SUZUKI RACING REPORT
スズキレーシングレポート
MotoGP レースレポート
2022年3月19日
MotoGP 第2戦 インドネシアGP 予選
インドネシア マンダリカ・インターナショナル・ストリートサーキット
チ―ムスズキエクスター、インドネシアGP予選に苦戦。決勝での巻き返しを図る。
2022 MotoGP
ROUND12 08.07 イギリスGP
ROUND13 08.21 オーストリアGP
ROUND14 09.04 サンマリノGP
ROUND15 09.18 アラゴンGP
ROUND16 09.25 日本GP
ROUND17 10.02 タイGP
ROUND18 10.16 オーストラリアGP
ROUND19 10.23 マレーシアGP
ROUND20 11.06 バレンシアGP
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マンダリカサーキットで初開催となるインドネシアGPは、2日目も前日同様に朝からスコールのような大雨が降ってサーキットを濡らし、FP3は路面にウェットパッチが残るミックスコンディションでのスタートとなった。路面の状況は刻一刻と変わるため、各ライダーは慎重に走行することになった。前日のタイムを上回ることなく周回が重ねられていくが、チームスズキエクスターのアレックス・リンス、ジョアン・ミルは共にマシンのセットアップで苦戦が続く。

午後のFP4セッションは路面が完全に乾きドライコンディションとなるが、セッション開始からわずか7分後、マシントラブルによりリンスのメインマシンからオイルが漏れて発火。リンスはすぐにマシンから飛び降りて怪我を回避し、マシンはコースマーシャルによって消火された。その後チームの検証により、原因はエンジンのトラブルではなくオイルラインの問題であることが確認された。セッションは一時赤旗中断となり、リンスはその間にピットに戻ってセッション再開に向けて準備。コース清掃が終わりセッション再開となった後、リンスはスペアマシンでコースに復帰してタイムを更新したが、一方のミルはこの40分のセッションで色々とセッティングを変えて挑むも、思うようなフィーリングを得られないままセッションを終了。

Q1は上位2つのポジションを賭けて序盤から激しいタイム争いが繰り広げられ、終盤には数人のライダーが転倒。ミルは最初のピットアウトで上位ポジションを獲得することができず、2回目のピットアウトで再度挑戦を試みるがアタックラップで転倒。18番手に留まり、明日の決勝は6列目からのスタートとなった。

一方、ダイレクトQ2行きを果たしたリンスは序盤のアタックラップ中に黄旗提示によりラップタイムがキャンセル。また最終アタックラップではコースアウトし、セッション終盤にポジションを下げ、初開催となるインドネシアGPは8番手、3列目から巻き返しを図る。

リビオ・スッポ チームマネージャー
「今週はウィークを通してずっと苦戦気味で、残念ながら今日も望んでいた結果を得ることはできませんでした。ジョアンはリアのフィーリングが改善されずタイムアップに苦しみ、アレックスは昨日よりフィーリングは良くなったものの、FP4のマシントラブルにより走行時間を削ることになってしまいました。しかし幸いアレックスはこのトラブルによる負傷を免れましたし、アレックスのマシンから漏れたオイルに乗って転倒してしまったヨハン・ザルコにも怪我がなく本当に良かったと思っています。オイル漏れの原因は解明され、メカニックの作業ミスではなかったことも確認できましたし、またエンジンに問題が見つからなかったことも不幸中の幸いだったと言えるでしょう。予選の最終ラップでアレックスはベストラップを更新していたのですが、フロントが切れ込みコースアウトしてしまい、残念ながらポジションを上げることができませんでした。しかしアレックスは少しずつフィーリングも良くなり、ペースも安定してきているので明日の決勝に期待したいと思います。ジョアンに関しては彼のフィーリングが少しでも改善できるよう、決勝まで引き続き頑張っていきます。」

アレックス・リンス
「今日の予選はかなり厳しかったね。昨日から少し体調を崩していて、今日は昨日よりは回復して体力も少し戻ったけど、まだ腹痛があって100%の力を出し切れないんだ。この状態を考えると8番手はさほど悪くない結果だとは思うけど、ここはオーバーテイクが難しいサーキットだからもう少し上位のグリッドを獲得したかったよ。明日の決勝はタイヤの選択が鍵になると思うから、慎重にタイヤを決定しないといけないと思っている。FP4でのマシントラブルに関してはすでにチームが原因を見つけてくれたのでもう心配はないけど、かなり怖かった。自分自身の安全もそうだけど他のライダーに迷惑を掛けることも心配してコースから外れてマシンから飛び降りたんだけど、幸い怪我もなく、マシンにも大きなダメージがなくて本当に良かったよ。」

ジョアン・ミル
「今日は何をやっても良いフィーリングを得られず、新品タイヤを履いても全くフィーリングが変わらずとにかく苦戦の1日だった。それでも自分自身は限界まで攻めることを止めることは決してしなかったし、危険な思いも何度かしたけど、今日はその努力すら報われなかった。マシンのバランスが思うようにまとまらないのが現状の一番の問題で、このままでは明日はかなり厳しいレースになってしまうと思うけど、エンジニア達がデータ解析に全力を尽くしてくれているから必ず問題は解決すると信じているよ。」

MotoGP 第2戦 インドネシアGP 予選結果
順位No.ライダーチーム名タイムトップ差
120F・クアルタラロMonster Energy Yamaha MotoGP1'31.067-
289J・マルティンPramac Racing1'31.2800.213
35J・ザルコPramac Racing1'31.3780.311
433B・ビンダーRed Bull KTM Factory Racing1'31.4330.366
523E・バスティアニーニGresini Racing MotoGP1'31.5040.437
663F・バニャイアDucati Lenovo Team1'31.5070.440
788M・オリベイラRed Bull KTM Factory Racing1'31.5660.499
842アレックス・リンスTeam SUZUKI ECSTAR1'31.5820.515
943J・ミラーDucati Lenovo Team1'31.7140.647
1041A・エスパルガロAprilia Racing1'31.7230.656
1149F・ディ・ジャンアントニオGresini Racing MotoGP1'31.8290.762
1221F・モルビデリMonster Energy Yamaha MotoGP1'32.3361.269
1310L・マリーニMooney VR46 Racing Team1'31.666(Q1)
1472M・ベツェッキMooney VR46 Racing Team1'31.695(Q1)
1593M・マルケスRepsol Honda Team1'31.830(Q1)
1644P・エスパルガロRepsol Honda Team1'31.831(Q1)
174A・ドビツィオーゾWithU Yamaha RNF MotoGP Team1'31.870(Q1)
1836ジョアン・ミルTeam SUZUKI ECSTAR1'31.875(Q1)
1973A・マルケスLCR Honda CASTROL1'31.987(Q1)
2012M・ビニャーレスAprilia Racing1'32.006(Q1)
2125R・フェルナンデェスTech 3 KTM Factory Racing1'32.122(Q1)
2287R・ガードナーTech 3 KTM Factory Racing1'32.140(Q1)
2340D・ビンダーWithU Yamaha RNF MotoGP Team1'32.299(Q1)
2430中上 貴晶LCR Honda IDEMITSU1'32.330(Q1)