チームリズラスズキのクリス・バーミューレンとロリス・カピロッシは、それぞれ15番グリッド、17番グリッドからスタート。両ライダーとも果敢に攻め、他のライダーとの接触というアクシデントがあったにもかかわらず、周回ごとに順位を上げていった。そしてチームメイト同士のバトルとなり、クリス・バーミューレンが0.5秒差でロリス・カピロッシをかわし11位でフィニッシュした。
クリス・バーミューレン
「練習走行のときにリアタイヤでハードとソフトの違いがあまり見られなかったので、ハードを選択した。しかし、タイヤが温まるのに最初の数ラップ時間がかかってしまった。後ろにロリスがいる状態で、少し彼とバトルをすることになった。安定してミスのない走りをしないといけなくて、ロリスが後ろにいたことが、集中力を上げてくれた。もちろん、期待していた結果ではないのだけど、セパンではもっと良くなるようにコンディションを上げていくよ。」
ロリス・カピロッシ
「今日だけじゃなく、このレースウィーク中を通してきつかった。いろいろと苦しんだけどなかなかベストな解決には至らなくて。ウォームアップランのときにエンジンに問題が見つかって、グリッドは後方からのスタートとなってしまった。スタートはそんなに悪くなかったが、5-6周するとフィーリングがつかめなくなった。クリスに追いついて少しバトルをしたけれど、追い抜くことはできなかった。このコースは僕たちのチームにとって、難しいところだと感じたよ。」
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