グランドツアラーに相応しい
パフォーマンス

スーパースポーツのDNAを受け継いだエンジン

低回転域から高回転域まで全域で豊富なパワーを提供。
高い出力を維持しながら平成32年(令和2年)国内排出ガス規制をクリア。電子制御技術との組み合わせによりエンジンをきめ細かく制御し、様々な状況にあった最適なトルクデリバリーを実現。
高いスポーツ性能を持ちながら、ライディングの楽しさと
高揚感のある加速性能を味わうことができる。

スズキクラッチアシストシステム(SCAS)

スズキクラッチアシストシステム概念図

スズキクラッチアシストシステム(SCAS)の採用により、ライダーの負担を軽減。傾斜したクラッチプレートドライブカムが内蔵され、加速時にはアシストクラッチとして機能し、エンジン出力を効率よく伝達しながらレバーの操作力を低減。長時間のツーリングでの疲労を軽減する。シフトダウン時には、クラッチプレートの圧力を下げスリッパークラッチとして機能し、スムーズなシフトダウンを実現。

コンパクトなエキゾーストシステム

シャープな外観と五感を刺激するアグレッシブな排気音を演出。エキゾーストチャンバーは、2個のキャタライザーを配置しながらエンジン下部に収まっている。エキゾーストパイプ後方にスズキエキゾーストチューニング(SET)システムを搭載。

バイクとの一体感を生み出す電子制御システム

電子制御システムS.I.R.S.の図

電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を搭載。
走行経験のレベルだけでなく、路面の変化やライダーの好みに応じたパフォーマンス特性を最適化することが可能。
ライディングに集中できるようS.I.R.S.がアシストすることで、ライダーの疲れを軽減し、走る楽しさをさらに感じることができる。

  • S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)とは、スズキの電子制御システムの総称です。

スズキドライブモードセレクター(SDMS)

3つの走行モードから選択し、エンジン制御マップの切替えが可能。ライダーの好みに応じたモードを選択することでライディングをサポート。

スズキドライブモードセレクターの図

Aモード
(アクティブ)
最もシャープなスロットルレスポンスであり、すべてのスロットル開度において最大のエンジン出力が得られる特性。スポーティな走りを味わうことができる。

Bモード
(ベーシック)
Aモードより中間のスロットル開度においてスロットルレスポンスがややマイルドな特性。市街地走行やツーリングなどに適用するようチューニングされており、コントロール性が高いモードになっている。最高出力値は変わらない。
Cモード
(コンフォート)
Bモードより高いスロットル開度までスロットルレスポンスがマイルドな特性。最高出力値は変わらないが、非常に滑らかな加速が得られる。最も穏やかなスロットルレスポンスとトルク特性が特長。ウエットな路面や滑りやすい路面などでライダーの負担を軽減。

電子制御スロットルシステム

街中からツーリング、タンデムライディングなど様々なシーンで、ライダーに忠実に応えるスロットルフィーリングを実現。このシステムの優れたコントロール性を活用することで、SDMSの各モードを最適化。

双方向クイックシフトシステム

ライダーがクラッチやスロットル操作をせずにシフトアップ/ダウンが可能。シフトアップ時、滑らかでスピーディなシフトアップが可能となり、ほぼ連続的な加速を得ることができる。シフトダウン時は、スロットルのブリッピングやクラッチ操作をすることなく、スピーディかつスムーズなシフトダウンを行うことができる。ギヤシフトを繰り返す状況でのクラッチレバーの操作回数を削減し、ライダーの疲労を大きく軽減することで、ライディングにより集中できる。システムをオフにすることも可能。

クルーズコントロールシステム

スロットルを操作せずに設定速度を維持できる機能。2速以上で30km/h ~
の速度設定が可能。これにより、長距離を快適に走行できる。システム状態はディスプレイに表示され、左ハンドルスイッチ(+/-)を使って簡単に速度の調整が可能。セットした速度をキャンセルした後、前回セットした速度に戻すレジューム機能も装備。

スズキトラクションコントロールシステム(STCS)

路面の状況やライダーの経験値などに合わせて、5段階(+OFFモード)からトラクションコントロールの介入レベルが選択可能。
エンジン出力を効率よく路面に伝え、より快適なライディングを楽しむことができる。

  • トラクションコントロールシステムは、走行を補助するシステムであり、スリップ(スピン)の発生や転倒を完全に防止するものではありません。
    機能には限界がありますので、システムに頼らず安全運転を心がけてください。

ローRPMアシスト

発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度、クラッチスイッチの情報を用いて制御。エンジン回転の落ち込みが緩和され、さらにスズキクラッチアシストシステム(SCAS)とあわさることによりスムーズな発進を実現。また渋滞時の低速走行や、Uターンの際もエンジン回転の落ち込みを感じにくくユーザーをサポート。

スズキイージースタートシステム

ワンプッシュで始動可能な機能。スターターボタンを押すと一定時間スターターモーターが回転。ECM(Engine Control Module)が始動状況を認識してスターターモーターを止める。

NEXT STEPS

  • 展示車・試乗車検索
  • カタログ請求