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2013年9月29日 WSB第12戦、クルーゼルが力強い走りで7位/6位と健闘!

クルーゼルが力強い走りで7位/6位と健闘!

2013年9月29日 WSB第12戦、クルーゼルが力強い走りで7位/6位と健闘!

 アメリカのラグナ・セカで開催されたeni FIMスーパーバイク世界選手権第12戦、チーム フィクシィ・クレセント・スズキのジュエル・クルーゼルが、第1レース7位、さらに第2レースでは6位に入る健闘を見せた。決勝を第8グリッドからスタートしたクルーゼルは第2レース、初盤から積極的な追い上げを見せ、3ラップ終了時点には6番手に浮上すると、トップグループの激しいバトルに離されまいと懸命にラップを重ねた。さらに4ラップ目にはポイント間でのベストラップを叩き出すなど、ポディウムも決して不可能ではない力強い走りを披露した。クルーゼルにとってラグナ・セカは初めてのコースにもかかわらず、確実に調子を上げてきており、次戦の地元フランスでも活躍が期待される。

 また今大会では、怪我で欠場中のレオン・キャミアに代わってブレイク・ヤングが、ヨシムラによってチューンされたスズキGSX-R1000で終始安定した走りで、第1レース、第2レース共に12位でフィニッシュした。第2レースでのヤングはワンラップを終えた時点では17番手だったが、鮮やかな追い上げで順位を上げ、20ラップ目で12番手に浮上するとそのままフィニッシュまで12位をキープした。特にレース後半のヤングは、7位のライダーと互角のラップタイムを出す走りで、チームにとっても今後が楽しみな結果となった。

 ラグナ・セカは、第1レ-スがおこなわれた土曜に引き続き日曜も温暖な好天に恵まれ、路面温度は42度まで上昇した。第2レースはE・ラバティ(アプリリア)が優勝、土曜の第1レースを制したT・サイクスは第2レースでは4位となったが、ランキングでは依然としてトップをキープしている。フィクシィ・クレセント・スズキは、この日の結果により今季WSBチームランキングの4位に浮上した。

 シーズンも残すところ2戦、次戦の第13戦は直ちにヨーロッパへと戻り10月6日、フランスのマニクールで開催される。

RIDER COMMENT

ジュエル・クルーゼル
ジュエル・クルーゼル
第1レース/7位 第2レース/6位

「今日はスタートが上手くいき、オープニングラップで順位を上げることができて、トップグループから離される事なくついていけたことにとても満足しています。レース初盤は自分が最速ライダーのうちの1台となって楽しく走りました。どうしても上手くいかなかったのがスタート・フィニッシュラインを過ぎた最初のコーナーの出口で、これでは実際ポディウムを狙うのは無理と思いながらも、レース内容には満足しています。フィクシィ・クレセント・スズキのライダーとして、これまでで最高の成績を出せたことはとても嬉しいです。ラグナ・セカのコースはなかなか難しいですが、割とスムーズに攻略することができ、楽しく走れました。自己ベストの結果を出せたのはチームの皆のおかげです、とても感謝しています。」

ブレイク・ヤング
ブレイク・ヤング
第1レース/12位 第2レース/12位

「最高の週末になりました。ただ、1分24秒台を出せなかったのが少し残念です。チームスタッフ全員が本当に一生懸命頑張ってくれたので、彼らの期待にもっと応えたかったからです。フィクシィ・クレセント・スズキは最高のチームで、最後は皆が笑顔で終わることができました。自分としても昨日からラップタイムを短縮して、昨日も今日も12位フィニッシュは悪くない結果だと思います。もちろん、タイムも順位ももう少し上がればさらに良かったけれど、確実に完走することもまた大切でした。WSBで走るチャンスをくれたポール代表始めチーム全員に感謝します。素晴らしい経験をさせていただき、ありがとうございます。」

TEAM MANAGER COMMENT

Paul Denning ポール・デニング チーム代表
ポール・デニング チーム代表

「ジュエルの6位とブレイクの12位は、チームとしてはシーズンベストではありませんが、今日は両ライダーとチーム全員が最高に努力したことに大変満足しています。また昨日の第1レースからの改善点についても評価します。ジュエルにとっては初めてのラグナ・セカでありながら、シルバーストン以来の自己ベスト6位を獲得しました。ここは体力的消耗の激しい難コースとして名高く、さらにマシンとの相性も決して良いとはいえないコースであるにもかかわらず、です。昨日の12ラップ目でのトップとのタイム差が、今日はちょうど26ラップ目で同じになりましたし、毎ラップのアベレージでもトップとの差は0.3秒と、ジュエルとクルー達がいかに頑張ったかがわかります。ブレイクについては、充分な走り込みができていない状態だったにもかかわらず、体調管理にも非常に気をつけながら、走り出せば常にレベルアップに専念して、チームにもよく溶け込んでいました。2レース共に12位の結果は実際に我々の予想を上回るもので、今日のレース後半では7番手を狙えるラップタイムを出していました。彼を起用したことは正解であり、本当によく頑張ってくれたことに感謝します。」

RESULT FINAL 第一レース

順位 ライダー メーカー
Time/gap
1位 T・サイクス カワサキ
16'55.703
2位 C・デイビス BMW

1.253

3位 E・ラバティ アプリリア
2.454
4位 M・メランドリ BMW
2.650
7位 ジュエル・クルーゼル スズキ
9.134
12位 ブレイク・ヤング スズキ
21.767

RESULT FINAL 第二レース

順位 ライダー メーカー
Time/gap
1位 E・ラバティ アプリリア
36'44.555
2位 S・ギュントーリ アプリリア
0.112
3位 M・メランドリ BMW
2.051
4位 T・サイクス カワサキ
2.304
6位 ジュエル・クルーゼル スズキ
10.187
12位 ブレイク・ヤング スズキ
29.563

OVERALL RESULT

順位 ライダー メーカー
ポイント
1位 T・サイクス カワサキ
361
2位 E・ラバティ アプリリア
338
3位 S・ギュントーリ アプリリア
337
4位 M・メランドリ BMW
319
10位 ジュエル・クルーゼル スズキ
160
11位 レオン・キャミア スズキ
114
26位 ブレイク・ヤング スズキ
8

MANUFACTURER POINT

順位 マニュファクチャラー
ポイント
1位 アプリリア
460
2位 カワサキ

415

3位 BMW
390
4位 ホンダ
225
5位 スズキ
212
6位 ドゥカティ
152
7位 ヤマハ
4

WSB

  • 第1戦 2月24日 オーストラリア大会
  • 第2戦 4月14日 スペイン大会
  • 第3戦 4月28日 オランダ大会
  • 第4戦 5月12日 イタリア大会
  • 第5戦 5月26日 ヨーロッパ大会
  • 第6戦 6月9日 ポルトガル大会
  • 第7戦 6月30日 イタリア大会
  • 第8戦 7月21日 ロシア大会
  • 第9戦 8月4日 イギリス大会
  • 第10戦 9月1日 ドイツ大会
  • 第11戦 9月15日 ドルコ大会
  • 第12戦 9月29日 アメリカ大会
  • 第13戦 10月6日 フランス大会
  • 第14戦 10月20日 スペイン大会