クリス・バーミューレンが激しい雨の中、6位でフィニッシュした。
バーミューレンは14番グリッドからのスタート。スムーズなスタートを決め前を行くライダーに迫った。序盤から自己のラップタイムをコンスタントに更新し、8周目にはトップ10に浮上した。15周目には6番手まで浮上し、前を行くN・ヘイデンをパスしようとしたが、路面が乾きつつあったため、差を縮めることができずそのまま6位でフィニッシュした。
ロリス・カピロッシは2列目からのスタート直後、2番手に浮上したが、維持することができず、後退してしまう。後半はリズムを取り戻し、トップ10フィニッシュの圏内まで回復。最終的に9番手でフィニッシュした。
クリス・バーミューレン
「スタートが良かった。ターン1で少しプッシュされて膨らんでしまったけれどすぐに立て直すことができた。最初の4、5周はタイヤのフィーリングをつかむのに苦労した。でもリズムをつかんでから、最後の数周まではいい感じに走ることができた。マシンも、コースが乾き始めたときまでは本当に良く走ってくれた。ドライになってからはコーナリングがとても難しくなったんだけど、それは他のライダーも同じだったと思う。今日はトップ5に入るスピードはあったと感じている。ウェットでのテストを一度もしていないのに、こんなに戦えるマシンを用意してくれて、チームスタッフには本当に感謝したい。」
ロリス・カピロッシ
「今日はあんまり言うことがない。ただ残念なだけ。あんなに懸命にチームスタッフが働いてくれて、いいレースができると思っていたし、ウォームアップもよかったのに。決勝になったら激しい雨。ウェット用のセットアップはとてもよかったんだけど、最初の10周はタイヤ左サイドのいいフィーリングがつかめなくて苦しんだ。13番手まで落ちたけど、それから3、4人パスして何とか9番手でフィニッシュした。コンディションにも恵まれなかった。」
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