D.I.D 全日本モトクロス選手権シリーズ 2024 第8戦 第62回 MFJ-GP モトクロス大会は、10月19～20日に宮城県柴田郡村田町のスポーツランドSUGO インターナショナルモトクロスコースで開催された。同会場では6月の第4戦に続くシーズン2度目の全日本開催。基本レイアウトは前回と同じだが、コース中程に新たにリズムセクションが設けられ、また戻りのビッグテーブルトップジャンプがダブルに変えられるなど変化を持たせた。週末の天候は、土曜日は曇が広がったものの日曜日は晴れ。東北の深まる秋の気配を感じる中、ベストのコンディションで行われた大会には、公式発表で土日合わせ3,200名のファンが訪れ、シーズン最後のレースを楽しんだ。

日没時間を考慮して25分+1周x2ヒート制で決勝が行われたIAクラス。今シーズンTeam SBEからRM-Z250でIA2クラスに参戦する福村 鎌は、土曜日の予選をB組10番手で通過し19番グリッドから決勝に進出。

迎えた決勝では両ヒートともスタートで前に出ることは叶わなかったが、後方からの激しい追い上げを見せて混戦を抜け出し、ヒート1はオープニングラップ22番手から9位フィニッシュ。ヒート2はオープニングラップ18番手から10位までポジションを上げ、総合では8位。シーズンを通じては、開幕戦ヒート3の5位を最高に18ヒート中15ヒートで入賞を果たし、この結果シリーズランキングは前戦の13番手から一つ順位を上げ12位でシーズンを終えた。