Team SUZUKI

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WSB WEC 全日本ロードレース MX1 全日本モトクロス

全日本モトクロス

全日本モトクロス選手権

小島庸平が見事な逆転で今シーズン初&総合優勝をマーク。熱田孝高は第1ヒート3位表彰台を獲得。IA2岡野 聖は怪我のため欠場となる。
レディースクラス 邵洋子はアクシデントを乗り越え3位表彰台を獲得。

全日本モトクロス選手権

 山田建設杯 全日本モトクロス選手権シリーズ第4戦SUGO大会は、宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGOで開催された。IA1クラスではTeam SUZUKIの小島庸平が第1ヒート逆転で今季初優勝をマーク。熱田孝高はこのヒート3位表彰台を獲得。小島は第2ヒートでも2位表彰台を獲得し今大会の総合優勝に輝いた。

 IA2クラスの岡野 聖は土曜日の公式練習走行で転倒し欠場となった。

 土日とも好天に恵まれたSUGO大会。初夏を感じさせる強い日差しに散水が追い付かずホコリの舞うシーンもあったが、掘り返し作業など夜を徹して入念なメインテナンスが施されたため、決勝レースはほぼベストのコンディションで行われた。

 IA1クラス第1ヒート、左右に切り返す1~2コーナーを上手く抜け出した熱田に小島、池谷優太が続きスズキ勢の1-2-3体制でレースがスタート。トップ熱田、小島が2番手で1周目のコントロールラインをクリア。ところがフィニッシュジャンプをクリアした直後に小島と熱田が接触してしまい転倒。大きく順位を落とした小島は後方からの追撃を強いられることになる。序盤、トップをキープしていた熱田だが、4周目に2番手に後退。一方2周目9番手で戻ってきた小島は猛烈な勢いで追い上げを開始。5周目に4番手まで挽回した小島は、中盤着実に上位3台との差を詰めると、中盤まず平田 優(ヤマハ)をパスし3番手に浮上。11周目に熱田と順位を入れ換え2番手に順位を上げる。トップを走行する成田 亮(ホンダ)に対し、完全にこれを上回るラップタイムで追い上げてきた小島は、13周目ついに成田をパスしトップに浮上。最後までハイペースで走り抜けた小島は終盤後続を完全に突き放し独走でチェッカー。鮮やかな逆転で今シーズン初優勝をマークした。一方、足の怪我が治りきっていない状態で力走した熱田は3位でフィニッシュ、地元で意地を見せ表彰台登壇を果たした。

 続く第2ヒート、小島はオープニングラップを4番手でクリア。一方熱田はスタート1コーナーで転倒し最後尾からの追い上げを強いられる。2周目、小島は新井宏彰(カワサキ)をパスして3番手に浮上。4周目には成田をパスし2番手に順位を上げた小島だったが、この間にトップとは大きな差が開き、中盤以降小島は単独走行となる。パーフェクト優勝こそ逃したものの、小島は確実に2番手のポジションをキープしてチェッカーを受け、開幕から4戦連続5度目の表彰台登壇を果たした小島が今大会の総合優勝に輝く。一方追い上げのレースを強いられた熱田は7位でフィニッシュ。総合5位で苦難のレースを乗り越えた。

 レディースクラスでは、チャンピオン邵洋子がホールショットを決めてスタートからリードするも、終盤転倒したマシンと接触するアクシデントで順位を落とし3位でフィニッシュした。

IA1 REPORT

RIDER COMMENT

小島 庸平 選手

小島 庸平
小島 庸平
第1レース 1位 第2レース 2位 総合 1位

「シーズン初優勝出来たのは、ここまでチームみんなが頑張ってくれたおかげだと思ってます。ヒート1は序盤に転倒してそこからの逆転だったし、ヒート2はトップを逃がしてしまったものの、2位で総合優勝することが出来た。これまでの内容から一歩前進出来たと感じています。ただ、目標はあくまでシリーズチャンピオン。今回の結果でようやくタイトル争いのスタートラインに付くことが出来た。ここから幾つ優勝を重ねられるか重要。もちろん連勝を狙っていきます。」

熱田 孝高 選手

熱田 孝高
熱田 孝高
第1レース 3位 第2レース 7位 総合 5位

「前回広島で捻挫した足は、どうにか歩けるくらいまで回復したんですが、ヒート1は最初のバトルで足を痛めてしまって、仕切り直ししようと思ったヒート2は、スタート1コーナーで直後に転倒。追い上げの途中にまた足を痛めてしばらくペースダウンしてしまった。それでも最後盛り返せたし、この状況で表彰台に立てたので、まぁまぁかなとも思います。次のレースまでインターバルがあるので、まずはしっかりと足を治して勝負出来るようにします。」

