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全日本モトクロス選手権
2015年5月18日
リッキー・カーマイケル ユニバーシティ 
世羅グリーンパーク弘楽園(広島県)

レジェンドライダー、リッキー・カーマイケル氏を講師に迎えMXライディングスクールを開催!
「レベルアップには基本と反復練習が何より重要」
モトクロス史上最強のリッキー・カーマイケル氏が全日本参戦のスズキライダーを指導!!
RCU
MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第3戦中国大会が行われた翌日、会場となった広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で、史上最強のモトクロスライダーと言われるアメリカン、リッキー・カーマイケル氏が、全日本に参戦するスズキライダーを対象にスキルアップスクールを開催。受講したライダーたちは、氏のフレンドリーかつ丁寧な指導を受け、世界トップの技術を間近に体感した。

スズキとMXアパレルメーカーFOXの後援で実現した今回のスクールは、RCU(Ricky Carmichael University)の名称で、カーマイケル氏が世界展開しているスクールのダイジェスト版。カーマイケル氏は今回が初の来日で、RCUももちろん日本初開催。全日本選手権に参戦するスズキユーザー15名が受講した。

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朝のミーティング、ウォームアップライドに続き、2カ所のコーナーを使っての実戦アドバイス、スタート練習と、充実のカリキュラムは、まず始めにカーマイケル氏が実際にマシンに乗って手本を見せ、続いて氏が見守る中、参加ライダーが順番に繰り返しトライする形で進められた。時折全員を集め、カーマイケル氏が要点をレクチャーすると、Team SUZUKIの熱田孝高選手が通訳し、参加者に伝える。気になるライダーがいると、一人一人呼び止めてアドバイスするカーマイケル氏。またセッションの合間には質疑応答の時間も設けられ、具体的なアドバイスを受けて、参加者はみるみるスキルアップを果たしていく。

中でもカーマイケル氏が重視したのが反復練習の重要さで、セッションの合間にカーマイケル氏は、「オリンピック種目をイメージして欲しい。練習のときにゲームばかりしてはいないだろう。モトクロスも同じ。コースを周回してしまうと、30分走ってもそのセクションを通過するのはせいぜい15回。でもセクション練習なら同じ時間で50回は練習出来る。アメリカと違って日本人には毎日乗れる環境はないと聞いている。週に1~2回しか乗れないのなら、尚更基本を繰り返し練習することが大事になる。」と説明。「子供の頃の練習で、ボクはママにセクションの練習ばかり1時間以上もやらされてね。コースでは乗っているか辛くて泣いているかどちらかだった。」とジョークを交えながらも、日本の練習環境まで想定した実践的なカリキュラムは、非常に説得力があり、参加者も熱心に聞き入った。

モトクロスのテクニックの中で、最も重要と言っていいスタート練習では、一人一人にポジションや脚の位置を細かくアドバイスし、全員が2回ずつカーマイケル氏の合図でスタート。レクチャーされた基本のポジションや動作を忘れたライダーは、呼び止められ更に細かいアドバイスを受けた。

カーマイケル氏を取り囲んでのバーベキュースタイルの昼食の後、午後は1時間以上ディスカッションタイムが設けられ、カーマイケル氏は練習方法から普段の生活まで、時折笑いを交えながら、様々な質問に丁寧に応え続けた。

RCU RCU
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予定された全てのプログラムが終了すると同時に、会場には雨が降り始めたが、テントの中で参加者一人一人と記念撮影やサインに応じたカーマイケル氏。数々の栄光を極めたモトクロス界のレジェンドは、ライディングスキルや練習に関するノウハウ、そして指導力も素晴らしいが、同時に気さくで思いやりのあるジェントルマンでもあった。スクールの最後にカーマイケル氏は、「スズキはもちろん、今回この場を用意してくれたスタッフ、参加してくれたライダーみんなに感謝したい。スズキとモトクロスを愛するものとして、これからもいいモトクロスライフを築いていこう。」と、このスクールを締めくくった。

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