2014年4月27日 スーパーバイク世界選手権
第3戦 オランダ アッセン
アッレクス・ローズが第2レース2位で初のポディウム登壇!
4月27日、2014eni FIM世界スーパーバイク選手権シリーズ第3戦がオランダのアッセンTTサーキットで開催され、ボルトコム クレセント スズキの新鋭アレックス・ローズが第2レースで2位を獲得、WSBデビューシーズン3戦目にして早くもポディウム初登壇を果たした。 |
一方で、チームメイトのユージン・ラバティは、試練のレースウィークを強いられた。決勝前日の予選で雨とタイヤチョイスのタイミングが合わず8位に終わり、これが決勝日にも少なからず影響を及ぼす結果となった。決勝第1レースでは時速291.7kmという驚異のトップスピードをマークして必死の追い上げを図るシーンもあったが、両レースともにクラッシュによるDNFを余儀なくされた。 |
「とてもファンタスティックな日になりました。満足のいくレースができてポディウムに上がれたことは、自分にとってもチームにとっても最高です。ウェット路面でのレースでしたが、シーズン最初の怪我からも復活したし、今日はしっかりポイントも獲得できて、ここで改めてシーズンが始まったという気がします。自分自身もマシンももっと調子を出していって、次はぜひともドライコンディションのレースで良い結果を出したいです。」 |
「第1レースは思うようなスタートができなかったものの、その後のペースは決して悪くありませんでした。順調に行けば11ポイント獲得できたはずが、転倒してしまい残念です。第2レースは自分でも嫌な予感がありました。残り3ラップだったのでこのままのペースで完走しようと思ったのですが、走行ラインを外れ、リアが流れて突然バイクが反対向きになり、体が空中に飛んでいました。練習日と予選日の感じでは好成績が出せるのではと思っていましたが、2レースともDNFでノーポイントはとても残念な結果です。」 |
「今日はとにかくアレックスの第2レース2位獲得を評価します。スタート前にチームがウェットコンディションに合わせていくつかのセッティング変更をおこなったので、アレックスは思い切り走ることができました。9番グリッドスタートから、最速ラップタイムを出して最後はトップ争いにまで追い上げたレース内容は素晴らしく、アレックスにとっても次戦のイモラへ向けて大きな自信になることでしょう。ユージンについては、土曜まではチーム、マシン、ライダーともかなり気合が入っていて好結果を期待していただけに、何とも残念な結果になりました。土曜のスーパーポールでの雨が大きく影響しました。特にユージンにとってはグリッド位置とスタートの失敗がプレッシャーとなったのでしょう。2回のクラッシュにもかかわらず、ユージンに怪我がなかったことが救いです。」
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