RESULT FINAL 第一レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

小島 庸平

Team SUZUKI

33:31.629

2位

成田 亮

TEAM HRC

+8.096

3位

熱田 孝高

Team SUZUKI

+17.229

4位

平田 優

YAMAHA YSP Racing Team

+20.734

5位

新井 宏彰

K.R.T

+29.630

6位

北居 良樹

KTMうず潮レーシング福山

+38.260

POINT RUNKING

順位 ライダー チーム名 ポイント

1位

小方 誠

TEAM HRC

159

2位

成田 亮

TEAM HRC

156

3位

小島 庸平

Team SUZUKI

156

4位

平田 優

YAMAHA YSP Racing Team

155

5位

熱田 孝高

Team SUZUKI

136

6位

田中 教世

YAMAHA YSP Racing Team

123

RESULT FINAL 第二レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

平田 優

YAMAHA YSP Racing Team

32:04.380

2位

小島 庸平

Team SUZUKI

+4.380

3位

小方 誠

TEAM HRC

+6.376

4位

新井 宏彰

K.R.T

+13.912

5位

三原 拓也

K.R.T

+22.083

7位

熱田 孝高

Team SUZUKI

+50.243

IA1 REPORT

RESULT FINAL 第一レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

渡辺 祐介

チーム ピットイン

33:34.940

2位

山本 鯨

TEAM YOUSPORT

+0.940

3位

田中 雅己

TEAM HRC

+29.203

4位

竹中 純矢

グリーンクラブピュアテックレーシング

+30.130

5位

富田 俊樹

T.E.SPORT

+42.314

6位

井上 眞一

K.R.T.

+56.815

POINT RUNKING

順位 ライダー チーム名 ポイント

1位

山本 鯨

TEAM YOUSPORT

182

2位

竹中 純矢

グリーンクラブピュアテックレーシング

165

3位

富田 俊樹

T.E.SPORT

164

4位

井上 眞一

K.R.T.

136

5位

田中 雅己

TEAM HRC

111

11位

岡野 聖

TeamSUZUKI

70

RESULT FINAL 第二レース

順位 ライダー チーム名 Time/gap

1位

山本 鯨

TEAM YOUSPORT

32:19.562

2位

富田 俊樹

T.E.SPORT

+3.136

3位

渡辺 祐介

チーム ピットイン

+4.145

4位

竹中 純矢

グリーンクラブピュアテックレーシング

+29.796

5位

佐藤 亮

N.R.T

+30.264

6位

田中 雅己

TEAM HRC

+35.984

TEAM MANAGER COMMENT

渡辺 明

渡辺 明
渡辺 明 監督

「岡野はようやく怪我が治ってきて、本来の力を出せるようになったところでまた負傷してしまった。トップ争いをする力のあるライダーだけにもったいないし残念としか言いようがない。小島と熱田はスタートから1-2走行を見せてくれて、直後に接触転倒するアクシデントがあったが、あそこからトップに立つなど、通常出来るものではない小島はそれくらい乗れていたし、アクシデントがなければもっと楽な展開になったはず。熱田はまだ足の怪我が万全でない中で3位に入った。ヒート2は辛いレースにしてしまったが、それぞれの実力を出せば1-2フィニッシュも十分可能だった。なかなかそれが出来ないのがレースだが、チャンスはある。次も今の力を出し切って、タイトル争いを展開して欲しい。」



lmx REPORT

lmx REPORT

RIDER COMMENT

邵洋子
邵 洋子 SRFスポーツ&SHOレーシング美杉  第3位

「コース上に白旗が出ていたのは見えたんですが、ラインの指示がなかったので、敢えてそれまでと反対側を走行したら転倒したバイクと接触してしまいました。もっと速くカッコいいライダーになってこのコースに戻って来たかったのですが、まだまだです。努力して少しでも速くなりたいと思います。」

2013 全日本モトクロス

  • 第1戦 4月7日 HSR九州
  • 第2戦 4月21日 オフロードヴィレッジ
  • 第3戦 5月12日 世羅グリーンパーク弘楽園
  • 第4戦 5月26日 スポーツランドSUGO
  • 第5戦 6月16日 北海道オフロードパーク
  • 第6戦 7月14日 藤沢スポーツランド
  • 第7戦 9月8日 名阪スポーツランド
  • 第8戦 10月6日 オフロードヴィレッジ
  • 第9戦 10月20日 スポーツランドSUGO