ツインインジェクターを
装備したエンジン

スズキホールショットアシストコントロール(S-HAC)

インジケーターランプ

スタート待機中のエンジン回転数にリミッターを装備。
これによりスタート前のライダーを強力にアシスト。
エンジン出力を最適化し有効なトラクションによる優れたスタートダッシュ性能を発揮する。
S-HACのモードセレクトスイッチはハンドルバー左側に配置され、速やかな操作が可能。

S-HACの図

S-HACの特徴は、

  1. スタートに際し、点火タイミングを最適化することで効果的なスタートダッシュをアシスト
  2. 路面状況に合わせて、2種類のモードから任意に選択が可能(OFFモード付)
    • 硬い路面、あるいは滑りやすい路面のスタート時には、Aモードを選択
    • 路面状況が良好でトラクションにも不安がない場合、あるいは意図的に攻撃的なスタート加速を求める場合にはBモードを選択
  3. スタートからその後の状況を3ステージにわけ、各々のステージにおいて最適化を実現
    1. スタートゲートが降りマシンが動き出す瞬間
    2. マシンが発進し、スタートゲートを越える時
    3. その後の加速時

以上の3ステージにわけて捉え、各段階で必要なエンジン特性に対して点火タイミングを最適化し、有効なトラクションを生出すものである。

ツインインジェクターを装備したエンジン

ツインインジェクター/マフラーボディ

エンジンパフォーマンスを最大限に引き出すことを追求。
吸気ポート形状をよりダウンドラフト型とし、断面積の見直しをおこない、優れた吸気充填効率を実現。
プライマリインジェクターに加え、スロットルボディ上部にセカンダリーインジェクターを配置し、燃焼室から離れた位置から燃料を噴射することにより燃料の霧化を促進。また、燃料の気化熱によって冷却された密度の高い空気を燃焼室内に送り込むことで出力向上を達成。
マフラーボディは抜けの良い構造により、低中速から高速域までバランスの良い排気システムを備える。

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