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2017.07.29
2017年 鈴鹿8時間耐久ロードレース
イベントレポート
ケビン・シュワンツ 鈴鹿8耐スズキイベントに登場
計時予選が行われた翌土曜日の29日は朝からスズキのブースで、様々なイベントが開催された。スズキファンのみならず多くのレースファンの注目を集めたのがレース界のレジェンド、ケビン・シュワンツ氏の登場だ。スズキの主要チームのライダーによるトークショーの集合写真撮影にスペシャルゲストとして登場。多くのレースファンの声援を受けた。新型GSX-R1000Rに関して「とても素晴らしい仕上がりでワンダフルなマシン。ぜひスーパースポーツバイク好きな方に乗って楽しんでもらいたい」とアピールしていた。日曜日にもサイン会、トークショーなどが予定されている。

さらに土曜日の午前9時50分からは、鈴鹿8耐に参戦する主要スズキチームのライダーによるトークショーが行われた。

最初に登壇したのは浜松チームタイタンの犬木 翼、武田数馬、大城 光の三人。スズキの社員チームであることが紹介され、ライダーの一人である犬木は、司会を務めた北川圭一さん主催のライディングスクールのインストラクターも務め、会場にはその生徒さんが詰めかけていたことから、多くの声援を受けていた。また新型GSX-R1000Rの魅力を聞かれ、「空力が良くなり、最高速も15km/hほど上がっている」と武田が説明。最後に「スズキ最高!新型GSX-R1000R買ってください!」とアピールした。

続いて登場したのはS-PULSE DREAM RACING・IAIの生形秀之、マーセル・シュロッター、アレックス・カドリンの三人。チームオーナーとして初めて鈴鹿8耐に参戦する生形はその大変さについて「思い出すと涙が出てくるくらい大変だった」と振り返る。そんなチームのことを聞かれたマーセルは「初めて一緒に戦うチームなので、コンビネーションが取れるよう進めている。良い雰囲気になってきている」と答えた。また鈴鹿を走るのも1000ccのマシンに乗るのも初となるマーセルについて生形は「最初のテストで引っ張るから後ろについてきてって10周走って振り返ったら、離れていると思ったのにピッタリ付いてきている。おまけに昨日の予選では自分よりタイムが速かった」と苦笑い。また急遽チームに加わったアレックスは「フレンドリーに迎えてくれて、初めて日本人チームで8耐を戦う。良い結果を出したい」とコメントした。

3番目に登場したのはMotoMapSUPPLY FutureAccessの今野由寛、青木宣篤、ジョシュ・ウォーターズの三人。昨年はチーム最高位となる5位を獲得したことから、今野は「今年はさらに上を目指し、8耐に集中して戦うことにした」と今年の戦い方について説明。チームベストタイムを出したジョシュはその秘密を聞かれ「良いマシンとスタッフに恵まれているから」と謙虚なコメントをした。青木は、新型GSX-R1000Rと旧型GSX-R1000の乗り比べをしたことを聞かれ、「制御が素晴らしい出来で、コーナー出口で思わず『俺って天才?』って思えるくらい綺麗に立ち上がれる」と紹介。その魅力を熱く語った。

4番目にはTeam KAGAYAMAの加賀山就臣、浦本修充、ハフィス・シャーリンの三人が登場。チームオーナーでもありライダーも務める加賀山は「チームの調子も上向きだし、流れも悪くない。何よりも、こいつは才能ありそうだと思って声を掛けて走らせているハフィスが、結果的に昨日の計時予選でチームベストタイムを出した。2週間前に初の鈴鹿を初めて乗るマシンで走り出したのに、もう俺を超えて、本当は1000ccのマシンの乗り方とは、何か教えてやろうと思ったのにそれができない」とハフィスの才能を評価。「ナオも去年は600ccだったから、1000ccのマシンは、何か教えてやろうと思ったら昨日は俺より速かった」と若手二人を評価する。ハフィスは「2年前から走りたいと思っていた8耐に、こんなレジェンドチームから走れるようになって、本当に夢が叶った」と喜びを表現。最後に三人のライダーが走行に使ったニースライダーにサインを入れ、ジャンケン大会の勝者に渡して会場は大盛り上がりとなった。

5番目にはヨシムラスズキMOTULレーシングの津田拓也、シルバン・ギントーリ、ジョシュ・ブルックスの三人のライダーに加え、吉村不二雄社長、加藤陽平監督が登場。加藤監督は、監督ブリーフィングが直後に行われることから最初に「新型になってベースマシンのポテンシャルが大幅に上がり、それが予選結果に繋がっています」と力強いコメントを残し、ブリーフィングに向かった。その言葉を受けた吉村社長は「ヨシムラは第1回に勝ち、10年前の30年記念大会のときにも優勝した。だから今回の40回大会も勝つ!」と力強く宣言。津田は「トップ10トライアルはお客さんがすごく楽しみにしているセッションで、それは自分も同じ。全力の1周を楽しみたい」とコメント。このチームで初の8耐を戦うことになるシルバンは「名門ヨシムラで走るのはとても光栄に感じている。三人ともに良いタイムが出せているし、明日の勝利を期待して欲しい」と力強く語った。ジョシュは「レジェンドチームに招聘されてとても嬉しい。このチームは豊富な経験を持ち、マシンの仕上がりも素晴らしい。表彰台の頂点を狙う」とコメントした。

最後にSUZUKI ENDURANCE RACING TEAMのヴァンサン・フィリップ、エティエンヌ・マッソン、濱原 颯道の三人が登場。1ポイント差のランキングトップで最終戦を迎えている状況についてヴァンサンは「1ポイント差ということで非常に拮抗した状態で、毎年難しい戦いになる鈴鹿8耐を迎えた。とは言え、やることは地に足をしっかりと付けて戦うことだけ。そこに集中していく」とコメント。エティエンヌも「タイトルを獲るにはチームワークが大切。できることをしっかりとやり切りたい」と語った。世界タイトル獲得を決める重要なレースのライダーに抜擢された濱原は「声がかかってから、ずっとその仕事の重さを考えている。見込まれて声を掛けられたことは光栄に思っているし、その期待に応えたい」とコメントした。

また恒例の集合写真撮影には、スズキのレジェンドライダーであるケビン・シュワンツ氏が登場し、会場はヒートアップ。大きな盛り上がりの中でライダートークショーは終了となった。

トップ10トライアル後の前夜祭には、鈴鹿8耐レジェンドライダーであり、スズキの輝かしい栄光のライダーでもあるグレーム・クロスビー、ウエス・クーリー、ケビン・シュワンツ、さらにはヨシムラのツナギを着た加賀山就臣が、『レジェンドヨシムラ ナイトデモンストレーション』のライダーとして登場。GS1000RやGSX-R1000にそれぞれライディングし、デモンストレーションランを行って会場から大きな拍手を受けた。最後はレジェンドライダーたちの合図によって花火が打ち上げられ、賑やかに前夜祭が終了となった。

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