品がお客様にプレゼントされました。
イベントの最後に田中二輪事業本部長が、来場されたお客様や出展社様にお礼を述べ「来年もまた、お会いしましょう!」とご挨拶をして、第1回GSX-S/Rミーティングは大盛況のうちに終了しました。
鈴木社長以下スズキスタッフが手を振りお見送りする中、お客様はGSX-S/Rミーティングの思い出を胸にそれぞれの帰路につかれました。
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