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スズキ歴史館でマイクロプラスチック回収装置(MPC)デモキットの展示を開始

「SUZUKI CLEAN OCEAN PROJECT」2022年活動報告

より良い海洋環境を目指した取り組みとして2022年の活動を報告いたします。

1.クリーンアップ・ザ・ワールドキャンペーン

2022年は53団体2,312人が参加し、2010年に最初の清掃活動を浜松の佐鳴湖(最初の船外機が開発された場所)で行って以来、参加者は延べ13,007人となりました。世界中の支援者の協力を得て、2022年には水辺から合計19,311kgの廃棄物を回収しました。2023年もすでに活動も開始しましたので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

  • ガイアナ集合写真

  • フィリピン集合写真

  • 日本集合写真

2.プラスチック包装の削減

どの包装材をどのように切り替えていくかを継続的に検討しながら、使いやすさの向上とともにプラスチック包装の削減を進めています。
2020年10月から2022年12月までのプラスチック包装の削減量の合計は、28トン以上(船外機純正部品14.0トン、船外機梱包14.7トン)となりました。
さらなるプラスチック削減に向けて活動を拡大してまいります。

3.海洋マイクロプラスチックごみの回収

2022年7月、DF140BG / 115BG、DF140B / 115B / 100Cにマイクロプラスチック回収装置(MPC)の標準装備を開始しました。
お客様からは、「エンジンをかけるだけでプラスチック汚染対策に貢献できてうれしい」「どれだけマイクロプラスチックごみが回収されるか楽しみにしている」「今後数年で他のモデルにもMPCが装備されることを期待している」などの声をいただいています。
また、MPCとその装備機種は、中国で環境パイオニア賞を受賞し、同時に世界中の様々なメディアで脚光を浴びました。このマイクロプラスチック回収装置(MPC)が世界中の多くの人々に使用されることを心から願っています。

マイクロプラスチック回収装置(MPC)デモキットをスズキ歴史館(浜松)にて展示開始

MPC普及を目的として、現在スズキ歴史館にデモキットが展示されています。
リモコンを前方に動かすとデモキットが作動し、汲み上げ水、エンジン冷却、フィルターによるマイクロプラスチック回収から水中に戻るまでの仕組みを見ることができ、マイクロプラスチック回収装置(MPC)の構造をより明確に視覚的に理解することができます。
ぜひ、スズキ歴史館にお立ち寄りください。

  • MPCデモキットの写真


スズキ歴史館: 
https://www.suzuki-rekishikan.jp/