SUZUKI RACING REPORT
スズキレーシングレポート
MotoGP レースレポート
2022年3月20日
MotoGP 第2戦 インドネシアGP 決勝
インドネシア マンダリカ・インターナショナル・ストリートサーキット
雨のインドネシアGP決勝でリンスとミルが共にトップ6を獲得
2022 MotoGP
ROUND12 08.07 イギリスGP
ROUND13 08.21 オーストリアGP
ROUND14 09.04 サンマリノGP
ROUND15 09.18 アラゴンGP
ROUND16 09.25 日本GP
ROUND17 10.02 タイGP
ROUND18 10.16 オーストラリアGP
ROUND19 10.23 マレーシアGP
ROUND20 11.06 バレンシアGP
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25年ぶりにMotoGPがインドネシアに復帰。ロンボク島では初開催となり、長く自国開催を待ち望んでいた多くのインドネシアのファンがサーキットに集結して、グランドスタンドは興奮の渦に包まれた。しかしMotoGP決勝スタート直前、熱帯気候の象徴ともいえるスコールと激しい雷がマンダリカ・インターナショナル・ストリートサーキットを覆い尽くし決勝はディレイとなった。コース状況が改善されるのを待ち、予定より1時間15分後にレーススタートとなった。コースコンディションの変化により混乱のレースが予想された中、チームスズキエクスターのアレックス・リンス、ジョアン・ミルは終始冷静に周回を重ね、共にトップ6でレースを終えて貴重なポイントを獲得した。

リンス、ミルは他ライダー同様にライダースーツに身を包んだまま、それぞれのピットボックスでレーススタートを待って待機。周回数が27周から20周へと変更された決勝がスタートを切ると、リンスは好スタートで一気に3番手で1コーナーに飛び込む。その後オーバーテイクを許し4番手にひとつポジションを落とすが、リンスはトップ3から遅れることなく表彰台争いを続ける。またミルも同様に後方17番グリッドからスタート後、一気に9番手までポジションを上げて、トップグループを追う展開に。リンスは徐々にペースを上げ、残り17周で再び3番手にポジションアップ。後方から追い上げるミルも6番手へとポジションを上げる。

レース終盤に雨が弱くなり、路面の状況が刻々と変わっていく中、リンスはトップからわずかにペースが落ちて5番手にポジションダウンする。しかし残り周回数が減っていく中、リンスは転倒のリスクを回避しながらポジションを維持して完走することを決意。周回毎にペースアップしていたミルは終盤単独走行となり、初開催サーキットの雨のレースでリンス同様そのままポジションを維持してチームメイトに続く6位でチェッカーを受けた。

次戦は2週間後のアルゼンチンGPとなり、テルマス・リオ・オンドサーキットで2年ぶりの開催となる。

リビオ・スッポ チームマネージャー
「今週は色々な意味で苦戦していたので、今日のレース結果に不満はありません。決勝は非常に難しいコンディションだったので、その中でふたりのライダーが共に安定したペースを維持し、しっかりと上位で完走することができたことは素晴らしいパフォーマンスであったと言えるでしょう。初開催のサーキットでもあり、今日はグランドスタンドに沢山の観客が観戦に来てくれていたので、多くの方々の協力があってレースが予定通り開催できたことに感謝します。シーズンはまだ始まったばかりで先は長いですが、我々のチームは順調なスタートを切ることができていると自信を持っています。」

河内 健 テクニカルマネージャー
「今週はトラックコンディション、天候、さらに我々はトラブルもあり非常に難しい週末でした。そんな中で最終的に5位、6位でふたりのライダーがレースを完走できたことはポジティブな結果であったと思いますが、やはり表彰台を獲得できなかったことが悔しいです。次のレースではしっかりと表彰台争いができるよう、今日のデータをしっかりと解析し、引き続き上を目指していきたいと思います。」

アレックス・リンス
「MotoGPクラスの決勝前に大雨が降り、一時はレースが中止になるんじゃないかと思ったくらいの酷いコンディションだった。初開催のサーキットだったし観客も大勢入っていたからとにかくレースができて良かったけど、どんなレースになるのか全く予想がつかず不安でもあったよ。正直レースはかなりタフだった。スタートがうまくいってトップグループにつくことができたから、表彰台を獲得できるチャンスがあると思ってとにかく攻めの走りをしたけど、前半はまだ雨も降っていたし、何度かミスをして転倒しそうになった。ヨハン・ザルコとファビオ・クアルタラロにオーバーテイクされた時に彼らのマシンの方がうまくトラクションしているのを確認したから、無理してミスをすることは避け、リスクを減らして最後までスムーズに走ることを心掛けるようにしたんだ。今週は体調も優れなかったし、今日は難しいコンディションでのレースだったから5位でレースを終えることができて上出来だと思っている。ポイントを取り損ねることなく安定して走りつつ、次はさらに上位を狙うよ。」

