|
2017年6月24日
MotoGP 第8戦 オランダGP 予選 場所:オランダ TTアッセンサーキット
イアンノーネ、リンス共にダッチウェザーに翻弄されたオランダGP予選
ウエットセッションとなったQ1では、イアンノーネがトップから0.007秒落ちの3番手タイムを記録するも、トラックリミットをはみ出した走行だとレースマネージメントに判断され、ラップタイムがキャンセルに。1.47.649が公式リザルトとして記録され、予選は16番手に留まることとなった。 アメリカズGPでの怪我からの復帰第1戦となったリンスは、GSX-RRでのウエットコンディションはアルゼンチンGPでの一度しかほぼ経験していないため、慎重に走行を進め、徐々に手応えを掴む形となるも、セッション毎に確実にタイムアップし、ポジティブな進歩を得た。 アンドレア・イアンノーネ 「決勝を後方からスタートするというのは、すでに大きなハンデだけど、ペース自体は僕より前のグリッドからスタートするライダー達の何人かより良いし、昨日午前中にドライコンディションで走行したフィーリングがかなり良かったので、明日雨が降らなければ、ウォームアップで最後のセットアップとタイヤの選択をし、あとは良いスタートを切るのみだね。僕らが考えていることがうまくいけば、ポジティブなレースができると思っているよ。」 アレックス・リンス 「アメリカズGPで怪我をしてから随分長いことMotoGPマシンに跨っていなかったから、この週末、再びそのリズムを思い出し、自信を取り戻すことができて本当によかったと思っているよ。チームが素晴らしい仕事をしてくれているおかげで、ドライでもウエットでも大きな問題はないし、セットアップもまとまっている。だから明日は晴れでも雨でも僕は大丈夫だよ。今はとにかくMotoGPでの経験を積み重ねて、このクラスでもっともっと強いレースをすることが大事だしね。」 ダビデ・ブリビオ チームマネージャー 「アッセンでの雨は珍しくありませんが、今日は雨のせいでQ2行きの貴重なチャンスを逃してしまいました。昨日のドライセッションのタイムがそのまま適用となり、Q1にチャレンジすることになりましたが、ウエットコンディションだったため、さらに厳しい状況となってしまいました。アンドレアはQ1セッションのトップタイムから0.007差、3番手のタイムを記録したのですが、このタイムがキャンセルになってしまったため、予選を16番手で終えることになってしまいました。アレックスは長期の欠場から復帰したばかりだったのに、路面コンディションが安定しない厳しい状況での走行を強いられ、決して楽ではなかったと思いますが、そんな中でも焦ることなく、落ち着いて素晴らしいパフォーマンスをみせてくれました。明日の決勝は16番手、17番手と共に後方からのスタートとなり、厳しいレースを強いられると覚悟していますが、せめて天候が回復してくれ、ふたりがポジティブなレースをしてくれることを願っています。」
予選結果
|