パワフルな高回転型エンジン
スーパースポーツGSX-R600直系の水冷4気筒DOHC4バルブ398cm3エンジンは、最高出力45kW(61PS)/ 12,000rpmのハイパワーを発揮。GSX-Rシリーズのノウハウが惜しみなく投入され、様々な改良を行うことでパワーを引き出すことに成功。最高出力回転数は12,000rpm、スポーツライディングをエキサイティングにする高回転高出力型のエンジンだ。高回転時の出力を確保するため、オーバーラップの広いカムプロフィールを採用。増加したインテークバルブのリフト量に伴い、ピストンはインテークバルブ直下の逃げを拡大、圧縮比を低下させないためにまわりの肉厚を調整し最適形状とした。
フューエルインジェクションシステム
SDTV※システムを採用したフューエルインジェクションシステムは、インジェクターに偏向噴霧を採用。燃料をインテークマニホールド方向に傾けて噴射することにより微粒化を促進。様々な運転状況での良好な着火性能により、高い燃焼効率を確保している。
※スズキデュアルスロットルバルブ
高速処理のECM
32ビットCPUを搭載するECM※は、GSX-R1000と同様のスペックを誇っている。高速処理のECMにより、点火時期、燃料噴射制御の緻密なコントロールと高速応答が可能となり、俊敏なスロットルレスポンスを実現している。
※エンジンコントロールモジュール
イリジウムスパークプラグ
GSX-Rシリーズでも採用されているイリジウムスパークプラグを装着。着火性能の良いイリジウム電極により燃焼効率がアップ、出力アップとほぼリニアなドライバビリティを実現している。
ISCの採用によるアイドル安定性
ISC※は、スロットルバルブとは別のバイパス通路によってアイドル時の空気量を制御。冷暖気時、標高差など様々な条件下でアイドル回転数の安定性を確保している。
※アイドルスピードコントロール
高い環境性能
大容量の触媒を採用し、位置をエンジン側へ近づけることで触媒の早期活性を促進、排出ガス浄化性能を向上させた。また、O2センサーを採用し、フィードバック制御を行うことによって排出ガスを低減。平成19年国内排出ガス基準に対応し、高い環境性能と高出力を両立している。