ジョアン・ミル
「後方からスタートしたのにトップ6でレースを終えることができたことは嬉しいよ。トップグループからの差も少なかったしね。今週はずっとセッティングがまとまらずにずっと苦戦していたけど、決勝でやっといつものフィーリングが戻ってきた。昨晩まで色々試行錯誤を続けて見つけた解決策は基本的にはドライコンディションに向けたセッティングだったんだけど、結果的にウェットコンディションでも良いフィーリングで走ることができて本当に良かったよ。決勝中ブレーキングでうまくマシンを止めることができず葛藤した部分はあったけど、スタートがうまくいって前に出ることができ、その後もポジションを最後まで維持することができた。周回を重ねるに従いフィーリングがどんどん良くなっていったから、周回数が減らされなかったらさらに上位に上がることができたんじゃないかと思うから、ちょっと残念ではあるけどね。まだまだシーズンは始まったばかりだから、今はしっかりポイントを獲得していくことが大切だと思っている。そういった意味では今日は良い結果を得ることができたと思うし、次のアルゼンチンに向けてのモチベーションもさらに上げることができた。次はもっと強いレースができるよう頑張るよ。」

MotoGP 第2戦 インドネシアGP 決勝結果
順位No.ライダーチーム名メーカータイム/トップ差
188M・オリベイラRed Bull KTM Factory RacingKTM33'27.223
220F・クアルタラロMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+2.205
35J・ザルコPramac RacingDUCATI+3.158
443J・ミラーDucati Lenovo TeamDUCATI+5.663
542アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+7.044
636ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTARSUZUKI+7.832
721F・モルビデリMonster Energy Yamaha MotoGPYAMAHA+21.115
833B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM+32.413
941A・エスパルガロAprilia RacingAPRILIA+32.586
1040D・ビンダーWithU Yamaha RNF MotoGP TeamYAMAHA+32.901
1123E・バスティアニーニGresini Racing MotoGPDUCATI+33.116
1244P・エスパルガロRepsol Honda TeamHONDA+33.599
1373A・マルケスLCR Honda CASTROLHONDA+33.735
1410L・マリーニMooney VR46 Racing TeamDUCATI+34.991
1563F・バニャイアDucati Lenovo TeamDUCATI+35.763
1612M・ビニャーレスAprilia RacingAPRILIA+37.397
1725R・フェルナンデェスTech 3 KTM Factory RacingKTM+41.975
1849F・ディ・ジャンアントニオGresini Racing MotoGPDUCATI+47.915
1930中上 貴晶LCR Honda IDEMITSUHONDA+49.471
2072M・ベツェッキMooney VR46 Racing TeamDUCATI+49.473
2187R・ガードナーTech 3 KTM Factory RacingKTM+55.964
DNF89J・マルティンPramac RacingDUCATI13 laps
DNF4A・ドビツィオーゾWithU Yamaha RNF MotoGP TeamYAMAHA14 laps
MotoGP ライダーチャンピオンシップランキング(第2戦 インドネシアGP 終了時)
順位ゼッケンライダーマシンポイント
123E・バスティアニーニDUCATI30
233B・ビンダーKTM28
320F・クアルタラロYAMAHA27
488M・オリベイラKTM25
55J・ザルコDUCATI24
644P・エスパルガロHONDA20
741A・エスパルガロAPRILIA20
842アレックス・リンスSUZUKI20
936ジョアン・ミルSUZUKI20
1021F・モルビデリYAMAHA14
1143J・ミラーDUCATI13
1293M・マルケスHONDA11
1340D・ビンダーYAMAHA6
1430中上 貴晶HONDA6
1510L・マリーニDUCATI5
1612M・ビニャーレスAPRILIA4
1773A・マルケスHONDA3
184A・ドビツィオーゾYAMAHA2
1987R・ガードナーKTM1
2063F・バニャイアDUCATI1
2125R・フェルナンデェスKTM0
2249F・ディ・ジャンアントニオDUCATI0
2372M・ベツェッキDUCATI0
2435J・マルティンDUCATI0
MotoGP コンストラクターチャンピオンシップランキング(第2戦 インドネシアGP 終了時)
順位コンストラクターポイント
1KTM45
2DUCATI41
3YAMAHA27
4SUZUKI21
5HONDA20
6APRILIA20
MotoGP チームチャンピオンシップランキング(第2戦 インドネシアGP 終了時)
順位チームポイント
1Red Bull KTM Factory Racing53
2Monster Energy Yamaha MotoGP41
3Team SUZUKI ECSTAR40
4Repsol Honda Team31
5Gresini Racing MotoGP30
6Pramac Racing24
7Aprilia Racing24
8Ducati Lenovo Team14
9LCR Honda9
10WithU Yamaha RNF MotoGP Team8
11Mooney VR46 Racing Team5
12Tech 3 KTM Factory Racing1