中低速トルク重視の水冷1,254cm3エンジン
専用開発されたパワーユニットは、最大107N・m(10.9kg・m)のビッグトルクを、わずか3,500rpmの低回転で発生させる。シティランからワインディングのスポーツライディングまで、さまざまなシーンでビッグトルクによる余裕を感じながら、力強い加速が楽しめる。シリンダー内壁には放熱性、耐摩耗性の高いSCEM※1メッキシリンダーを採用。オイルクーラーはコンパクトな水冷式にすることで、軽量化と冷却性能を両立している。定地燃費※2は27km/L(60km/h)を誇り、容量19Lの燃料タンクとともにロングツーリングをサポートする。
※1 Suzuki Composite Electrochemical Material
※2 定地燃費は、定められた試験条件のもとでの数値です。実際の走行は、条件(気象・道路・車両・運転・整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて燃費が異なります。
フューエルインジェクションシステム
フューエルインジェクションシステム(電子式燃料噴射装置)には、スロットルボディあたり2枚のスロットルバルブを持つSDTV※1を採用。ライダーのスロットル操作によって開閉するメインスロットルバルブに加え、サブスロットルバルブはエンジン回転数、メインスロットル開度など、運転状態に応じて理想的な吸気速度を保つためにECM※2が最適な開度を演算、ステッピングモーターによって駆動される。SDTVシステムによって燃焼効率が向上し、リニアなスロットルレスポンスと低中速回転域でのトルクアップを実現するとともに、排出ガス低減にも貢献。燃料マップ・点火マップは、気筒・水温・ギヤポジションなどにあわせて設定され、緻密な燃焼コントロールを実現している。また、冷寒時の始動を容易にし、アイドリング回転数を自動制御するISC※3を装備している。
※1:Suzuki Dual Throttle Valve
※2:Engine Control Module
※3:Idle Speed Control
二次バランサーと6速ミッションを装備
水冷直列4気筒エンジンは、クランクシャフト下に二次バランサーを装備。あらゆる回転域で、より滑らかなフィーリングを発揮。高速道路などでの回転数を抑える6速ミッションの採用は、より快適なクルージングを実現する。
4 into 1ステンレスマフラー
重厚かつジェントルなエキゾーストサウンドを生む外径150mmの4 into 1ステンレスマフラーは、「オーバーリッターマシン」にふさわしい存在感を誇示する。また、キャタライザーとO2フィードバック機構を装備し、平成19年国内排出ガス基準に対応。さらに、メカニカルノイズを徹底して排除した水冷エンジンとともに、国内騒音規制もクリアしている。
