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2014年3月17日 AMAスーパークロス選手権
第11戦 ミシガン州 デトロイト フォードフィールド
デトロイトSXでジェームズ・スチュワートが今季3勝目!
SX通算48勝はR・カーマイケルと並び歴代2位タイに。

 3月15日、デトロイトのフォードフィールドで開催されたAMAスーパークロス第11戦、ヨシムラ スズキ ファクトリーレーシングのジェームズ・スチュワートが今シーズン3勝目を挙げた。第6戦からの2連勝で存在をアピールし、その後の3戦は不運なレース結果が続いていたスチュワートだったが、ここで一挙に好調を取り戻したと言える見事な勝利だった。さらにこの日、スズキRM-Z450で自身のSX通算48勝目をマークしたスチュワートは、元スズキファクトリーライダーのリッキー・カーマイケルが持つ記録と並んで、通算優勝回数歴代2位タイとなった。また、今季のポイントスタンディングでも再び3位に浮上した。
 デトロイトSXは2008年以来6年ぶりの開催だったが、ここで2006年と2007年に優勝を果たしているスチュワートにとっては相性の良い会場でもあり、RM-Z450と共に終始快調な走りを披露した。クォリファイング・プラクティスで2番手のタイムを出したスチュワートは、ヒートレースでは今季7回目となる1位通過を果たし、メインレースへと進んだ。20ラップでおこなわれたメインレースでは、スタートから順調に2番手で飛び出すと2ラップ目には素早くトップを奪い、激しいギャップの連続にも危なげなくスムーズなライディングを続け、フィニッシュまでトップを譲らず、デトロイトSX3勝目、および今季3勝目となるチェッカーを受けた。

 

 「とても満足のいくレースができた」とレース後のスチュワート。「すべてが上手く運んで、きっちり勝つことができた。オープニングラップから順調に行ったのは久しぶりで、気分良く走った。今日は走るたびにどんどん調子が良くなる感じで、メインレースは最高のレースができた。第7戦の優勝以来思うような結果が出ずに少し苦戦気味だったが、どんな時にも全面的に支えてくれたヨシムラ スズキ ファクトリーレーシングに感謝している。そして通算優勝回数でレジェンドのカーマイケルと同じ2位になったことはとても嬉しい。この調子で次のトロントでもぜひ勝ちにいきたい。」
 AMA SX第12戦は3月22日、カナダ・オンタリオ州トロントのロジャースセンターで開催される。