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全日本モトクロス

全日本モトクロス選手権 第6戦

小島庸平がパーフェクトV! 第1ヒート熱田孝高は2位でスズキ1-2。IB2クラスは池本凌汰が今季2勝目をマーク。
レディースクラスでは久保まなが2位、邵洋子3位表彰台を獲得。

全日本モトクロス選手権 第6戦

 全日本モトクロス選手権シリーズ第6戦東北大会は、岩手県一関市藤沢町の藤沢スポーツランドで開催された。IA1クラスではTeam SUZUKIの小島庸平が両ヒートとも圧倒的な強さで今季初のパーフェクト優勝を達成しシーズン4勝目をマーク。第1ヒートは熱田孝高が2位で続きスズキ1-2フィニッシュ。ポイントランキングトップの小島はリードを大きく広げ夏のインターバルを迎えることになった。IA2クラスの岡野 聖は怪我のため今大会も欠場した。

 会場の藤沢スポーツランドは、スタンド席からほぼ全体が見渡せるロケーションの良さと、大量の山砂を搬入したサンド主体の路面が特徴のコース。しかし梅雨真っ只中の東北地方。大会期間中は日曜日こそ晴れ間が広がったものの、土曜日までの雨でヘビィマディの難しいコンディションとなる。

 IA1クラス第1ヒート、好スタートを決めた小島と熱田は、小島が鮮やかなホールショットを決めると熱田は2番手で小島に続き、オープニングラップを小島、熱田の順でクリア。このコースに絶対の自信を持つ小島が快調なペースでリードを広げる一方、熱田も確実に2番手のポジションをキープする。ヘビィマディの難しいコンディションの中、確実に周回を重ねた小島と熱田は、3位以下を突き放してスズキの1-2フィニッシュを達成。小島は3戦連続となる優勝をマーク。熱田が2位表彰台を獲得した。

 続く第2ヒート、ホールショットこそ逃したものの、確実にスタートを決めた小島はオープニングラップを3番手でクリア。一方熱田はスタート直後の混戦の中で後続に追突されて転倒、再スタートに大きく手間取ってほぼ最後尾からの追い上げを強いられる。2周目、成田 亮(ホンダ)をパスし2番手に順位を上げた小島は、先行する平田 優(ヤマハ)を捉えると4周目に平田をパスしてトップに浮上。5周目、このヒートのベストタイムをマークしてリードを広げた小島は、中盤以降も安定した走りを見せトップでチェッカーを受け今季初のパーフェクト優勝を達成。オープニングラップ20番手から懸命の追い上げを見せた熱田は、レース中盤に7番手まで順位を回復するも、後半再び転倒し8位でフィニッシュした。

 また今大会の第1レースとなったIB2クラスでは、池本凌汰(Team SRM with マウンテンライダース)が開幕戦以来となる今季2勝目をマーク。レディースクラスでは久保まな(SRFスポーツ& with KUBO RC)が自己最高成績となる2位でフィニッシュし初表彰台を獲得。ディフェンディングチャンピオン邵洋子(SRFスポーツ&SHOレーシング美杉)はミスで優勝を逃すも3位でフィニッシュした。

IA1 REPORT

RIDER COMMENT

小島 庸平 選手

小島 庸平
小島 庸平
第1レース 1位 第2レース 1位 総合 1位

「ヒート1はスタートもバッチリ決まって、あとは自分の走りをすれば絶対に勝てると自信を持って走りました。熱田さんが後ろにいることは分かっていたので、無理をせずに距離を保つことだけに集中した。ヒート2はスタートでやや出遅れて、コースも荒れていたし正直優勝は難しいかなと思ったが、冷静に攻めて逆転することが出来ました。ここに来て自分の走りが出来ているし、何よりチーム一丸となって作り上げたマシンで勝てたことが嬉しい。目標はあくまでチャンピオンなので、夏のインターバルも気を緩めることなく残り3戦に向けしっかりと準備します。」

熱田 孝高 選手

熱田 孝高
熱田 孝高
第1レース 2位 第2レース 8位 総合 4位

「ヒート1はスタートも決まって庸平の後ろで様子を見ていたが、彼も調子が良くて追い付くことが出来ないまま終わってしまった。悔しいが1-2走行でスズキをアピール出来たと思う。ヒート2は4~5番手でスタートして、コースも荒れていたし自分の展開に持ち込めるはずだった。ところがいきなり後続に突っ込まれて転倒。マシンが絡まって再スタートするのに手間取ってしまい、そこからなんとか6位が見えるポジションまで追い上げたが、今度は自分のミスで転倒してしまった。大事なレースを落としてしまって悔しいが、夏のインターバルはイギリスでレースをするので、気持ちを切り換えて終盤の3戦に臨みたい。」

