2020 MotoGP
ROUND01 03.08 カタールGP [中止]
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2020年10月17日
MotoGP 第11戦 アラゴンGP 予選 場所:スペイン モーターランド・アラゴン
チームスズキエクスター、アラゴンGP予選は6番手、10番手も決勝に大きな手応え。
モーターランド・アラゴンで迎えたアラゴンGP2日目のFP3は、気温、路面温度を考慮し、通常よりスケジュールが1時間ディレイしてスタート。しかし気温も路面温度も思うようには上昇せず、各ライダー達は慎重なアプローチを強いられる。ダイレクトQ2行きを決定するこのセッションは、終盤数分の間に激しいタイム争いが繰り広げられ、チームスズキエクスターのジョアン・ミル、アレックス・リンスはそれぞれ4番手、7番手でセッションを締めくくり、難しいコンディションの中、揃ってダイレクトQ2行きを決めた。
FP4ではミルがタイヤ選択、マシンセッティングを確認しつつも一貫して速いラップタイムを刻みながら安定したリズムで走行。ミルはFP4で走行した15周ラップ中6ラップでファステストラップを記録し、このセッションを3番手で終える。またリンスもミル同様に安定したペースで13ラップを走行してセッションを11番手で締めくくった。 決勝グリッドを決定するQ2では、チームスズキエクスターライダーが気合いの走りでアタック1周目には2番手、3番手タイムをマーク。2度目のピットアウトでのアタックではミルが1'47.679を記録して6番手となり、第6戦スティリアGP以来の2列目グリッドを獲得。またリンスは1'48.035で10番手、4列目グリッドとなった。 土曜日と同様に、日曜日のスケジュールも変更となり、MotoGPウォームアップは現地時間の11:00スタート(日本時間18:00スタート)、決勝は現地時間15:00スタート(日本時間22:00スタート)となる。 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー
「予選の流れに関しては、先週末と比較すると今日はいろいろと大きく改善できた部分があったと思います。予選でいつも苦戦しがちなジョアンが2列目グリッドを獲得できたことは非常に前向きな要素だと思いますし、彼はレースペースもかなり安定しているので、明日はトップ争いをしてくれると確信しています。またアレックスに関しても、予選、レースペース共かなり良いタイムで走行ができているので、ジョアン同様決勝には期待できると思っています。明日のウォームアップで最終調整をし、あとは決勝で全てを出し切るのみです。」ジョアン・ミル
「昨日と比較して色々な部分で大きく前進することができて、チームの皆には感謝の気持ちでいっぱいだよ。マシンのフィーリングも良いしレースペースも安定しているけど、何よりも嬉しいのは予選でのパフォーマンスを上げることができたこと。ここ数戦はとにかく予選でタイムを出すことをずっと目標にしていたからね。決勝は2列目でいつもより前の列からスタートだから、このアドバンテージを生かしていつも以上のパフォーマンスを見せられるように頑張るよ。」アレックス・リンス
「今日はFP4の流れに満足しているんだ。とにかくレースペースに集中して走行したお陰で、マシンのフィーリングをうまく掴むことができたからね。予選のタイムアタックはあまりうまくいかなかったけど、10番手グリッドはさほど悪くないと思っている。もともとGSX-RRとこのサーキットの相性は良いけど、決勝でもうちょっとだけ気温が上がってくれたらさらに良いパフォーマンスが発揮できると思っているよ。」MotoGP 第11戦 アラゴンGP 予選結果
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