ツインリンクもてぎで行われている日本GP２日目は、１日目の安定しなかった天候から一変。完璧なドライコンディションとなった午前中のFP3セッションで、アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスは貴重な時間を有効に使いながら、ともにQ2にダイレクトに進出することに成功した。

FP４では雨の気配を感じさせる天候となるが、チームスズキエクスターのライダーは予選を見据えつつ、安定した走りを披露。セッションの大半を２番手で過ごしたイアンノーネが３番手。リンスが７番手を獲得した。

また、ワイルドカード参戦となるシルバン・ギントーリは2019年シーズンに有効となるであろう重要な作業をQ1でも引き続き継続。

一方、Q2にダイレクトに進出した2人のライダーは素晴らしい走りを披露。イアンノーネはチェッカーフラッグのタイミングでベストラップを更新。ポールタイムから僅か0.242秒遅れる1分44秒台を記録し、明日の決勝レースを2列目となる5番グリッドからスタート。一方、若きチームメイトのリンスは8番グリッドを獲得して、チームにとってポジティブに土曜日を締めくくった。