RESULT FINAL 第一レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

小島 庸平

Team SUZUKI

32:56.119

2位

熱田 孝高

Team SUZUKI

+5.156

3位

成田 亮

TEAM HRC

+11.151

4位

平田 優

YAMAHA YSP Racing Team

+14.952

5位

星野 優位

SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS

+53.743

6位

小方 誠

TEAM HRC

+56.842

POINT RUNKING

順位 ライダー チーム名 ポイント

1位

小島 庸平

Team SUZUKI

249

2位

小方 誠

TEAM HRC

230

3位

平田 優

YAMAHA YSP Racing Team

226

4位

熱田 孝高

Team SUZUKI

218

5位

成田 亮

TEAM HRC

209

6位

田中 教世

YAMAHA YSP Racing Team

187

RESULT FINAL 第二レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

小島 庸平

Team SUZUKI

33:59.622

2位

平田 優

YAMAHA YSP Racing Team

+4.953

3位

三原 拓也

K・R・T

+20.284

4位

小方 誠

TEAM HRC

+22.631

5位

田中 教世

YAMAHA YSP Racing Team

+53.568

8位

熱田 孝高

Team SUZUKI

+1:45.924

IA1 REPORT

RESULT FINAL 第一レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

井上 眞一

K.R.T.

33:23.010

2位

山本 鯨

TEAM YOUSPORT

+3.857

3位

佐藤 亮

N.R.T

+14.003

4位

渡辺 祐介

チーム ピットイン

+17.334

5位

竹中 純矢

グリーンクラブピュアテックレーシング

+24.944

6位

安原 志

名阪レーシング

+26.987

POINT RUNKING

順位 ライダー チーム名 ポイント

1位

富田 俊樹

T.E.SPORT

235

2位

竹中 純矢

グリーンクラブピュアテックレーシング

227

3位

山本 鯨

TEAM YOUSPORT

224

4位

井上 眞一

K.R.T.

190

5位

田中 雅己

TEAM HRC

160

14位

岡野 聖

TeamSUZUKI

70

RESULT FINAL 第二レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

小川 孝平

TEAM ITOMO

33:05.346

2位

富田 俊樹

T.E.SPORT

+4.592

3位

山本 鯨

TEAM YOUSPORT

+26.587

4位

佐藤 亮

N.R.T

+27.241

5位

竹中 純矢

グリーンクラブピュアテックレーシング

+41.288

6位

馬場 大貴

TEAM887

+47.334

TEAM MANAGER COMMENT

渡辺 明

渡辺 明
渡辺 明 監督

「ヒート1は小島、熱田共に本来の走りが出来て理想の展開となった。ヒート2も熱田にアクシデントがなければ同様の展開になっていたはず。実力が問われるコンディションで、あれがなければ完璧なレースが出来ただけにもったいなかったが、小島のパーフェクト優勝、ヒート1の1-2はチームとして取り組んできたことが噛み合っての結果。小島は前回ランキングを逆転して、今回大きくリードを広げた。大事な大会になると思っていたが、ここを押えたのは大きい。あとはしっかりとコンディションを整えて9月のレースに備えればいい。二人とも経験があるので心配はしていない。」



lmx REPORT

lmx REPORT

RIDER COMMENT

久保 まな
久保 まな SRFスポーツ& with KUBO RC J:COM  第2位

「スタートから出れて自分の走りが出来たと思う。表彰台に立てたのはスズキを始め、たくさんの応援のおかげです。ありがとうございました。」

邵洋子
邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉  第3位

「言い訳はしません。負けたのは自分の力が足りなかっただけです。まだまだやらなければならないことがある。夏のインターバル、もっともっと努力します。」

2013 全日本モトクロス

  • 第1戦 4月7日 HSR九州
  • 第2戦 4月21日 オフロードヴィレッジ
  • 第3戦 5月12日 世羅グリーンパーク弘楽園
  • 第4戦 5月26日 スポーツランドSUGO
  • 第5戦 6月16日 北海道オフロードパーク
  • 第6戦 7月14日 藤沢スポーツランド
  • 第7戦 9月8日 名阪スポーツランド
  • 第8戦 10月6日 オフロードヴィレッジ
  • 第9戦 10月20日 スポーツランドSUGO