圧倒的なパフォーマンス
ストリートを駆ける理想のエンジン
GSX-S1000は、エキサイティングな走りとパフォーマンスを体験できる、正に理想のストリートファイター。
スーパースポーツのDNAを継承する排気量998cm3の水冷4気筒4ストロークDOHCエンジンを搭載。レースで幾度となく勝利したノウハウと、MotoGPで培った最新のテクノロジーをフィードバックしたGSX-R1000のエンジンをストリート用にチューニング。栄冠を勝ち取ったエンジンパフォーマンスを様々な角度から見直し、GSX-S1000のために磨きを掛けた。平成32年(令和2年)国内排出ガス規制をクリアしながら、最高出力を向上させ、さらに日常もっとも使われる低中速域のトルクを引き上げた。スムーズな弧を描くトルク曲線により、全体でトルク面積が増加、低回転域から高回転域まで全域を通して豊富なパワーを提供。
吸排気カムのプロフィールを見直し、エンジン全回転域に渡るパフォーマンスとコントロール性を両立、排出ガス低減にも貢献している。
エアクリーナーボックスは内部構造を変更し、出力特性が向上。また、電子制御スロットルボディを採用することにより、スロットルレスポンスと出力特性を最適化している。
スズキクラッチアシストシステム(SCAS)
スズキクラッチアシストシステム(SCAS)の採用により、ライダーの負担を軽減。傾斜したクラッチプレートドライブカムが内蔵され、加速時にはアシストクラッチとして機能し、エンジン出力を効率よく伝達しながらレバーの操作力を低減し、長時間のツーリングでの疲労を軽減する。
シフトダウン時には、クラッチプレートの圧力を下げスリッパークラッチとして機能し、スムーズなシフトダウンを実現。
コンパクトなエキゾーストシステム
エキゾーストシステムは、シャープな外観とエキサイティングな排気音を継承しつつ、システム全体を徹底的に見直し最高出力を向上させながらも、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。システムの性能を最大限に引き上げ、排気音の音質もさらに魅力的になるよう追求した。エキゾーストパイプやエキゾーストチャンバー構造を変更。またエキゾーストチャンバー内に2個目のキャタライザーを追加。排出ガス低減に貢献。さらに、集合部の延長にあわせ、スズキエキゾーストチューニング(SET)システムの配置を変更。
快適な走行をアシスト
The Beauty of Intelligent Control Systems
電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)※を搭載。
ライダーが求める様々な走行シーンに対応する使いやすさと利便性が向上。
街乗りからツーリングまで、コントロールしやすく疲れにくい走りを実現。
ライダーの意思とバイクが一体となる醍醐味を味わえる。
- S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)とは、スズキの電子制御システムの総称です。
ライダーの好みに応じたモードから選択できるスズキドライブモードセレクター(SDMS)
スズキドライブモードセレクター(SDMS)は、左ハンドルバースイッチにより、「A」・「B」・「C」の3つの走行モードから任意のモードを選び、エンジン制御マップの切り替えが可能。ワインディング、市街地、高速道路など、様々なライディングコンディションにおいて、ライダーの好みに応じた走行モードを選択することができる。
どのモードでも最高出力値は変わらない。
Aモード (アクティブ) |
最もシャープなスロットルレスポンスであり、すべてのスロットル開度において最大のエンジン出力が得られる特性。 |
---|---|
Bモード (ベーシック) |
Aモードより中間のスロットル開度においてスロットルレスポンスがややマイルドな特性。スロットル操作に対する発生出力がリニアで扱いやすいことが特長。 |
Cモード (コンフォート) |
Bモードより高いスロットル開度までスロットルレスポンスがマイルドな特性。最も穏やかなスロットルレスポンスとトルク特性が特長。 |
5段階から選択可能なスズキトラクションコントロールシステム(STCS)
エンジン出力を効率よく路面に伝えることが可能になり、より快適なライディングを楽しむことができる。路面の状況や、ライダーの
好みや経験より、5段階+OFFの6モードからトラクションコントロール介入レベルを選択。
前後輪の速度センサー、スロットルポジションセンサー、クランクポジションセンサーおよびギヤポジションセンサーの情報により、リヤタイヤのホイールスピンを検出した際、速やかにエンジン出力を低減するシステム。
- トラクションコントロールシステムは、あらゆる条件下で後輪のスリップ(スピン)を完全に制御したり転倒を防止したりするものではありません。
電子制御スロットルシステム
32ビットECMがスロットルバルブの動作を制御することで、リニアでスムーズなスロットルフィーリングを実現。このシステムは、より緻密な制御が可能で、SDMSの各モードの動作を最適化している。また、コーナー出口でスロットルを開いたときのコントロール性が向上している。
双方向クイックシフトシステム
ライダーがクラッチやスロットル操作をせずにシフトアップ/ダウンが可能。シフトアップ時、自動的に出力をカットし、トランスミッションギヤドッグに噛合っている駆動トルクの負荷を瞬間的に抜く。滑らかでスピーディーなシフトアップが可能となり、ほぼ連続的な加速を得ることができる。シフトダウン時は、スロットルのブリッピングやクラッチ操作をすることなく、自動的にスロットルバルブを開き、エンジン回転数を次のギヤ比に見合う回転数まで上げ、スピーディーかつスムーズなシフトダウンを行うことができる。
スズキイージースタートシステム
スズキイージースタートシステムを装備。スターターボタンを押すと一定時間スターターモーターが回転。ECM(Engine Control Module)が始動状況を認識してスターターモーターを止める。スターターが作動してエンジンが始動するまで、スターターボタンを押し続ける必要がない。
ローRPMアシスト
発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度、クラッチスイッチの情報を用いて制御するローRPMアシストを採用。
発進時のエンジン回転の落ち込みが緩和され、スズキクラッチアシストシステム(SCAS)と連携して、さらにスムーズな発進を実現。また渋滞時の低速走行や、Uターンの際もエンジン回転の落ち込みを感じにくく安心感が得られる。
NEXT STEPS
-
展示車・試乗車検索